RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第23回放送 2013年5月13日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、日常の話題を通して
漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています。

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、5月に入りましたが、今年の気候は安定しないですね。
たいていGWのころは、そろそろ半そでで良い・・・はずなのに
今年は、3月の気候に逆戻りしたりで、いまだにコートがクリーニングに出せない気分です。
体調整えるのも難しいですよね。

緋田:だんだん暖かくなるはずが、寒気が入って寒くなる日もあったり、また、朝晩と昼で気温が
ずいぶん違いますし、本当に体調を整えるのが難しいと思います。

石田:本当にそうですよね。体調を完全に崩してしまってるわけでもないから、病院に行くまでもないものの
ちょっと体調がすぐれない、なんとかしたい・・・。

先生、これは、漢方の観点だといい対処法あるんじゃないんですか?

緋田:昨日は最低が12度最高が23度1日の気温差が10度を超えた状態で、風邪や花粉症でもないのに
鼻水やくしゃみが出る症状を「寒暖差アレルギー」といって、ちょっと最近テレビなどでもこの名前を聞くようになっていますよね。

温度差の刺激が、鼻の粘膜の血管を広げ、粘膜がむくむことにより鼻水・鼻づまりなどの症状が出てきます。
アレルギーの原因となるアレルゲンが見つけ出せないので、医学的には『血管運動性鼻炎』といっています。

石田:寒暖の差による体調不良は鼻だけではないように思いますが・・

緋田:この季節の変わり目には、食欲不振や睡眠障害、疲れやすかったりイライラしたりと、
とにかく自律神経に影響が出てきます。
寒いときは血管を収縮して体温を逃がさないように、暑いときは広げて、温度差に体を順応させようとするのが
自律神経の働きですが、それがスムーズにできるのが寒暖差約7度といわれているそうですよ。
それ以上だと順応できずアンバランスになります。

石田:どういう対処法になるんですか

緋田:普通は、鼻やのどに来る人はマスクをして、冷気が直接襲ってこないように、またこまめに脱いだり着たり
出来る服装にしておくことも大切です。>

そして自律神経の乱れた症状があるときは、お風呂にゆっくり入るなどとにかくリラックスすることが大切です。

石田:ここまでは一般の対処法ですよね。この番組のタイトルの『漢方の知恵』ではどう発揮しましょう

緋田:
漢方ではこの寒暖差に対応するためのポイントが2つあります。>

1つは、以前からよくお話している体表にめぐっている衛気(えいき・防衛する気)をしっかりと強めること。
この衛気が汗腺を開いて発汗し体温を下げ、毛穴を閉じて寒さを中に入れないようにしています。
この衛気の弱い人が、この時期の寒暖差がつらく、体調を崩してまうわけです

石田:衛気の強い人は風邪を引かないんですよね。

緋田:そうです。衛気を強める漢方や養生で風邪を引きにくくなります。
寒暖差に弱い人は漢方薬では玉屏風散(ぎょくへいふうさん 玉に屏風と書きます)がお勧めです。
冬は風邪予防に、春は花粉症の体質改善に紹介していた漢方ですが、ここでは寒暖差につよくなるために使います。

石田:漢方ではひとつの薬がいろいろな病気に効くんですね。>

緋田:そうなんです。これを異病同治(いびょうどうち)異なる病気も同じ方法で治すということです。
また、逆に同病異治(どうびょういち)といって、同じ病名の人でも違った治療をすることもあります。

石田:なるほどこれが体質を見るということで、先生に相談する理由ですね。さて、その衛気を強める養生って>

緋田:昔からある乾布摩擦などはそのひとつです。皮膚が寒いと感じ毛穴を閉じておく訓練をする。
暑くなったら汗をかくということです。乾布摩擦は無理でも、お風呂上りにすぐ乾いたバスタオルで拭くのでなく、
冷たい濡れタオルで体を拭き、毛穴をきゅっと閉じ、それから乾いたタオルで拭く。
冷水をかぶったり、そこまでいかなくても足に冷水をかけて出ると風邪を引かないというのもこの理由です。
大事に大事に守るのでなく体はちゃんと鍛えないといけないということですね。

石田:普段から冷たい熱いを体が経験しておくということなんですね。>では、2つ目のポイントとは

緋田:先月お話しましたが、寒暖差で乱れやすい自律神経系は漢方では肝(かん)肝臓の肝、肝(きも)という字ですね。
この肝と関係があると考えています。
そしてこの時期は肝を強化しておきます。
肝の不調が胃腸に影響すると食欲不振になったり、心(しん こころ)に栄養が行かず不眠になったりする症状が出てきます。
ストレスを上手に発散しつつ肝を養うことは、これが五月病予防にもなっています。

石田:肝を養うにはどんな食材が良かったのでしたか。

緋田:キーワードは香りとたんぱく質。
まずセロリ、三つ葉、春菊、シソ、ジャスミン茶などストレスを発散させる香りのあるものを積極的にとり、
アサリ、シジミ、レバーなど良質淡白をとるのがお勧めです。
潮干狩りに出かけてストレス発散し、採った貝を食べるなんていいですね。

漢方では柴胡疎肝散(さいこそかんさん)という少し難しい名前の漢方が、肝の働きを良くして、
ストレスで胃腸が優れないようなときによく効きます。

石田:ということで、漢方全般に関してのお問い合わせは、遠慮なくふたば漢方薬局にお問い合わせいただければいいですよね?

緋田:お問い合わせはいつでもどうぞ。
   このあと、薬局に帰るまでの時間だけは待ってくださいね。(笑)

 

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
先生、今日は、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月の放送は、6月3日のこの時間です。どうぞ、お楽しみに。

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第22回放送 2013年4月1日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、日常の話題を通して
漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています。

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、先月は花粉症のお話しを伺いましたが、本当に今年は花粉症で悩んでる方が多いですね。
私の周りでも今年始めて発症した人が多いですし、また症状もきつい人が多いです。
喉までやられて声が出にくいって人もいます。薬局のほうはいかがですか?

