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ふたば漢方薬局
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投稿日時: 2006-11-19 17:17:00 (2566 ヒット)

 麦とろを噛まずに飲み込んでも、胸やけや消化不良で悩まされることがないのは、誰でも経験しているとおりです。これはヤマノイモに消化酵素のジアスターゼが、他の食品にくらべて極端に多いためで、ほかにも多くの酵素が含まれ、米飯その他のデンプン質食品もすみやかに消化してしまいます。
 ヤマノイモは漢方では山薬(山のクスリ)と書いてサンヤクといい、強精強壮薬として大変優れた薬効を持っています。まさに医食同源を代表する食品なのです。
 近年、漢方薬の普及に伴って、中高年以降の強壮薬として有名な薬となった八味丸(はちみがん)の主成分のひとつがこの山薬です。
 漢方では消化器系を補い、肺や腎の働きを活発にするとして、滋養強壮・消化促進効果があり、ねあせ・衰弱時の発汗・下痢・糖尿病・頻尿・おりもの・腰痛・咳嗽(セキ)などに効くことが分かっています。
 消化酵素の働きを期待する場合は生で、逆に冷えて下痢したり、夜間尿の多い人は、熱を通して食べる方がより効果的といえるでしょう。いま話題の薬膳には、必ずこの山薬の乾燥したものを使ったスープ料理が登場します。


投稿日時: 2006-10-10 15:29:46 (2342 ヒット)

 ブドウの原産地は西アジアで、中国で最初にブドウの効能が記載された書籍は1〜2世紀の『神農本草経(シンノウホンゾウキョウ)』です。
 わが国には奈良時代にあたる8世紀に渡来した果物です。特有の甘味の主体はブドウ糖で、これに果糖・庶糖・転化糖が混じり合っています。酸味は、酒石酸・クエン酸・リンゴ酸などの有機酸が作りだし、軽い渋味はタンニン酸がもたらします。
 中国漢方では、のどの渇きや痛みを治し、利尿作用があり、食欲を増進し、顔色を良くし、血液を増加させる滋養強壮の果物とされています。
 またブドウから作られたブドウ酒は食欲増進・増血・血行促進の薬用にヨーロッパでも使われ、料理に使われる酢は大半がワインビネガーです。
 目に良いと言われているブドウを食べ過ぎると体に熱がこもり、目に悪いと古い書籍に記載されています。気をつけましょう。


投稿日時: 2006-09-10 17:51:29 (2273 ヒット)

 ビワは夏の果物で、口当たりよくさわやかな香りで愛されています。その花も葉も木の皮もそれぞれの効能があります。
 ビワのオレンジ色の色素にはβ-カロチンが含まれ、体内で徐々にビタミンAに変わり、目の網膜の機能を保ち、粘膜の乾燥を防ぎ、疲労や視力の回復に役立ちます。同時に体の酸化を防ぐことによって、動脈硬化や老化を防止する効能もあります。
 また、ビワの渋みにはポリフェノール類のタンニンという成分が含まれ、抗酸化作用や抗老化作用があり、慢性病の回復にも役立ちます。
 ビワ葉は、有名な薬草で、咳や嘔吐、暑気あたり、疲労回復によう利用されます。塗り薬として外用したときは皮膚の炎症の改善や痒み止めに効果があります。しかし、葉の裏面に細かい毛があり、そのまま煎じて毛が浮き出た汁を飲むと、のどに刺激を与えて、かえって咳がひどくなります。咳の場合には、乾燥した葉の裏にある毛を除いてから使いましょう。ミツで炒めてから他の漢方薬と一緒に使います。嘔吐の場合にはハチミツを混ぜずに毛を除いたら布で別包にして使います。江戸時代の川柳に「枇杷と桃葉ばかりながら(憚りながら)暑気払い」という句が残っていますが、ビワ(枇杷)の葉は暑気を払う効能があることを示しており、庶民の間でも愛用されていたのです。


投稿日時: 2006-08-10 17:54:21 (2642 ヒット)

 原産地はアフリカで、日本では明治中頃にヨーロッパから温室メロンが導入され、大正にかけて普及しました。温室メロンと露地メロンがあり、露地メロンにはカリウムとビタミンC、カロチンがより多いですが、差はそれほどありません。
 メロンは円形、長形さまざまあり、また、ネット系、ノーネット系などの種類に分けられますが、その効能は似ています。ほかにメロンの種や花、葉、ツル、ヘタともにそれぞれの効能があります。種は、甘味で「寒性」で、効能は口臭や腰膝の痛み、下腹部の痛み、便秘に。ヘタは苦く「寒性」で、効能は全身浮腫や咳痰、頭痛、てんかん、黄疸に。花は胸の痛みや咳に。葉は脱毛や打撲に用います。 
 メロンは「寒性」で気を降ろす効能があるため、熱っぽい高血圧の方にはよいのですが、冷え性のある方には合わないため、おいしさを少し味わう程度にして、冷えの回復のためには逆効果と心がけましょう。
 また、「妊婦」は冷えると胎児の発育に不利ですので、あまり冷やさないように、室温に戻したあと控えめに食べましょう。


