板藍根(味:苦 性:寒 帰経:心・胃・肺)

板藍根の商品⇒板藍茶・板藍のど飴

現在市販されるは主に2種類あり、華北と華南で:原植物が異なっている。

華北で用いられるものは、アブラナ科のホソバタイセイIsatis tinctoria L.およびタイセイI. indigotica FORTUNEの根を乾燥したもの。

華南で用いられるものは、キツネノマゴ科のリュウキュウアイBaphicacanthes cusia BREMEK.(=Strobilanthes flaccidifolius NEES)の根および根茎を乾燥したもの。 【原色和漢薬図鑑より】

 

 

アブラナ科のホソバタイセイ(菘藍Isatis tinctoria)やタイセイ(草大青I. indigotica)、キツネノマゴ科のリュウキュウアイ(馬藍Strobilanthes flaccidifolius)の根茎および根を用いる。これらの葉や枝葉は大青葉、精製された藍色の色素は青黛として生薬が用いられる。

ホソバタイセイはヨーロッパや南西アジアが、タイセイは中国が原産とされている。【漢方のくすりの事典より】


板藍根の商品⇒板藍茶・板藍のど飴

 

K社刻み品:河北省産 リュウキュウアイの根・地上茎

 

U社刻み品:広東省産 リュウキュウアイの根(本当に根?)

板藍根の商品⇒板藍茶・板藍のど飴