緋田:お店のほうですか・・
最近は自己防衛策でマスクをしている方が多いので、お店に入ってこられたとき、目は笑っておられて
いつものお客さんなんだなとわかるのですが、なかなかすぐ誰かわからず、頭の中で一生懸命考えて・・「あ~っ」て
おかしなやり取りをしています。
やはり今年は花粉にいろいろなものがくっついているためでしょうか、症状はきついようですね。
特に目のかゆみやのどのイガイガ感で咳込む人も多いように感じています。

石田:先月、花粉症の症状も「冷えタイプ」「熱タイプ」に分けて考えると教えていただいたように思います。
もう一度、整理したいただけたらと思います。
 

緋田:花粉症は体が花粉を異物と判断して追い出そうとしている反応で、漢方では現れる症状によって大きく二つに分けます。
水っぽい鼻汁が多い、鼻が詰まる、くしゃみが出る、涙目になる、のどの痛みはなく目も赤くない-という「冷えタイプ」と、
もうひとつは体が熱っぽく、目・鼻・のどの粘膜が赤く腫れ、目がかゆく鼻汁も黄色く粘ついた「熱タイプ」です。
今年はいつもより
熱タイプが多いように感じています。
花粉という自然界の外邪(がいじゃ)PM2.5というような、練炭暖房、自動車や工場の排気ガスという熱によって
生み出されている熱性の邪(じゃ)がくっ付いているからかなって思ってます。

それに反して、Lロイテリ菌ていう乳酸菌を、冬の時期からインフルエンザ対策で飲んでいた方が、
期待はずれのように花粉症が出ていないって例も結構出ています。

石田:具体的にどんな漢方がいいのでしょうか。

緋田:まず、目がかゆく、のどに症状がでているこの熱タイプには、当薬局が家庭に常備しておくことをお勧めしている、
風邪薬としても使う
銀翹散(ぎんぎょうさん)商品名天津感冒片を使ってもらいます。
出来るだけ手元にある漢方でまず対応して、効果少ないときには改めて相談してもらうようにしています。
私は花粉症ではないのですが、お客さんは飲んで一定時間はかゆみなどおさまっているようです。
口が渇いたり、眠くなったりせず、かゆみが自然と楽になるので喜ばれています。
ただ、これも対症療法にしか過ぎないので、また花粉にさらされたときは症状がでるので、シーズン中は
お手元においておかないといけないでしょう。

石田:銀翹散(ぎんぎょうさん)ていう名前は、これまでも先生のお話でよく出てきてたので覚えていました。
でも、前は冬はインフルエンザの漢方といっていたのに、花粉症の目のかゆみにも使えるって、漢方はとても興味深いですね。
寒タイプの漢方は、あまり聞かなかった名前だったように思いますが・・・

緋田:水鼻が流れるように出て、くしゃみ・鼻水・涙でティシュが山のようになるという、寒タイプには、
温めて水分代謝を改善する
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)という漢方が第一選択となります。
小さい青い竜と書いて、しょうせいりゅうと読む漢方です。
中国の四神、四つの神のひとつで、東方を支配しているのが、この青竜といわれ、その神聖な神の名前をいただいた漢方です。
麻黄という青い色の薬草が入るから、この名前がついているとも言われています。
花粉症の人には、ポピュラーな漢方ですが、水鼻には有効ですが、これだけではかゆみやのどの不快感はなかなか取れません。
水鼻もかゆみもある人は小青竜湯に銀翹散(ぎんぎょうさん)を併用してもかまいません。
小青竜湯は病院でも扱われている漢方ですが、銀翹散は薬局にしかないので、ぜひ相談してみてください。

石田:さて、先生。今日は四月一日。新年度がスタートしました。
   環境が変わるって人も多いでしょうね。

緋田:社会人の方ですと今日が入社式だったり、人事異動で今日から新しい部署でお仕事、といった方が多いでしょうね。
なんとなく気分が落ち込むとかやる気が出ない、逆に意味なくイライラしてしまうなどという症状が出やすくなります。

春はこのストレスと関係の強い臓腑「肝」(肝臓の肝)への負担が多くなり、このような精神的な病変を起こしやすくなります。
漢方で言う肝は現代医学の肝臓の働きだけでなく、自律神経や情緒の働きと関係しています。肝っ玉って言葉があるでしょう。
肝が据わった人って言うのは、ストレスに強い人ってことですね。だから、春はこの肝を養うことが大切と漢方では考えています。

石田:肝を養うって、具体的にどのようなことでしょうか。
新たに新生活を送る人、例えば一人暮らしを始める人に大切な注意点ということですよね。
大切なことは簡単で、
季節に順応するということです。それはたとえば、夜明けが少しずつ早くなってきて、
今では6時前には明るくなってきています。
それにあわせて
早起きをし、そして太陽の光を浴びること
人の体はそれによりリズムが整います。だから夜遅くまでパソコンに向かって、朝起きるのが遅くなるとリズムが整いません。
また、この肝と目は非常に密接な関係があるので、目を使いすぎるとこの肝を傷めると漢方では考えるので、
特に春の季節はしっかり
目を休めましょうね。
最近はパソコンだけでなく、携帯電話やスマートホンの小さな画面を見つめているから、そういう意味では
肝を傷めやすいということなんですね。

緋田:そうです、漢方の立場だと、そこから自律神経の乱れが多くなっていると思っています。

石田:目に負担かけないようにして、早起きし、カーテンを開けて光を取り込み、全身に浴びたらいいんですね。
そしてほかには・・

緋田:そして、季節に順応するということは、旬のものを取り入れること。
ふきのとうやつくし、タラの芽、たけのこ・・この苦味が春に発散しきれずこもった熱を冷ましてくれるので大切な食材です。

香りのあるシソや春菊、セロリ、三つ葉などを余り加熱せず香りを楽しむように食事に取り入れて、気をめぐらすようにします。
そしてあさりやじじもなどの貝類やレバーなど
良質なたんぱく質をしっかりとって肝臓に栄養を与えるとよいでしょう。

石田:生活のリズム、食生活、こういったことを整えることで、より体調も整えやすいんでしょうね。
また、先生。もうひとつ懸案事項がありまして。というのは、この時期、歓送迎会などでお酒を飲む機会も多いとおもいます。
朝起きると胃が重かったりだるかったりすることもありまして。そんな中、胃腸の調子を整えるにはどうしたらいいですか?