投稿日時: 2006-07-11 09:24:32 (2024 ヒット)

 ミョウガは日本原産で、しかも日本でしか食用とされない野菜のひとつです。中国では食用としませんが、江西や浙江などの山村に生えていて、葉やミョウガを煎じたり、汁などを薬用としています。
 物覚えの悪い般特という坊さんは自分の名前まで忘れてしまうので、かわいそうに思ったお釈迦様が、名前を書いた札を首にかけてやったところ、その札のことまで忘れてしまった。般特が死んで葬られた墓からおかしな草が生えたので、名前を荷った般特にちなみに茗荷という名前がつけられたという話があります。
 花序と若芽には精油や辛味成分を含むほか、ビタミン類やミネラルなどもあり、昔から薬味や漬物として用いられました。精油は補温性の浴料となるほか、しもやけなどに効果があります。
 ミョウガの生葉を粗く刻み、手拭い二つ折りの袋にたくさんつめて、浴槽に浮かべて入浴すれば、香りもよく、湯冷めしにくくてからだが温まりますから、神経痛やリュウマチ、肩こり、腰痛、冷え性などに効きます。浴槽の中で、袋をもんで精油を出すようにすればいっそう効果的です。


投稿日時: 2006-06-11 09:24:43 (2000 ヒット)

 サクランボウは、東洋では桜桃(オウトウ)と呼ばれ、中国ではすでに唐の時代の薬物書に咳止めとして、その果実が記されています。しかし、わが国で栽培が始められたのは、明治に入ってからです。
 原産地は中央アジアで涼しい気温を好み、福島・山形・秋田・北海道などで栽培されています。美しいピンク色はケラシアニンという色素で、ビタミンA・B1・B2・Cや、ミネラル、ことにカリウムを多く含んでいます。甘味成分として転化糖や庶糖が、また酸味として、クエン酸・リンゴ酸・酒石酸が入っています。
 薬効としては、鎮咳作用をもつアミグダリンが含まれているため咳止めとして働き、1日10個くらいを食するとよいでしょう。また強壮剤として元気をつけ、顔色をよくする効果をもち、美人をつくるといわれています。またヨーロッパでは便秘時の通便の果物として用いられています。
 また、サクランボは他の露地の果物より一歩早く熟するのでその性質は「熱性」といわれています。熱っぽい高血圧の人などはおいしいといって食べ過ぎないようにした方がよいでしょう。


投稿日時: 2006-05-11 09:26:12 (1782 ヒット)

 古くから日本のいたるところでとれたしじみは、日本人の食卓には欠かせない貝の一つです。日本には、川の中流以上に住むマシジミと海に近い河口に住むヤマトシジミがいますが、食卓に上がるのはほとんどがヤマトシジミの方です。
タンパク質を主成分に、各種のビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。
 しじみのタンパク質は、含有量こそ少ないものの、質は最高。アミノ酸バランスを示すプロテインスコアはなんと100で、肉や魚に劣らない大変優秀なタンパク質です。
 貧血に効果のある鉄分は1食分(20g)当たり2mgあり、これは成人女性の必要摂取量の1/6に相当します。しかも、吸収しにくいといわれる鉄分も、アミノ酸のバランスがよいため、効率よく吸収することができます。
 赤血球を増やすビタミンB12も豊富で、貝には珍しくカルシウムも多くあります。
 昔から黄疸や二日酔を治すのにシジミの味噌汁がよいと言われていますが、これはシジミの中にメチオニンシスチンといった肝臓を強くするアミノ酸が多く含まれていることと、シジミのエキス分が胆汁の分泌を促進するからです。


投稿日時: 2006-04-11 09:27:27 (1895 ヒット)

 ワカメは、褐藻類渇コンブ科の植物で、ワカメの「め」は海藻のことで、早春から6月までに採集した若いものを食用にするので、ワカメの名があります。万葉集には玉藻(たまも)の名で数多く歌われています。
 漢方ではホンダワラを海藻の名で利尿や甲状腫などの腫れに用います。ワカメはヨード、カルシウム、カリウムといったミネラル分、ビタミン類を豊富に含み、コンブと同様に便秘の解消、骨歯の強化、髪つやの増進、利尿作用による浮腫の除去、血圧降下作用による高血圧の予防と改善、血栓ができるのを防ぐなどの数多くの働きをもちます。
 しかもコンブのように塩分の心配がなく、カルシウムの含有量はコンブより多く、お年寄や成長期の児童、妊産婦の方にはぜひ食べていただきたい食物です。
 しかも良質の繊維質をサツマイモと同じくらい含んでいるので、便秘の解消によく、若い方の美容にも最適です。毎朝、お味噌汁の中に入れていただいたらいかがでしょうか。


投稿日時: 2006-03-11 09:28:38 (2303 ヒット)

