第19回放送 2013年1月7日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、
日常の話題を通して漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、きょうが今年初めての放送となりますが、昨年はたいへんお世話になりました。
毎月新しいことを伺えてとても勉強になっています。

緋田:こちらこそ、漢方の難しい話しを石田さんが分りやすい言葉を置き換えてくださり助かっています。
私の方こそ表現の大切さを勉強させていただいています。今年もよろしくお願いいたします。

石田:さて、先生。今年の冬は本当に寒いですね。
12月からこんなに寒いって最近ではあまりなかったような気がするので、余計に体にこたえますよね。
寒さのせいで風邪を引いたり、冷えがきつくてつらい人も多いでしょうね。
この時期、どんな風に乗り切ったらいいのか、漢方の立場からアドバイスいただけますか?

緋田:いつもお話ししていることと重なりますが、この寒さは自然界の邪(邪魔の邪という字を書く)であり、
これを外からの邪・外邪(がいじゃ)と漢方では言って、冬はその中の寒邪がもっとも強く体に襲いかかります。
北海道の人には平気な寒さも、温暖な岡山の人にとってはこの程度の寒さでも邪となってしまうわけです。
同じ寒さでも人によって、地域によってその影響は異なります。というか、実際は気温の問題でなく気温差の
問題ということが出来ます。
薄着をしていて急に寒くなったり、逆に厚着し過ぎ汗をかいたところで冷えてしまったりした場合に、
風(ふう)が寒邪と一緒に体に襲いかかって、風邪(ふうじゃと書いて)風邪となるわけです。
しっかり、生姜など辛い味のものを上手に料理に取り入れ、温度変化に注意するとともに内側からも
しっかり温めておくようにしましょう。

石田:ところで、今日は七草ですね。
おなかを休めるためにということで取り入れてるんですよね。
こうやって食生活の面からも体をいたわる習慣がちゃんと取り入れられているんですよね。

緋田:さすがによくご存じですね。
温かくて消化のよいお粥と七草の薬草パワーでお正月の飲みすぎ食べすぎで疲れた胃腸をいたわってくれるとともに、
腸内環境を整えて免疫力アップも期待していると思います。私も今朝食べてきましたよ。
古来からの習慣とか行事というものは、積み重なった経験からくる漢方のようなものですから、ぜひ守っていきたいものです。
現代は、R-1乳酸菌のヨーグルトが免疫力アップで注目されていますが、これも腸内環境を改善するからなのです。
当薬局では、Lロイテリ菌という母乳由来の乳酸菌で、免疫改善をすすめています

石田:そして、この時期受験生をお持ちの方にとっては、体調管理は本当に大切ですよね。
インフルエンザやノロウイルスなども流行ってきていますからね。
これまでにも何度もご紹介してはいますが、板藍茶など備えできるものはできるだけ備えておきたいですよね。

緋田:19.20日にはセンター試験で最後の追い込みというところでしょうか。
高校受験もこれからというところで、ノロウイルスやインフルエンザの話題には敏感になってしまいますね。
寝不足で頑張って勉強し、締め切った部屋での試験ですから、しっかりとした対策が必要でしょう。
毎年冬には抗菌・抗ウイルスの働きを持つ板藍根という薬草のお茶、板藍茶やそのエキスを練りこんだのど飴を
常備していただくよう、ふたば漢方ではその普及を進めているんですよ。
防衛というと、うがい・手洗・マスク、そして睡眠食事で免疫力を上げておくという方法しかない中で、お茶や飴ということで、
手軽にいつでもすぐに対応するということで、実際利用いただいている方々からはとても喜ばれています。

石田:家庭への常備というのもおススメですね。

緋田:とにかく安心できるものを手元に置き素早く利用というのが大切です。
これをちゃんと行ってもらうことは、病院での治療ではなく、私たち薬局、特に漢方を専門とする薬局の大切な役割だと
思っています。
まず、板藍のど飴は必ずポケットにです。いまもホレ・・多くの人と接した後はスキを見てすぐのど飴。
外出から帰ったら、手洗・うがいしたのちに板藍茶を飲んでおく。
もし、ノロウイルスのように胃がムカッとしたり、身近な人が感染している場合は、漢方薬のかっ香正気散(かっこうしょうきさん)
商品名:勝湿顆粒と板藍根を併用するとよいでしょう。もう一度、名前を言いますね。かっこうしょうきさん
板藍根がいくら抗菌抗ウイルス作用を持っているといってもその作用は優しいもので、ウイルスに感染して
症状が強く出てしまっていると、効くとは言えない程度でしょう。しかし、飲んでいれば周りで流行しているときには感染しにくく、
感染しても症状が軽く済んでいるようです。
すでに「周りの人は全員感染性胃腸炎)で寝込んだけど、板藍茶を飲んでいた私は平気なんです」という声を何人もの方から
聞いています。
インフルエンザの場合は、銀翹散(ぎんぎょうさん)商品名:天津感冒片と板藍根を併用します。
この名前ももう一度言いますね。ぎんぎょうさん
この辺になると、専門的な名前も出てきますので、ぜひ気軽にお問い合わせいただければと思います。
常備いただきたいものは、そんなに多くないので、少し試していただいていると、
すぐに使い方は分かって家族全員が元気でいることが出来ます。

石田:ということで、漢方全般にに関してのお問い合わせは、遠慮なくふたば漢方薬局にお問い合わせいただければいいですよね?

緋田:はい、遠慮なくどうぞ。
また、先月に続いてふたば漢方薬局では受験生のために板藍茶・のど飴のサンプルも引き続き差し上げていますので、
希望の方はお電話下さい。
また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128
(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。

先生、今日は、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月は、2月4日の放送になります。
どうぞ、お楽しみに。