緋田:これこそ肝へのすごい負担ですね。
しっかりとつまみでたんぱく質をとります。前には
かっ香正気散(かっこうしょうきさん)商品名勝湿顆粒を飲んでおきましょう
翌日
二日酔いになってしまったら、苦~い味の胃腸薬を飲まなくてはいけなくなってしまいます。でも限度を越えないように

石田:ということで、漢方全般に関してのお問い合わせは、遠慮なくふたば漢方薬局にお問い合わせいただければいいですよね?

緋田:お問い合わせはいつでもどうぞ。
最近は、ラジオを聞いて久々にきました、っていう懐かしい方がいらしたり
他にも普段何気なくきいていただいていて、いざという時に思い出してご連絡くださる方もおおいんですよ。
今は体調は特に問題ないという方も、頭の片隅に置いていただいていざという時に思い出してもらえたらありがたいです。

  また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。

石田:
また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
先生、今日は、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月の放送は、ゴールデンウィークの関係で第二週の月曜日になります。
五月十三日のこの時間です。どうぞ、お楽しみに。

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第21回放送 2013年3月4日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、
日常の話題を通して漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています。

緋田先生:よろしくおねがいします。

 

石田:先生、先月は花粉症のお話しを伺いましたが、本当に今年は花粉症で悩んでる方が多いですね
私の周りでも今年始めて発症した人が多いですし、また症状もきつい人が多いです。
喉までやられて声が出にくいって人もいます。薬局のほうはいかがですか?

緋田:お店のほうですか・・

    最近は自己防衛策でマスクをしている方が多いので、お店に入ってこられたとき、
目は笑っておられていつものお客さんなんだなとわかるのですが、なかなかすぐ誰かわからず、
頭の中で一生懸命考えて・・「あ~っ」ておかしなやり取りをしています。
やはり今年は花粉にいろいろなものがくっついているためでしょうか、症状はきついようですね。
特に目のかゆみやのどのイガイガ感で咳込む人も多いように感じています。>

石田:先月、花粉症の症状も「冷えタイプ」「熱タイプ」に分けて考えると教えていただいたように思います。

   もう一度、整理したいただけたらと思います。

緋田:花粉症は体が花粉を異物と判断して追い出そうとしている反応で、漢方では現れる症状によって大きく二つに分けます。
水っぽい鼻汁が多い、鼻が詰まる、くしゃみが出る、涙目になる、のどの痛みはなく目も赤くない-という「冷えタイプ」と、
もうひとつは体が熱っぽく、目・鼻・のどの粘膜が赤く腫れ、目がかゆく鼻汁も黄色く粘ついた「熱タイプ」です。
今年はいつもより熱タイプが多いように感じています。
花粉という自然界の外邪(がいじゃ)PM2.5というような、練炭暖房、自動車や工場の排気ガスという熱によって
生み出されている熱性の邪(じゃ)がくっ付いているからかなって思ってます。

    それに反して、Lロイテリ菌ていう乳酸菌を、冬の時期からインフルエンザ対策で飲んでいた方が、
期待はずれのように花粉症が出ていないって例も結構出ています。

石田:具体的にどんな漢方がいいのでしょうか。

緋田:まず、目がかゆく、のどに症状がでているこの熱タイプには、当薬局が家庭に常備しておくことをお勧めしている、
風邪薬としても使う
銀翹散(ぎんぎょうさん)商品名天津感冒片を使ってもらいます。
出来るだけ手元にある漢方でまず対応して、効果少ないときには改めて相談してもらうようにしています。
私は花粉症ではないのですが、お客さんは飲んで一定時間はかゆみなどおさまっているようです。
口が渇いたり、眠くなったりせず、かゆみが自然と楽になるので喜ばれています。
ただ、これも対症療法にしか過ぎないので、また花粉にさらされたときは症状がでるので、シーズン中は
お手元においておかないといけないでしょう。

石田:銀翹散(ぎんぎょうさん)ていう名前は、これまでも先生のお話でよく出てきてたので覚えていました。
でも、前は冬はインフル
エンザの漢方といっていたのに、花粉症の目のかゆみにも使えるって
漢方はとても興味深いですね。
寒タイプの漢方は、あまり聞かなかった名前だったように思いますが・・・

緋田:水鼻が流れるように出て、くしゃみ・鼻水・涙でティシュが山のようになるという、寒タイプには、
温めて水分代謝を改善する
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)という漢方が第一選択となります。
小さい青い竜と書いて、しょうせいりゅうと読む漢方です。
中国の四神、四つの神のひとつで、東方を支配しているのが、この青竜といわれ、
その神聖な神の名前をいただいた漢方です。
麻黄という青い色の薬草が入るから、この名前がついているとも言われています。
花粉症の人には、ポピュラーな漢方ですが、水鼻には有効ですが、これだけではかゆみやのどの不快感は
なかなか取れません。
水鼻もかゆみもある人は小青竜湯に銀翹散(ぎんぎょうさん)を併用してもかまいません。
小青竜湯は病院でも扱われている漢方ですが、銀翹散は薬局にしかないので、ぜひ相談してみてください。

石田:さて、先生。今日は四月一日。新年度がスタートしました。
   環境が変わるって人も多いでしょうね。

緋田:社会人の方ですと今日が入社式だったり、人事異動で今日から新しい部署でお仕事、といった方が多いでしょうね。
なんとなく気分が落ち込むとかやる気が出ない、逆に意味なくイライラしてしまうなどという症状が出やすくなります。

    春はこのストレスと関係の強い臓腑「肝」(肝臓の肝)への負担が多くなり、このような精神的な病変を
起こしやすくなります。
漢方で言う肝は現代医学の肝臓の働きだけでなく、自律神経や情緒の働きと関係しています。
肝っ玉って言葉があるでしょう。肝が据わった人って言うのは、ストレスに強い人ってことですね。
だから、春はこの肝を養うことが大切と漢方では考えています。