 「月とスッポン」という言葉があります。月もスッポンも丸いが、同じ丸でも随分と異なり、比較にならぬほど相違することを意味する言葉です。
 3月に入ったとはいえまだまだ寒い日があります。スッポンは冬眠をしますが、泥の中にスッポンがいると、冬にその部分だけが凍らないといわれるほど精の強い動物だといわれています。
 その肉は、体を温める作用を持ち、滋養強壮、強精剤に用いられますが、衰弱性の微熱、神経性の下痢、脚気によるむくみ、痔、白帯下(こしけ)の改善にもよく効きます。
 スッポンは甲羅、爪、膀胱、胆嚢を除いてはすべて食用に使われ、各部分で効用も異なります。精力がつくといわれるスッポンですが、漢方書には気力を増やす(益気)、血液中の余分な熱を取り去る(去血熱)、風邪などの急性疾患(傷寒中風)、肝臓、腎臓などの機能不全(補陰)、月経不順、不妊症などの婦人病(血か)、心身の衰弱(虚労)など、実に多くの効力が書き記されています。


投稿日時: 2006-02-11 09:29:45 (1914 ヒット)

 ゆずようかん、ゆずもち、ゆずみそ、ゆべしなど、香り、実、皮ともに昔からさまざまに利用されています。特に利用範囲の広いのは、その香りです。
 香りの成分は皮に含まれる精油成分が主なもの。これには、温熱効果があり、冷え性、リューマチ、神経痛などによいわけです。また、果汁に含まれるのはビタミンC、B1、B2で、ヒビやアカギレなどの手荒れを整える薬効も備え、鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルは、貧血などにも効用があるというわけです。
 冬至のゆず湯は過ぎてしまいましたが、鍋物に吸い物にと冬にゆずは欠かせません。ゆずの木の原産地は中国揚子江上流といわれていますが、やはり寒い地方のものです。
 ゆずは香りを使うもので、あまり果実は利用しないのですが、果実酒だとどちらも利用でき、またビタミンCもたっぷりです。
 ゆず6個は水洗いし、輪切りにして保存瓶に入れます。そこにはちみつ400g、ホワイトリカー1.8箸鮹蹐、涼しい所に3ヶ月ほど放置したあと、ゆずをこして出来上りです。
 1日に盃1〜2杯ずつ飲むと貧血、動脈硬化予防、疲労回復などにいいでしょう。
 ゆずの季節には安いものが出回りますから、多めに買って冷凍しておきいつでも使えるようにするとよいでしょう。


投稿日時: 2006-01-11 09:30:43 (1779 ヒット)

 カキは、イボタガキ科の二枚貝で、ローマ人は2000年前から養殖を始めたといわれています。わが国でも5世紀の頃、天皇にカキを詠んだ歌が献じられたと「古事記」に書かれています。世界各地の貝塚からカキの殻が出土されることからも人類最古の食物のひとつであった事がわかります。
 カキは”海のミルク”といわれるように、実に栄養に富み、10%近く含まれるタンパク質は、全ての必須アミノ酸を含む20種以上のアミノ酸から構成される良質のものです。またビタミン類はAから始まってB1、B2、B6、B12、C、D、イノシトール、葉酸などが含まれ、ミネラル類としてカルシウム、カリウム、リン、鉄、ヨード、マンガン、亜鉛、コバルト、マグネシウム等が入っています。さらに活力源であるグリコーゲン、細胞を強化し肝臓を改善するタウリンも含まれ、しかも消化吸収が抜群です。
 漢方ではその肉を、滋養強壮剤として薬用に利用し、また貧血の改善などにも用います。肉に含まれている良質のタンパク質とともに造血に欠せないビタミンB12、葉酸、鉄、亜鉛の存在が治療を助けるのです。また二日酔を改善し、肝臓を強化し、眼精疲労を治す作用もあります。
 さらに血中のコレステロールを除いて、血行をよくしますので、顔色をつややかにし、肌をきめ細かくする内面美容の効果をもたらします。
 殻は牡蛎(ぼれい)とよび、漢方処方によく配合されます、制酸剤であり、のぼせをとり、神経衰弱を治す鎮静剤の働きを発揮します。ちなみにナポレオンや武田信玄もカキの愛好者であったといわれています。


投稿日時: 2005-12-11 09:31:47 (2016 ヒット)

 お米がおいしい季節です。さて、夏の暑い日、白米を水につけっぱなしにしておくと腐りますが、玄米は数日間水につけておくと、芽が出ます。つまり、精米したお米にはすでに生命力がないのに、一方の玄米には発芽するために必要な栄養分がまだ残っているということになるのです。
 収穫された稲は、もみ殻と呼ばれる外皮におおわれています。稲からもみ殻を取っただけのものが玄米で、玄米からさらにぬか層と胚芽を取り、胚乳だけを残したものが精白米です。胚芽のない白米の栄養分は糖質だけです。しかし胚芽のついている玄米には、小さいながらもビタミンEや食物繊維が凝縮されています。玄米は白米に比べてかたくて消化が悪いといわれていますが、それは白米の3倍もの食物繊維のためです。玄米は水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含んでいますが、それらは便秘を予防してくれる他、有害物質を排出したり、腸内でのビタミンB群の合成を促進する働きを果たします。また、血中コレステロールを減少させるリノール酸が豊富なため、動脈硬化などの成人病にもかかりにくくなるなどたくさんのメリットがあります。
 なんだかやる気が起きない、力も湧いてこない、と感じている方にはぜひ、白米より玄米をおすすめします。というのは、糖質はパワーのもとですが、糖質をエネルギーに変えるにはビタミンB1が必要ですので、糖質だけの白米に比べて、ビタミンB1を含んでいる玄米は、それだけで効率よく元気な体をつくってくれるからです。玄米食をしている人は、健康でほどよい体型の人が多いというのもうなずける話です。
 また、玄米はれっきとした漢方生薬で、「粳米(こうべい)」といい、古い書物には「体液の喪失を防ぎ、口渇を止める。恒に食して元気を持続する。」と書かれています。
私たちが日ごろ使う空咳のときに使う漢方薬の麦門冬湯(ばくもんどうとう)や糖尿病に使う白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)にも、この粳米すなわち玄米が入っています。薬食同源そのものです。


