冬はマイナス40度にもなる酷寒のシベリアに自生
する、強い生命力を持つ植物、それが「シベリア人
参」です。
別名「命の根」とも呼ばれています。特にアムール
川流域に産するものは高品質といわれ、シベリア地方
の厳しい寒さをしのぐために珍重されてきました。
旧ソ連や中国、さらにドイツで研究が重ねられ“ア
ダプトゲン”(環境適応源)という新語がこのために
つくられました。
最初は主として、炭坑や溶鉱炉、深海などの過酷な
条件下で作業に従事する人々の健康維持のために用い
られました。
最近では、宇宙飛行士やオリンピックをはじめとす
るスポーツ選手にとっても必要不可欠な食品の一つと
なっています。
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