石田:肝を養うって、具体的にどのようなことでしょうか。
新たに新生活を送る人、例えば一人暮らしを始める人に大切な注意点ということですよね。

    大切なことは簡単で、季節に順応するということです。それはたとえば、夜明けが少しずつ早くなってきて、
今では6時前には明るくなってきています。
それにあわせて早起きをし、そして太陽の光を浴びること
人の体はそれによりリズムが整います。だから夜遅くまでパソコンに向かって、朝起きるのが遅くなるとリズム
整いません。
また、この肝と目は非常に密接な関係があるので、目を使いすぎるとこの肝を傷めると漢方では考えるので、
特に春の季節はしっかり目を休めましょうね。

石田:最近はパソコンだけでなく、携帯電話やスマートホンの小さな画面を見つめているから、
そういう意味では肝を傷めやすいということなんですね。

緋田:そうです、漢方の立場だと、そこから自律神経の乱れが多くなっていると思っています。

石田:目に負担かけないようにして、早起きし、カーテンを開けて光を取り込み、全身に浴びたらいいんですね。
そしてほかには・・

緋田:そして、季節に順応するということは、旬のものを取り入れること。
ふきのとうやつくし、タラの芽、たけのこ・・この苦味が春に発散しきれずこもった熱を冷ましてくれるので
大切な食材です。
香りのあるシソや春菊、セロリ、三つ葉などを余り加熱せず香りを楽しむように食事に取り入れて
気をめぐらすようにします。
そしてあさりやじじもなどの貝類やレバーなど良質なたんぱく質をしっかりとって肝臓に栄養を与えるとよいでしょう。

石田:生活のリズム、食生活、こういったことを整えることで、より体調も整えやすいんでしょうね。

    また、先生。
もうひとつ懸案事項がありまして。というのは、この時期、歓送迎会などでお酒を飲む機会も多いとおもいます。
朝起きると胃が重かったりだるかったりすることもありまして。
そんな中、胃腸の調子を整えるにはどうしたらいいですか?<span
lang=EN-US

緋田:これこそ肝へのすごい負担ですね。
しっかりとつまみでたんぱく質をとります。
前には
かっ香正気散(かっこうしょうきさん)商品名勝湿顆粒を飲んでおきましょう
翌日
二日酔いになってしまったら、苦~い味の胃腸薬を飲まなくてはいけなくなってしまいます。
でも限度を越えないように

石田ということで、漢方全般に関してのお問い合わせは、遠慮なくふたば漢方薬局にお問い合わせいただければいいですよね?

緋田:お問い合わせはいつでもどうぞ。
    最近は、ラジオを聞いて久々にきました、っていう懐かしい方がいらしたり
    他にも普段何気なくきいていただいていて、いざという時に思い出してご連絡くださる方もおおいんですよ。
今は体調は特に問題ないという方も、頭の片隅に置いていただいていざという時に思い出してもらえたらありがたいです。
また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください
フリーダイヤル・0120-28-1128
(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
先生、今日は、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月の放送は、ゴールデンウィークの関係で第二週の月曜日になります。五月十三日のこの時間です。
どうぞ、お楽しみに。

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第20回放送 2013年2月4日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、日常の話題を通して漢方を
もっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、インフルエンザが猛威を振るっていますね。
学級閉鎖という声も聞きますし、山陽放送の中でもぽろぽろとインフルエンザにかかった人が出てきてます。

緋田:ここに来てインフルエンザのお話しは良く聞きますが、幸いにも日頃私どものお店の方へ来られる方は、
あまりインフルエンザにかかっていないようです。
これもみなさんが、漢方の知恵を活用して、抗菌・抗ウイルス漢方の板藍根のお茶やのど飴を
利用いただいているからかもしれません。
その代わり、お電話で日頃常備している漢方の飲み方を質問してくる方は、やはり増えていますね。

石田:先生がおっしゃるように、今シーズンはやばいと思ったら早めはやめの板藍茶とのど飴で私も何とか乗り切っています。
先生、板藍根のお話しをお願いする前に、インフルエンザ対策を漢方ではどのように考えているのですか。

緋田:まず漢方では、人体の病気に対する抵抗力を衛気(えいき)と呼んでいます。
現代の免疫力のことですね。
そして病気を引き起こす原因となるものを邪気(じゃき)といい、風邪やインフルエンザのウイルスなどのことです。
インフルエンザは、この衛気の弱みに乗じて邪気が侵入したものと考えます。
インフルエンザにならないためには、この衛気(いわゆる免疫力)を強めるのと同時に、邪気・ウイルスを取り除くことが大切です。

石田:なるほど、まずうがい・手洗でウイルスを取り除くのはしっかりということで、そして板藍根ですね。

緋田:はい、この時期は、いつも板藍根のお茶とのど飴のお話しはしておかないといけないですね。
うがい・手洗いは当たり前、もう一つ漢方の知恵でガードするんです。
普通、風邪やインフルエンザは、引いてからお薬を飲むわけですが、この板藍根という薬草は、人ごみに入ったり、
乗り物で空気が悪く、横の人が咳していて嫌だなッと思ったときに出先ではのど飴、外出から戻ったら、
うがい・手洗して板藍茶を飲んでおくのです。
人ごみや病院などに行くとわかっていたら、出かける前も飲んでおくのです。

石田:でもつい油断して、私もうがい手洗いさえ忘れてしまうことがあるんです。

緋田:板藍茶はスーと溶ける昆布茶のような粉が1包づつ分かれているので、わざわざ煮出さなくとも、
家族で皆が飲むお茶の中に板藍茶を家族の人数分だけ入れておくとか、小学校・幼稚園・保育園に持って行く
水筒に入れるお茶に混ぜておくとかしてもいいんです。
知らないうちに飲んでおく、子どもだと友だちと遊んだ後にのど乾いたらこの板藍根が入ったお茶を飲む、
ちゃんとブロックになっているのです。

石田:アナウンス部は手軽なのど飴を常備しています。
こんな風に、生活に漢方の知恵が知らず知らずのうちに溶け込んでいく。
すばらしいですね。
さて、邪気は板藍根でブロックするわけですが、衛気を強めておくことも大切って言われてましたよね。
これはどうしたらよいのですか。