投稿日時: 2005-11-11 09:32:34 (1853 ヒット)

秋はキノコの季節。年間を通して手に入るなめこは、日本特産のきのこです。北海道や東北などのブナやナラ、トチなどの枯れ株に群生するなめこを食べる習慣は、戦前はその地域だけに限られていましたが、人工栽培の技術の発達によって、年中入手できるようになりました。
なめこは、うまみや香りの成分が少なく、ぬめりと水分の多いのが特徴です。96%が水分で、栄養価が高いとはとてもいえませんが、独特のぬめりが好きだという人は多いようです。
さて、このぬめりの正体は、タンパク質の分解・吸収を高める働きのある食物繊維、ムチンです。ムチンには胃の粘膜を保護する働きもありますので、疲労しているときには、体にやさしい食品です。また、アルコールを飲む前に食べれば、悪酔いを防いだり、肝臓への負担を減らしたりする効果もあります。
昨今、きのこ類は、そのコレステロールを下げる作用や制ガン作用が注目されており、しいたけやえのきに比べると少ないとはいえ、なめこにも同様の効果が望めるとの結果が報告されています。成人病予防には、心がけてとりたい食品といえましょう。


投稿日時: 2005-10-11 09:33:19 (1674 ヒット)

さんまといえば、有名な落語「目黒のさんま」にも登場する、代表的な庶民の魚。安くて栄養満点の魚です。意外なことに、さんまに含まれるタンパク質は、量も質も牛肉やチーズなどよりずっと優秀なのです。
最近になってさんまが再び見直されてきた理由は、青い魚に含まれているエイコサペンタエン酸(EPA)のためです。
EPAは体内では合成できない脂肪酸で、血液の粘りを取る働きが特に注目されています。血管の中をきれいにしてくれるので、動脈硬化などの成人病対策に効果をあらわすのです。栄養価が高い上に、血管の病気を予防する効果があるとわかりました。
一時魚の焼きコゲに発ガン物質があると騒がれたことがありましたが、実際は、毎日山盛のコゲだけを食べるのでもなければ心配ありません。ところで、さんまの塩焼きに大根おろしを添えるのは、大変理にかなった食べ合わせです。大根の生汁の酵素には、発ガン物質を中和する働きがあるからです。それに大根に含まれる消化酵素には、脂の多いさんまの消化を助ける作用もあります。
ただし、網焼きには欠点があって、脂と一緒にEPAが落ちてしまうのです。EPAを有効にとりたいときは、刺身や煮汁も残さない工夫をしましょう。


投稿日時: 2005-09-11 09:38:43 (2101 ヒット)

プルーンはプラム(西洋スモモ)の一種で、数100種類にも及ぶプラムの仲間の中でも、肉厚で甘みが強いため、最も乾果に適しているといわれています。現在、市場に出回っているのもドライプルーンがほとんど。フレッシュプルーンは夏の一時期に若干量、といったところです。
このプルーン、アメリカでは「ミラクルフルーツ(奇跡の果物)」と呼ばれていますが、それもそのはず、プルーンには各種のビタミン、ミネラルが大変豊富に、しかもバランスよく含まれているのです。
中でも鉄分は他の果物と比べると圧倒的に多く、100g中に含まれる鉄分3.9mg(ドライプルーンの場合)は、グレープフルーツの約40倍、バナナの 約13倍に相当するほど。女性の10人に1人は悩まされているといわれる鉄欠乏性貧血の予防には、もってこいの食品といえるわけです。
ビタミン類においても、カロチンはレーズンの約38倍、B1はりんごの約2.5倍、B2はオレンジの約5倍、ナイアシンはグレープフルーツの8.5倍と、群を抜いています。
これらのビタミン、そしてミネラルは、代謝をよくして病気を治す力をより活発にしてくれるため、低血圧や冷え性、風邪の初期症状、疲労回復にも効果があります。ペクチンという水溶性の食物繊維も豊富で、便通を穏やかに促進する働きもあり、女性にとっては、まさに毎日とりたい「ミラクルフルーツ」といえるでしょう。
プルーンの鉄分は、肉や魚に含まれている鉄分(ヘム鉄)に比べるとやや吸収率が劣りますが、ビタミンCや少量の動物性タンパク質を一緒にとることで、吸収率を倍増させることができます。他の酸味とあわせると風味も増すので、サラダに加えてレモンドレッシングでいただいてはどうでしょう。肉の煮込み料理に入れてもなかなかいけます。
もう1つのポイントは、食後のコーヒーや紅茶を控えることです。というのは、これらに含まれているカフェインには、鉄分の吸収を妨げる作用があるからです。食後にはノーカフェインのハーブティーやほうじ茶をどうぞ。どうしても飲みたい場合でも、食後少なくとも30分、できれば1時間は控えたいものです。
なお、プルーンはとりすぎると下痢を引き起こすことがあります。1日10粒が適量です。


