L.ロイテリ菌(乳酸菌)Q&A(ろいてりきん)
L.ロイテリ菌 Q&A

⇒ロイテリ菌に関する研究データはこちら

 Q:
漢方薬局(板藍茶を勧めている)が、何故乳酸菌? 何故L.ロイテリ菌?
 A:漢方は2000年以上も前から続き、人の体がもつ本来の力を蘇らせたり、整えて治療していく医学です。
  冷蔵庫の普及などの生活環境変化で、アトピーなどの病気も増えてきています。
  日本人はもと、味噌汁・納豆・漬物といった発酵食品や野菜をしっかり摂るような食生活でしたが、
  欧米化した脂もの(乳脂肪)や甘ものが増えているため、私たちは治療に際して常に食の改善を
  訴えてきました。
  しかし、習慣となっているものをすぐに変えるということは難しいものです。
  漢方の効果を少量・短期間で発揮するために、乳酸菌摂取による腸内菌質改善をお勧めしています。
  その中でもL.ロイテリ菌は母乳由来で、本来母から与えられる自然の力(先天の気)です。
  そして、"脂を食べる乳酸菌"としても注目されています。
  1日100円という安価で、赤ちゃんから高齢者まで安心して摂取できますので
  ぜひこの”漢方薬局からの提案”をお試しください。



                         ⇒ロイテリ菌に関する研究データはこちら
乳酸菌に関して
Q:何故、L.ロイテリ菌なんでしょうか
A:1.ヒトの母乳由来で安全性と科学的根拠があり乳児から摂取できる
  2.生きて口内(感染の第一防衛線)と腸管に定着して菌質改善する
  3.ロイテリンのような抗菌物質を産生する
  以上の理由から、漢方を有効に働かせるための腸内環境整備、免疫(腸管免疫)調整作用による
  アレルギー・感染症対策のさらなる向上が期待できるためです。
  板藍茶と併せて家族でぜひ実践してほしいものです。

※腸管免疫とは
  私たちの腸管は、食物を消化・吸収すると同時に免疫器官でもあります。
  腸管は両端に位置する口腔と肛門を介して外界と接しているため、内なる外界ともいえます。
  腸管粘膜は、細菌、ウイルス、寄生虫や化学物質などのさまざまな異物に絶えずさらされ、
  これらの異物から身を守るために発達した仕組みが腸管免疫系です。
  また、食べた物への過剰な応答(食物アレルギー)を抑えるのも腸管免疫系の重要な役割です。

Q:最近話題の1073R-1乳酸菌がインフルエンザ予防で話題ですが
  同じような作用は期待できるのでしょうか?

A:R-1は「ラクトバチルスブルガリカス」で、ロイテリ菌は「ラクトバチルスロイテリ菌」で、
  同じ乳酸桿菌ながら種類が少し異なります。
  同じEPS(体外多糖体)を持っているので同等の効果は期待できます。
  しかし、長期に摂取してこその免疫作用ですから、にわかに服用したからといって予防効果は
  大きく期待できないと思います。

Q:ロイテリ菌は「脂を食べる乳酸菌」としてダイエット効果があるのですか
A:ダイエット効果というよりも体重増加抑制になります。ロイテリ菌はトリアシルグリセロール(中性脂肪)を
  好んで食します。ラットに栄養価の高いエサを食べさせるとき、ロイテリ菌を一緒に摂ると体重の増加を
  23%まで抑制したというようなデータも出ています。

Q:乳酸菌は生きたままでは腸まで届かないと聞きましたが
A:L.ロイテリ菌は全てではありませんが、胃酸や胆汁に耐えて腸まで届きます。胃、十二指腸、
  回腸の一部を採取してコロニーの形成を確認しています

Q:菌質改善の目標期間はどのくらいにおいたらよいでしょうか?
A:治験等では、2~3週間で効果を認めておりますが、全体の菌質改善ですとできれば
  3ケ月を最初の目標にしてはいかがでしょうか。