緋田:衛気生成の基本は食べものです。
第一に、冷たいものを食べすぎないこと。この時期の冷たいものは胃腸の機能を落とすとともに、
体全体のエネルギーを奪い冷やしてしまいます。
第2に、冬に栄養が集まっている根茎野菜を中心に、免疫力アップに役立つきのこ類や大豆製品をしっかりと摂取することです。
そうすると、きのこ・野菜たっぷりのあったかい鍋ものが最高ですね。
豆乳鍋なんてのはさらに良いかもしれません。
漢方薬も根っこや葉っぱを煮出した液なわけですから、鍋も見方を変えれば美味しい漢方薬と言えるんですよ。
あと、風邪・インフルエンザ対策には、「加湿をしっかり」と言いますよね。
のどや鼻の粘膜が乾燥していては、ウイルスに攻め込まれやすいんです。
漢方では、加湿だけでなく内側から潤いを与えることを対策とします。
日頃から口や鼻が乾いたり、目や肌も乾くという方には百合の根の入った百潤露という潤い漢方を勧めます。
百合根の他、牡蠣やあさり、しじみという貝類、豚肉、ゴマ、豆腐などは潤い食材です。

石田:なるほど、鍋も漢方とは楽しいですね。
でも、私なんかは出来るだけ簡単に衛気を強めたいな―って思うんですけど・・

緋田:漢方薬の煎じたものが、インスタントコーヒーのように最近は飲みやすい顆粒剤となっています。
病院でもらう漢方はほとんどこれですよね。
これが現代人の漢方薬なんです。
衛気を強める代表的な漢方は、玉屏風散(ぎょくへいふうさん)玉に屏風と書く漢方があります。
これが飲みやすくなったものが、衛益顆粒という名で販売されていますから、この漢方を日頃から飲むというのも方法です。
ちなみに最近はお医者さんの9割が漢方薬を使用したことがあるというデータもあり、漢方も現代医学で認められています。
ただ、先ほど紹介した玉屏風散は、病院にない漢方なので、薬局で買わないとダメなんです。
また、漢方は苦手という方や子供さんには、最近R-1乳酸菌のインフルエンザ対策で注目されている乳酸菌製剤を取ることです。
当薬局では母乳由来のLロイテリ菌という乳酸菌の粒を1日1粒だけ食べてもらうようにお勧めしています。

石田:お鍋、漢方薬、乳酸菌と選択肢はいろいろあるということですね。
あと、最後にそろそろ花粉症の話題もはじまっていますね。
今シーズンは相当多そうで、すでに心配な方もおられると思いますが、何かアドバイスありますか。

緋田:花粉症は春先の代表的なアレルギー疾患のひとつで、花粉を体が異物と間違って判断し、
外へ追い出そうと「鼻水」「くしゃみ」「なみだ目」「咳」などの反応をしているのです。
この異常反応を防ぐのもこれも衛気の働きです。
ですから、しっかり漢方のインフルエンザ対策をしておくことが、来る花粉症シーズン対策にもなっているんですよ。
漢方には「春病冬治」(しゅんびょうとうち)という考えがあり、「冬の間に体を整え、春の病気を防ぐ」ということです。
今日はこの言葉を覚えていただけたらいいのかなって思います。

石田:ということで、漢方全般にに関してのお問い合わせは、遠慮なくふたば漢方薬局にお問い合わせいただければいいですよね?

緋田:はい、遠慮なくどうぞ。
また、引き続きふたば漢方薬局では板藍茶・のど飴のサンプルを差し上げていますので、希望の方はお電話下さい。
衛益顆粒もLロイテリ菌、潤いの百潤露もサンプルあります。
また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128
(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。

先生、今日は、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月は、3月4日の放送になります。
どうぞ、お楽しみに。

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第19回放送 2013年1月7日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、
日常の話題を通して漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、きょうが今年初めての放送となりますが、昨年はたいへんお世話になりました。
毎月新しいことを伺えてとても勉強になっています。

緋田:こちらこそ、漢方の難しい話しを石田さんが分りやすい言葉を置き換えてくださり助かっています。
私の方こそ表現の大切さを勉強させていただいています。今年もよろしくお願いいたします。

石田:さて、先生。今年の冬は本当に寒いですね。
12月からこんなに寒いって最近ではあまりなかったような気がするので、余計に体にこたえますよね。
寒さのせいで風邪を引いたり、冷えがきつくてつらい人も多いでしょうね。
この時期、どんな風に乗り切ったらいいのか、漢方の立場からアドバイスいただけますか?

緋田:いつもお話ししていることと重なりますが、この寒さは自然界の邪(邪魔の邪という字を書く)であり、
これを外からの邪・外邪(がいじゃ)と漢方では言って、冬はその中の寒邪がもっとも強く体に襲いかかります。
北海道の人には平気な寒さも、温暖な岡山の人にとってはこの程度の寒さでも邪となってしまうわけです。
同じ寒さでも人によって、地域によってその影響は異なります。というか、実際は気温の問題でなく気温差の
問題ということが出来ます。
薄着をしていて急に寒くなったり、逆に厚着し過ぎ汗をかいたところで冷えてしまったりした場合に、
風(ふう)が寒邪と一緒に体に襲いかかって、風邪(ふうじゃと書いて)風邪となるわけです。
しっかり、生姜など辛い味のものを上手に料理に取り入れ、温度変化に注意するとともに内側からも
しっかり温めておくようにしましょう。

石田:ところで、今日は七草ですね。
おなかを休めるためにということで取り入れてるんですよね。
こうやって食生活の面からも体をいたわる習慣がちゃんと取り入れられているんですよね。

緋田:さすがによくご存じですね。
温かくて消化のよいお粥と七草の薬草パワーでお正月の飲みすぎ食べすぎで疲れた胃腸をいたわってくれるとともに、
腸内環境を整えて免疫力アップも期待していると思います。私も今朝食べてきましたよ。
古来からの習慣とか行事というものは、積み重なった経験からくる漢方のようなものですから、ぜひ守っていきたいものです。
現代は、R-1乳酸菌のヨーグルトが免疫力アップで注目されていますが、これも腸内環境を改善するからなのです。
当薬局では、Lロイテリ菌という母乳由来の乳酸菌で、免疫改善をすすめています

石田:そして、この時期受験生をお持ちの方にとっては、体調管理は本当に大切ですよね。
インフルエンザやノロウイルスなども流行ってきていますからね。
これまでにも何度もご紹介してはいますが、板藍茶など備えできるものはできるだけ備えておきたいですよね。