投稿日時: 2005-08-11 09:42:22 (1784 ヒット)

今年の夏は沖縄旅行が大人気とか。沖縄を代表する野菜のひとつがゴーヤです。少し前はテレビドラマの影響で、ゴーヤマンの相性で子供たちにも親しまれていましたね。そのゴーヤ、その苦みが苦手とよく言われますが、夏野菜の王様ともいわれる由縁は、あの濃い緑色とビタミンCが豊富なこと。ビタミンの含有量はレモンやキャベツの約4倍、同じウリ科のきゅうりの約10倍もあります。
夏バテ防止の効果だけではなく、最近ではガン物質の抑制・鉄分の吸収を助けるなどの働きもあると言われています。チャランチン、モモルヂシンという成分に血糖値降下作用が化学的に認知され糖尿病対策としても期待をよせられています。
また種子には、ダイエット効果や抗ガン作用が注目される共役リノレン酸が豊富に含まれています。食べると体の中で代謝され、素早く共役リノール酸に変わります。共役リノール酸はCLAとも呼ばれ、体脂肪の燃焼を促進する効果が確認されているダイエット成分。種も一緒に取れるゴーヤ茶が「体脂肪を減らす」として注目されています。ゴーヤーの共役リノレン酸を食べると、CLAを直接摂るよりも早く血液中のCLA濃度が上がり、CLAの効果を得やすいといわれています。日本では、種子やワタを除いてから調理することが多いですが、フィリピンでは種子も食べているそうです。
ただ、ゴーヤは夏の野菜として体の熱を冷ます性質があるので、冷え性の人は油を使ったり火を通すなどして調理したもので摂るようにするのがよいでしょう。


投稿日時: 2005-07-11 09:44:51 (2553 ヒット)

 かつて日本では、つるむらさきを観葉植物として、つやのある赤紫色の葉や茎を見て楽しんでいました。しかし、その栄養価はとても高く、東南アジアの特に暑い国では、古くから日本のほうれん草のように健康野菜として食べられていました。
 つる草の一種であるつるむらさきは、他のものに巻きついて伸びますが、主につる先から15cmくらいまでの茎が食用にされています。味は、やや泥臭い感じですが、ほうれん草よりはアクもなく食べやすい野菜です。カルシウム・カリウムを特に多く含み、リンやナトリウム・鉄・亜鉛などのミネラルとビタミンA・E、葉緑素や脂質も豊富に含んでいます。旬は夏。
 つるむらさきを毎日食べると、高血圧の予防や糖尿病などの成人病に効果があります。また、鉄分が豊富なことから、貧血にもよく効く他、バセドウ病や肝臓病・便秘などにも効果を発揮します。
 生葉を使っての薬用酒は造血を盛んにし、ストレスの予防にも効き目があります。
 茎はきざんで天日で乾燥させ、つるむらさき茶にすれば、タンニンのない鉄分豊富な貧血防止茶になります。


投稿日時: 2005-06-11 09:45:51 (2064 ヒット)

 たくさんの食物繊維を含んでいるところから、腸の掃除をするセロリは、通じをよくし、肉食の多い人に増えている大腸ガンを予防するなどすばらしい効果を発揮してくれます。
 セロリの葉にはビタミンAが多く含まれ、ビタミンB1・B2・カルシウム・カリウム・ナトリウムなどの成分もあります。そのため茎だけでなく、葉の部分も肉と一緒に煮込むと、肉の臭みがとれ、スープにコクが出ます。
 セロリを日本に伝えたのは、戦国武将の加藤清正という人です。この人の名をとって、当初はキヨマサニンジンと呼ばれていました。しかし、セロリが放つ特有のにおいのために、多くの日本人は受け入れることができず、食卓に定着したのは近年になってから。香りの少ないコーネル種がつくられるようになってからのようです。においだけでセロリを嫌う人もいますが、この独特の香りはアピインを主成分とし、イライラや頭痛をやわらげてくれます。古代ギリシャでは、セロリの冠をかぶると、二日酔いがおさまると信じられていたようです。
 またセロリのように香りのつよい野菜には、血栓を予防する効果がわかっています。ニンニク・シソ・パセリ・タマネギとともに血液サラサラの野菜として、ぜひご利用ください。


投稿日時: 2005-05-11 09:46:39 (2016 ヒット)