                          ⇒ロイテリ菌に関する研究データはこちら
商品に関して
Q:他の乳酸菌製剤に比べて安価(1日分100円)なのは
A:メーカーコメントは、”他の乳酸菌製剤と比較して価格を決定したわけではなく、製造コスト、治験コスト、
  人件費、物流費など含む適正な価格で世界中に提供しています。”とのこと。

Q:赤ちゃんが飲んでもよいのですか
A:ヒトの母乳由来なので、未熟児を含む乳児や幼児に、リキッドタイプのもので安心して
  摂取させることができます。
  妊娠中の方も安心してはじめられます。粒タイプは子どもも喜ぶストロベリー味です。

Q:どのくらいの量、期間試したらよいのでしょうか
A:まず3ヶ月を目安に、リキッドなら1日1回5滴、タブレットなら1日1粒を摂取し、菌質改善を体感ください。
  大人も子どもも同じです。

Q:服用時間はいつがよいのでしょうか?
A:厳密ではありませんのでいつ服用されても構いません。
  しかし、理想的な服用は朝、夜の歯みがき後をお勧めします。
   (最重要なことは定期的な服用になります)

Q:タブレットはそのまま飲んでも噛んでも、作用に変わりはありませんか?
A:作用に変わりはありませんが、できれば少しでもお口の中での滞留時間を長くしたほうが
  口腔内での効果の期待とあわせ有効と考えます。
  また、そのまま飲み込むと喉に詰まる危険がございますので避けられたほうがいいと思います。

Q:タブレットは砕いて、お湯などに溶かしてもよいでしょうか?
A:砕くのは構いませんが、アルミシートから出して砕くと汚染の可能性がありますのでお勧めは致しません。
  また、お湯に溶かす場合もお湯の温度が高いと菌が死ぬ(菌数が減少)してしまいますので、
  人肌以下で行なって下さい。
  また、固形物が苦手な方にはリキッドタイプをお勧めします。

Q:タブレットはPTPシートから出た状態でも問題ありませんか?
A:シートから出されて放置しますと、ロイテリ菌が酸素に触れて活性が落ちてしまいます
  (嫌気性のため)ので、すみやかに服用することをお勧めします。

Q:リキッドはお茶やみそ汁などに入れて飲んでもよいでしょうか?
A:可能ですが、温度には気を付けなければなりません。
  菌の活性には温度と時間の関係がありますので一概に何度まで大丈夫かは明言できません。
  (人肌の温度が理想です)

Q:服用開始で体に変化を感じる場合、どのようなことがありますか?
A:これには個人差がございますので一概には申し上げられませんが、
  ・起床時の口腔内のネバネバ感が無くなった
  ・口臭が軽減された
  ・便通が良くなった
  ・ニキビ、吹き出物が減った
  ・湿疹が軽減された  などのご感想をいただいています。

Q:ずーと飲み続けてもよいのでしょうか?
A:理想的には毎日定期的に服用することです。休む必要はありません。
  多量摂取による安全性も確認しているので安心してお飲み下さい。

Q:同時に飲んで作用を減弱させるようなものはありますか?
A:ありません。強いてあげれば抗菌剤がありますが、全てそれで死滅するわけではありません。
  むしろ、併用することにより抗菌剤による副作用の軽減や、腸内菌叢の乱れを整えます。

Q:1粒、5滴にどのくらいの数のL.ロイテリ菌が存在しているのでしょうか?
A:2~3億生存しているとお考え下さい。

Q:商品保管で注意する点はありますでしょうか?
A:タブレットの場合、室温でも保管できますが、直射日光を避けて25℃以下で保存されることを
  お勧めします。
  リキッドタイプの場合、冷蔵庫で保管して下さい。
  また、一旦開封されますと3ヶ月以内(1回5滴で50回分の内容量)に消費されることをお勧めします。