緋田:19.20日にはセンター試験で最後の追い込みというところでしょうか。
高校受験もこれからというところで、ノロウイルスやインフルエンザの話題には敏感になってしまいますね。
寝不足で頑張って勉強し、締め切った部屋での試験ですから、しっかりとした対策が必要でしょう。
毎年冬には抗菌・抗ウイルスの働きを持つ板藍根という薬草のお茶、板藍茶やそのエキスを練りこんだのど飴を
常備していただくよう、ふたば漢方ではその普及を進めているんですよ。
防衛というと、うがい・手洗・マスク、そして睡眠食事で免疫力を上げておくという方法しかない中で、お茶や飴ということで、
手軽にいつでもすぐに対応するということで、実際利用いただいている方々からはとても喜ばれています。

石田:家庭への常備というのもおススメですね。

緋田:とにかく安心できるものを手元に置き素早く利用というのが大切です。
これをちゃんと行ってもらうことは、病院での治療ではなく、私たち薬局、特に漢方を専門とする薬局の大切な役割だと
思っています。
まず、板藍のど飴は必ずポケットにです。いまもホレ・・多くの人と接した後はスキを見てすぐのど飴。
外出から帰ったら、手洗・うがいしたのちに板藍茶を飲んでおく。
もし、ノロウイルスのように胃がムカッとしたり、身近な人が感染している場合は、漢方薬のかっ香正気散(かっこうしょうきさん)
商品名:勝湿顆粒と板藍根を併用するとよいでしょう。もう一度、名前を言いますね。かっこうしょうきさん
板藍根がいくら抗菌抗ウイルス作用を持っているといってもその作用は優しいもので、ウイルスに感染して
症状が強く出てしまっていると、効くとは言えない程度でしょう。しかし、飲んでいれば周りで流行しているときには感染しにくく、
感染しても症状が軽く済んでいるようです。
すでに「周りの人は全員感染性胃腸炎)で寝込んだけど、板藍茶を飲んでいた私は平気なんです」という声を何人もの方から
聞いています。
インフルエンザの場合は、銀翹散(ぎんぎょうさん)商品名:天津感冒片と板藍根を併用します。
この名前ももう一度言いますね。ぎんぎょうさん
この辺になると、専門的な名前も出てきますので、ぜひ気軽にお問い合わせいただければと思います。
常備いただきたいものは、そんなに多くないので、少し試していただいていると、
すぐに使い方は分かって家族全員が元気でいることが出来ます。

石田:ということで、漢方全般にに関してのお問い合わせは、遠慮なくふたば漢方薬局にお問い合わせいただければいいですよね?

緋田:はい、遠慮なくどうぞ。
また、先月に続いてふたば漢方薬局では受験生のために板藍茶・のど飴のサンプルも引き続き差し上げていますので、
希望の方はお電話下さい。
また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128
(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。

先生、今日は、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月は、2月4日の放送になります。
どうぞ、お楽しみに。

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第18回放送 2012年12月3日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、日常の話題を通して漢方を
もっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、先日はラジオカーでもお邪魔しましたが、先週が売り出しだったということで薬局のほうも多くの方が
いらしたんじゃないですか?

緋田:ありがとうございます。
11/22は「いい夫婦の日」11/29は「いい肉の日」って言うでしょ。
28日は「いいフタバの日」と文字って、またこの11月で25周年ということで27.28.29の3日間、売り出しをしていましたので、
多くの方が足を運んでくださいました。

石田:25年っていろいろな思い出があるでしょうね。

緋田:今は野田の店の周りはにぎやかですが、25年前にお店を出した時は、田畑ばかりでしたよ。
ラジオカーでもご紹介いただいたんですが、今店頭に古めかしい薬味ダンスを飾っているのですが、
これは25年前にお店を開くときに大学の恩師の先生が自分のお店で使っていたものを譲ってくれたもので、
8年前の改装の時に使いやすさを優先した棚に代えて、倉庫の奥にしまっていたものを久しぶりに店頭ディスプレイとして
出してきました。
一つ一つの引き出しに薬草の名前が書いてあるんですよ。

石田:うわー、そうやって思い出の品があるといろんな思い出がよみがえってくるんでしょうね。

緋田:そうですね。
そのほか大きな土瓶や富山の薬売りが使っていた行李(こうり)や薬研など、当時のお店に飾っていたものを
今年いっぱい出しておこうと思っています。今ほど商品も多くなかったのでいろいろな古めかしいものを飾っていました。

石田:そうですか。懐かしいものもこうやって違う形で役立つんですね。
25年、皆さんにとって大切な薬局ですもんね。
さて、この時期は、ますます先生が頼りにされる時期ですね。

緋田:風邪がはやってきましたね。そろそろインフルエンザを患う方も増えてくる時期です。
そこで、昨年も皆さんにご紹介しましたが、これからはお店も「板藍茶」と「のど飴」が山積みになってみなさんに
ご利用いただいています。

石田:白衣を着てマスクをしたパンダ人形と一緒に山積みにって、ラジオカーも言ってましたよね。

緋田:はい、板藍根のことを整理してお話ししますね。

板藍根とはアブラナ科のホソバタイセイの根で抗菌・抗ウイルス漢方として最近注目され、各社が商品化しています。
板藍茶・板藍のど飴は、この板藍根を飲みやすくしたものです。
当薬局では、15年以上前から家庭の風邪・インフルエンザーシーズンの常備漢方として、お勧めしています。

石田:ご家族で取り入れてみるといいですね。

緋田:風邪やインフルエンザは、ひいてから風邪薬や抗ウイルス薬を飲みますよね。
でも板藍根は、たとえば人ごみや乗り物に乗ったとき、たまたま横に来た人が咳をしていて、
嫌だな―と思った時や咽がおかしいかなって思ったとき、出先では板藍根ののど飴を舐め、
おうちに帰ったらうがい・手洗したのち、漢方の知恵を持っている人は板藍茶を飲んでおくのです。
ゼッタイかからないというわけでなく、かかっても熱の上りが少なかったり
治りがはやかったと喜ばれています。
これから、人ごみに行くというときは、板藍茶を飲んで、ポケットにのど飴を入れておくのです。
症状が出たら普段の風邪薬や風邪の漢方とあわせて大丈夫です。
あめ・お茶という手軽さだからこそ、早い段階から対応できるのです。
受験シーズンに入って、受験生は寝不足で、もし試験の際に風邪なのに
無理して出てきてい人の隣に当たったりしたら迷惑ですよね。
休憩時間にすぐなめられるし、板藍根は眠くならないのでぜひ常備しておくとよいでしょう。

石田:とにかく興味のある方はお問い合わせいただくか
もしくは、HPを見ていただいてもいいですね。それから、試してみたいって方は、サンプルをお願いできるのでしょうか?