 5月の青葉薫る風を受けて、青空に泳ぐ鯉のぼりは勇壮なものです。江戸時代端午の節句には、武士は家紋入りの旗差物(はたさしもの)や吹き流しを家の前に飾ったものです。これに対抗して町人は、黄河の上流にある竜門において、他の魚の登れない急流の瀬を見事に泳ぎ上がって竜となるといわれる出世魚の大鯉を、青空を水に見立てて空に泳がせました。
 中国の祝い料理には必ず鯉が供され、登竜門の出世を願いますが、鯉はそれだけでなく健康増進の薬膳としての効用を持っているのです。
 コイをぶつ切りにし、骨も内臓も一緒に入れて味噌汁にしたものがコイこくですが、昔からお乳の出のよくなる食物として親しまれています。中国の古典<本草綱目>にもコイの肉を煮て食べると「セキ・ノボセ・黄疸・浮腫によく効き、水気を下して小便の出をよくする」と記されています。
 心臓病・腎炎・脚気・産前産後のむくみには、あずきと一緒に煮て、その煮汁とともに食べると効果があります。その際むくみには塩分は禁物ですから、できるだけ薄味で。
 コイが最もおいしい季節は8月です。4・5・6月の味の落ちる時期を除けば、いつでもおいしく食べられます。


投稿日時: 2005-04-11 09:47:33 (1712 ヒット)

 幼い頃、おなかをこわした時など、お粥にウメ干しを入れて食べさせられたりしたものでした。昔の人が科学的なウメの効用を知っていたかどうかはわかりませんが、長年の経験から、ウメの持つすばらしい効用を生活の知恵として伝承してきたのです。
 ウメの生には有毒成分があるので、ほとんどが加工品となります。日本ではウメ干し・ウメ酒・梅肉エキスなどが代表ですが、中国では烏梅(うばい)・酸梅膏・糖梅などの加工品がたくさんあります。烏梅は、完熟前の青梅をわら火の煙でいぶして燻蒸乾燥させ、鳥のように真っ黒になったもので、歴として解熱・収斂(止血・鎮痛)・駆虫の漢方薬です。
 ウメ干しは、殺菌・食欲増進・消化を助け、酸化した血液をアルカリ化し、さらに口臭や肉魚の生臭みを消します。ウメの貴重な成分の一つであるクエン酸は、身体に必要なカルシウムの吸収を促し、エネルギー代謝をスムーズに回転させてくれます。
  また梅肉エキスは、青梅1キロからわずか20gしかできません。それだけに同量のウメ干しのおよそ30倍以上の食効があります。
 ウメ酒は、夏場の食欲のないときに飲んで、夏バテを防ぎます。食前酒または寝酒に、1日さかずき1杯を・・・


投稿日時: 2005-03-11 09:48:20 (2017 ヒット)

 「早蕨(さわらび)がにぎりこぶしを ふりあげて山の横つら 春風ぞ吹く」
 と歌われたワラビは、早春の土の甘い香りを口に運んでくれる食物の一つです。
 昔は山から採ってきたワラビを木灰を入れた熱湯中に短時間浸してアクを抜き、水洗いして軒下に吊るし、さらに陰干しにして貯蔵食としてきました。最近は木灰にかえて、重曹を熱湯に溶かしてアク抜きをするようになりました。
 ワラビの中には石灰質が多いので、これを食べると自然に歯や骨が丈夫になるのです。粘り気はもち米より多く含まれています。とにかく山村ではカルシウム源に乏しいですから、ワラビは身体によい山菜と言えましょう。ただし、量が多すぎるとビタミンB1を壊す酵素が含まれているので、脚気などの栄養障害を起こします。またワラビには、微量ながら発ガン物質を含んでいると言われていますから注意が必要です。しかしアク抜きで、分解酵素も発ガン物質も大半が除かれるので、充分なアク抜きを・・・
 また地下茎にはデンプンを含んでいて、ワラビ餅の材料のワラビ粉が採れます。ワラビ粉は滋養強壮として用いられ、解熱剤としての効果もあります。
 インドでは根を下痢止めに、欧州では民間薬の虫下しとして利用しているといいます。


投稿日時: 2005-02-11 09:49:01 (2039 ヒット)

 春にはひと足はやいですが・・・
 山菜・タケノコなどは、日本料理にはかかせないものです。
タケノコはタケ科のタケの地下茎のふくらんだ新芽をいい、掘り出した後は出来るだけ早く食べよといわれます。これは、含まれるえぐ味成分が土から出て24時間たつと2〜3倍に増えるからです。このえぐ味はヌカとともにゆがくと、ヌカのカルシウムと結合して消えてしまいます。
 タケノコは冷える食品のひとつとして、のぼせをとり、腸のぜんどうを促進し、便通に効果があるといわれています。栄養学的にはタンパク質含有量が特に多く、ビタミンB群も入っています。ただ、タケノコはホウレン草と同じく、シュウ酸を多量に含んでいるため、結石の人にはあまり好ましくない食べ物といえます。
しかし、このシュウ酸も高温度にあうと非常に早く消失する性質をもっているので、高温で炒めたり煮たりして食べてください。またタケノコは消化がよくないので、多食は控えましょう。
 最近は使われなくなった竹の皮ですが、これには殺菌防腐力があり、おむすびを包むともちが違ってきます。もう一度見直したい包装資材です。先祖の残してくれた知恵のすばらしさにはおどろかされます。


投稿日時: 2005-01-11 09:49:49 (1592 ヒット)