この板藍茶とのど飴のお試しセットとうがい習慣のために、パンダのマグ・パンダ巾着を可愛い手提げ袋に入れた
トライアルセットを5名さまにプレゼント。

緋田:はい、遠慮なくお問い合わせ下さい。
ホームページには情報を満載にしていますし、サンプルも差し上げていますので、希望の方はお電話下さい。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128
(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
また、ふたば漢方さんは、旧国道2号線野田交差点のすぐ近くでパンダの看板が目印です。是非みなさんにも、
お店で漢方のあの香りも感じてほしいですね。
先生、今日も、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。

番組では、皆さんの漢方や体のことなどの質問も受け付けています。
気になることがあれば、遠慮なくメッセージをお寄せください。
そして、毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月は、1月7日の放送になります。
どうぞ、お楽しみに

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第17回放送 2012年11月5日(月)

石田アナウンサー:
さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、
日常の話題を通して漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
先生、よろしくおねがいいたします。
岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています。

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、朝晩ずいぶん涼しくなって来ましたね。
周りでも風邪気味の人がいたりするのですが、それに加えて足腰に痛みが出る人もいたりするのですが・・・。
これって急に朝晩冷えてきたことって影響あるのですか?

緋田:寒くなることで注意が必要なのは、風邪・インフルエンザと痛みなんです。急性の痛みは冷やして炎症を抑えますが、
慢性化してくると、冷えることでその痛みが増してきます。
お風呂に入って温めると、痛みが和らぐというときは、すなわち冷やすと悪化するということなんです。

石田:なるほど、温めて治療したらよいかどうかはお風呂に入ってどうかで分かるのですね。

緋田:そうです、局所が赤くはれて熱を持っているというような急性の時期は、お風呂で温めることは避けていただきます。
私たちの漢方のお店に来る方は、なかなか痛みが取れない慢性化している場合が多いので、温める治療がほとんどです。
ただ、入浴によって痛みが改善するかどうかお尋ねすることで、温めることが優先するのか、他に原因があるのかを考えます。
今の時期、痛みが悪化したという方は、寒邪という(邪というのは邪魔の邪です)外的環境が大きく関わっていることが
想像されます。

石田:これからは寒邪なんですね。
梅雨時期に湿邪という”よこしま”な邪の勉強をしました。これですね。でもどうして冷えると痛むのですか?

緋田:漢方には「通じざれば痛む」「潤わざれば痛む」といい、冷えや湿気などの外的な影響や体そのものの機能低下など
内的な原因で、循環障害と栄養障害が起きたときに痛みが生じると考えます。

石田:
なるほど、外からと内、循環障害と栄養不足、漢方の考え方はしっかりと理論があるのですね。

緋田:はい、そこで知っておいていただきたいのが、冬という季節と腎・腎臓の腎ですね、これがまた関係しています。
漢方は季節と臓腑を当てはめて考えます。
春は肝 夏は心 梅雨は脾 秋は肺 そして冬は腎 臓腑が季節の影響をうけます。
腎とは現代のオシッコを出す腎臓だけでなく、副腎などを含むホルモン分泌系も広く含んでいます。
この腎の力は二十歳すぎがピークでそれからどんどん落ちてきます。
いわゆる老化で、この腎の力が強い人は若々しく、弱るとふけると思ってもらうと簡単かもしれません。

石田:この腎のお話し、とても興味深いですね。腎が弱った具体的な症状とは・・・

緋田:ご高齢の方を想像してみてください。
上から物忘れ・白髪・難聴・歯の弱り・精力減退・足腰の弱りなど、90歳代の方が訴えたら、「年だから・・」で片づけられることも、
50代の方なら、「何?年寄りみたいに・・」になることです。
冬は冷えとともにこの腎も弱りやすい季節なのです。
年齢とともに足腰が弱り、痛んだりしびれたりするのですが、いつまでも元気で歩きたいものです。

石田:では、寒い邪を除いて、腎を強めれば痛みが楽になるということですか。

緋田:そのとおりです。
今以上にひどくならないことが第一、そして痛みが軽減してしっかり歩けるようなサポートをしていくわけです。
漢方からのアドバイスとしては、ウドの入った漢方の独活寄生湯です。
独歩顆粒という名前で飲みやすい顆粒タイプが発売されています。

石田:一人で歩く顆粒と書くわけで、まさに皆さん痛みなどの悩みを解消して一人で歩いてくださいってことですよね。
腎を強める食べものというのは・・

緋田:冬は根に栄養が蓄えられています。
そして腎の色は黒。根茎の野菜や色の黒いものをしっかり摂ってください。黒豆・黒ゴマ・昆布など・・
あと、リウマチなどの痛みに覚えておいていただきたいのが、日本ではあまりなじみがありませんが、「食用黒アリの漢方」をよく使います。
黒アリはミネラルやアミノ酸を豊富で、優れた抗炎症・鎮痛作用を持っています。
先程の独歩顆粒と併用して、頑固な痛みやしびれに役立ちます。

石田:最後に寒さとともに心配な風邪・インフルエンザには、昨年もご紹介した板藍茶でしょうか?

緋田:そうです。ラジオではお見せできませんが、石田さんこれが今の店頭の写真です。

石田:うわっ!板藍茶・のど飴が山積みですね。あれ、25周年なんですね。

緋田:板藍茶の働きはなどはホームページを見ていただけたらと思います。今月は25周年の楽しいイベントも行っています。

石田:試してみたいって方は、今年もサンプルをお願いできるのでしょうか?