 コンブは、日本産のものだけでも十余種にも及びますが、主に寒潮区域に多く生育し、熱帯地方には棲息していません。日本では、北海道を主産地として三陸一帯にも生育し、古くから日本特産として中国にも輸出されていました。
 コンブもまた中国の薬物書に収載されている薬効をもった食品です。「十二種の水腫を治し、腹部の塊を去り、できもの及び甲状腺腫などを治す・・」とあり、またコンブを含んだ古典の有名処方として昆布丸(腹部の塊や咽喉、胸のつかえをとる)や昆布散(るいれきや結核を治す)などがあります。
 現代中国医学における主な効用は、甲状腺腫・リンパ結核・慢性気管支炎・水腫・脚気・るいれき・睾丸腫痛などです。
 コンブは、昔ヨードの製造原料としたぐらいヨードを多量に含んでいるので、特に甲状腺腫にはよく効きます。その他、白血病の予防や血圧降下剤としての作用もあります。またコンブをはじめとする海藻類は、他の食品に比べて、血色素を形成するのに必要な鉄や銅を大変多く含んでいます。悪性貧血などの血液疾患に、海藻類はうてっつけの食品といえます。
 しかし、胃腸が冷えて下痢をしやすい時は、多食を避けてください。


投稿日時: 2004-12-11 09:51:00 (3563 ヒット)

 寒くなるとあったかなおでんは嬉しいですよね。
おでんに田楽にと、コンニャクは古くから庶民に親しまれ、体内の石を出すとされてきました。近頃は、ノンカロリーの美容食と珍重されています。
なぜコンニャクが美容食となるのか、その理由を考えてみましょう。
まず第一は、低カロリー食品ということ。主成分はマンナンという多糖質で、それ以外は皆無に等しいのです。しかも人間はマンナンを分解する酵素を持っていないので、ほとんど吸収されず素通りです。
第二は、マンナンの吸収性が強いということ。水につけると膨張して、弾力性を伴った糊性を生じます。コップ一杯のコンニャク製粉から、市販のコンニャクが四十個もとれるほどです。少量のコンニャク製粉を服用して、後で水を飲むと数倍に膨張し、満腹感を感じるのです。
またコンニャクは昔から、、膀胱炎や膀胱結石にもよく用いられます。なぜなら、95%以上が水分なので、我々がコンニャクを食べると、小腸までは分解されず、大腸にきて初めて腸内細菌で分解され、一度に大量の水分を放出します。その大量の水分が利尿を促すため、結石の治療にうってつけの食品なのです。またこれは、便秘を治す効果にもつながります。
ただし、加工品は無毒ですが、新鮮な生のコンニャクには毒があるので、生のまま決して食べないように。また、冷え性の人は、必ず火を通してください。


投稿日時: 2004-11-11 09:51:54 (1893 ヒット)

 きくらげは木のように見え、人の耳に似た形をしていることから「木耳」と書くきのこ類です。味は淡白ですが、くらげのようにコリコリした歯ごたえがあり、中華料理ではおなじみの食品です。黒きくらげと白きくらげの2種類があります。
きくらげは、なんといっても体内でビタミンDに変化する、エルゴステリンが豊富なこと。特に骨を強化するプロビタンDが多く、ビタミンDの効力として約100g中に16000IUと桁外れに沢山含まれていることからも、骨粗鬆症には大変効果的な食材です。
また食物繊維の含有量も、全食品中最高の約7割を占めることから、便秘や大腸がんの予防をはじめ、高血圧・婦人病・動脈硬化対策にも効果絶大。特に黒きくらげには、鉄分が100g中に約44mgも含まれているので、貧血予防にはおすすめです。豊富なビタミン・ミネラルを含む一方で、カロリーが低いので、ダイエット中の方も安心してたっぷりどうぞ。
白きくらげはビタミンB群・Eが多く、きくらげのぬめりはにかわ質で、滋養強壮の効果が強く、老化防止にも有効に働きます。


投稿日時: 2004-10-11 09:52:54 (1570 ヒット)

 子供のころは誰も臭みのあるネギを食べるのを嫌がるものですが、大人になれば薬味として無かったりすると、逆に気の抜けたように思うものです。
 風邪のとき、熱々のうどんにたっぷりのきざみネギや、おろしショウガを加えて食べるとか、きざみネギに生味噌を加え、熱湯を注いでよくかき混ぜて熱いのを飲むなど・・・おばあちゃんの知恵を思い出してください。
 ネギはショウガやトウガラシと並んで辛味の代表ですが、この辛みの強いものはみな発汗作用があり、風邪の初期の治療に利用できるものです。実際、、ネギの白茎部は葱白(そうはく)といってれっきとした漢方薬です。中国医学では辛温解表薬(味が辛く、温める作用があって、発汗させて病気を治す)として分類されています。
 現代、ネギには、その強い発汗作用と消化を促進させる健胃作用・去痰作用・血液循環作用が確認されています。しもやけに、ネギを焼いて患部に貼り付けたり、煮汁でシップするのも理解できます。
 しかし、寝汗をよくかく者や、風邪でも口が渇き発熱して、すでにジットリと汗をかいているような時は避けてください。さらに発汗して体力を落としてしまいます。


投稿日時: 2004-09-11 09:53:48 (1744 ヒット)

 ピーマンは、独特な甘み・辛み・そしてほんのりと苦みを合わせ持った野菜です。最近は緑色だけでなく、赤や黄色のものも多く出まわるようになり、サラダや炒めものの彩りとしても使われるようになってきました。トウガラシやシシトウと同じ仲間で、辛みや苦みが少なく大型で甘みがあります。ピーマンの名前は、トウガラシを意味する仏語のピマンに由来しています。
 ピーマンには、ビタミンCが多量に含まれていて、レモンの含有量にも匹敵しています。しかもこのビタミンCは、油で炒めてもほとんど破壊されないものです。さらにビタミンAをセロリと同じレベルで含有しています。また豊富な葉緑素と食物繊維は、不要コレステロールを排除し、ビタミンPは血管を柔軟にしてくれます。
 採り立ての新鮮なものほど効能が高く、血液を浄化して血圧を安定させ、目の疲れを癒し、視力を強化してくれます。その他、冷えによる下痢や胃痛・糖尿病にも効果的です。葉緑素の多い青菜類が少なくなる夏に、さまざまな栄養素を含むピーマンは、抵抗力を高め、夏バテ防止に威力を発揮してくれます。野菜ジュースなどに加えて常食すれば、ビタミン類の補給になるほか、便通をつけるのに役立つので、特に便秘気味の人は生で食べるのをお勧めします。


投稿日時: 2004-08-11 09:55:11 (2177 ヒット)

 イチジクは古代からおなじみで、聖書には「アダムとイブがイチジクの葉を綴りて裳をつくれり」とあります。むかしは花が咲かないで実がなると思われていたため「無花果」と呼ばれてきました。無花果⇒種がない⇒子孫がなくなる⇒という連想から、イチジクを庭に植えると子供ができないといって嫌う地方もあります。
 イチジクの実は秋の味覚の一つですが、漢方薬として古書では「胃腸の働きをよくし、下痢を止め、痔やノドの痛みをなおす」とその効用が記されています。イチジクの実には、酵素類が含まれ消化作用に優れ、腸の中の虫(回虫など)を追い出すといいます。また古来安産のための必需品として、お産の際なりやすい痔の特効薬とされています。葉を生のまま食べるか、サッと湯通してサラダにすると妊婦の羊水を豊富にし、スムーズな出産を促すともいわれています。さらに痔の外用薬として、葉の煎液をいれたお風呂に腰湯をします。もちろん実を食べるのも悪くありません。
 また、茎や葉からでる白い乳汁には病的組織を腐触する作用があり、イボとりや痔の患部の腫痛にすり込むとよいとされています。ただし、かぶれる人もありますので要注意ください。


投稿日時: 2004-07-11 09:55:55 (2242 ヒット)

 トウモロコシを焼く香ばしい匂いは、夏から秋にかけての味覚ですが、これは未熟果、熟した実も穀物として利用します。コーンフレーク・ポップコーンなどいろいろに加工されています。
 トウモロコシはアメリカ原産で、もともとインディアンが食料としていたものをコロンブスが持ち帰り、スペインに種子をまいて以後、ヨーロッパからアジアに広まったといわれます。日本には戦国時代にポルトガル人が持ち込み、はじめは南蛮黍(きび)と呼ばれていたそうです。
 トウモロコシには、以外とタンパク質や脂肪が多く、比較的多量のグルタミンが含まれていて、健脳効果があります。漢方の古書の本草綱目では「甘・平・無毒・中を調え・胃を開く」とあります。
 またコーン油は、不飽和脂肪酸が多くて、コレステロールを下げ、高血圧・動脈硬化・狭心症などの予防と治療に効果があります。
 しかし薬用として最も利用されているのは、トウモロコシの毛と呼ばれるめしべの花柱です。南蛮黍の毛の意味か?南蛮人の毛に似ているからか?南蛮毛と書き、ナンバ毛と呼びます。昔から腎臓病に用いられ、利尿・血圧降下作用があります。


投稿日時: 2004-06-11 09:56:28 (1622 ヒット)

 エンドウ豆は、熟した豆を利用するほか、未熟なものをサヤごと食べるサヤエンドウ、未熟なグリンピース、その他、塩えんどう、うぐいす豆(煮豆)と色々に利用されています。
 このエンドウ豆、中国の古い書物によれば、「糖尿病のように口が渇くものには、うす味で煮て食べるのがよい。熱を治め、吐き気を止め、下痢を止め、尿利をはかり腹の張ったのを治す。」とあります。また外用の効用としては、癰腫や痘瘡(できもの)に研じて末としてものを塗るとよい。」と書かれています。
 エンドウ豆の効用をまとめれば、胃腸虚弱による嘔吐、下痢、糖尿病、外用としてはできものの類に効があるといえます。糖尿病の方がおられる家庭の食事療法に、うす味で煮たエンドウ豆をせいぜい利用していただきたいものです。
 小豆(アズキ)を赤小豆というのに対して、エンドウを青豆といったものです。アズキにないビタミンAが含まれている点も特徴です。
 その他民間経験方では、産後の乳汁不足などにも常食としています。


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