緋田:はい、遠慮なくお問い合わせ下さい。
ホームページには情報を満載にしていますし、サンプルも差し上げていますので、希望の方はお電話下さい。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
フリーダイヤル・0120-28-1128
(ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
また、ふたば漢方さんは、旧国道2号線野田交差点のすぐ近くでパンダの看板が目印です。
是非みなさんにも、お店で漢方のあの香りも感じてほしいですね。
先生、今日も、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。

番組では、皆さんの漢方や体のことなどの質問も受け付けています。
気になることがあれば、遠慮なくメッセージをお寄せください。
そして、毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
来月は、12月3日の放送になります。
どうぞ、お楽しみに

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第16回放送 2012年10月1日(月)


石田アナウンサー:

   さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
   漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、日常の話題を通して
   漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。お話は、岡山市北区野田にある
   「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。先生、よろしくおねがいいたします。
   岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています。

緋田:よろしくおねがいします。

石田:先生、昨日は先生も所属(副会長)されている岡山市の薬剤師会でイベントを行ったそうですね。

緋田:そうなんです。最近、脱法ハーブとか薬物乱用が大きな社会問題となっているのは皆さんもご存じかと思います。
   昨日は1日、岡山駅前で薬物乱用防止キャンペーンを行っていました。
   薬剤師会メンバーと岡大・就実の薬学生、そして多くの高校生たちの協力もいただき、さまざまなイベントや
   トークディスカッション、パネル展示などで「薬物乱用はタメ。ゼッタイ。」を訴えかけました。
   たくさんの若者や子供づれのご家族の方が足を止めてくださいました。
   麻薬・覚せい剤・大麻だとちょっと怖いと思っても、「脱法ハーブ」「ハーブ」は軽い響きで誘惑してきます。
   脱法でなく違法で犯罪だということと、その興奮・幻覚作用は強く生命にもかかわるということを知っていただき、
   とにかく皆さんに絶対に「ダメ」、そして「カッコ悪い」ってことを伝えなければと思っています。
   これから薬剤師会は毎年この薬物乱用防止キャンペーンを展開していきますので、リスナーの皆さまも周りで、
   おかしい行動をしている人がいないか注意して「ダメ・ゼッタイ。」のご協力をお願いしたいと思います。
   薬草・ハーブのふたば漢方としても、ハーブという名でこんな使われ方をするのは許せないので、
   お店としても今後も薬剤師会と協力していきたいと思っています。

石田:ところで先生、今日から10月。朝晩の涼しさに加えて、学校などでは、今日から衣替えということで、
   ぐっと秋を感じるようになりましたね。

緋田:はい、いよいよ秋到来です。しかし、最近の10度を越える気温差は、夏の暑さでバテている体には辛いと思います。
   急に気温が下がり、朝起きたらのどが痛かったとか、風邪を引いてしまったとか、そういう人が急に増えてきました。
   石田さんたち声のお仕事の方は、要注意ですね。

石田:確かに、周りでも風邪を引いている人がちらほらいますね。一日の気温がこれだけ変わると本当に体調管理が
   難しいって声も良く聞きます。漢方の視点からのアドバイスを伺いたいのですが。

緋田:暑ければ毛穴を開いて熱を発散し、寒ければ毛穴を閉じて熱やエネルギーが逃げないのと同時に、
   冷たい風が入ってこないように扉を閉ざすという風に、からだは、もともと自然に体温調節が出来る仕組みになっています。
   暑い時期が続いていると、発汗して体温を下げようとすることに体は慣れてしまっています。
   そんなとき、薄着で昼間を過ごしていたのに、夕方から急に気温が下がったり、薄い布団だったら朝寒くなったり、
   当然、毛穴は開いている状況ですから、キュッと締めて防衛体制に入らないと、以前にも話した自然界の邪(じゃ)、
   病邪ともいいますが、この邪が開いた毛穴から体に入ってきてしまいます。風の邪が入ってきたのが
   風の邪(ふうのじゃ)皆さんが普通に使う風邪(かぜ)です。

   これを防ぐために、この皮膚のバリア調節を行う目に見えないスイッチがあります。
   以前にもお話ししたことあると思いますが、これを「防衛する気」と書いて『衛気(えいき)』といいます。
   暑い外から帰って来て、いきなり冷たいシャワーを浴びるより、ぬるま湯の方があとで涼しく感じることがあるのは、
   急に冷たい水だと、毛穴が閉じて熱が出て行けなくなってしまうからなんです。

石田:なるほど、この調節スイッチをちゃんと切りかえることが大切なんですね。具体的にどうしたらよいのですか?

緋田:その衛気を強める漢方は玉屏風散(ぎょくへいふうさん)です。玉(ぎょく)、玉(たま)に屏風(びょうぶ)と書いて、
   玉屏風散(ぎょくへいふうさん)と読みます。
   そのまま、「ぎょくびょうぶさん」ということもあります。
   名前のつけかたも面白くてその玉(ぎょく)っていうのは大切な物で、屏風(びょうぶ)ってご存知のように玄関にあるもの。
   屏風があっても風はすーっと家の中へも外へも通っていくわけです。
   外からはうちの中が屏風(びょうぶ)があるが為に見えない、中の人は屏風の陰からそっと外を見ることができて、
   玄関に来られた人が大切なお客さまなのかもしくは押し売りが来たのかっていうことを把握して迎え入れるか
   そのまま断るかします。
   そういう働きをもってる漢方という意味で玉屏風散という名前がついてます。
   風邪やインフルエンザウイルスをお客さんと間違って容易に中に入れちゃったり、特に悪者でもないホコリや花粉を
   異物とみて、激しくくしゃみや鼻水で追い出しちゃった。
   風邪をひきやすかったり、アレルギー体質であったりはこの衛気のスイッチ乱れで、これをの玉屏風散(ぎょくへいふうさん)が
   調えてくれるわけです。
   現代医学では風邪に対しては免疫力を高め、アレルギーに対しては抑制するようにしますが、この漢方は免疫調整作用と
   いえるものです。

石田:確かに季節の変わり目は、風邪だけでなくアレルギーの症状についても心配ですもんね。
   玉屏風散(ぎょくへいふうさん)以外で、衛気を強めるものは・・・

緋田:補中益気湯(ほちゅうえっきとう)というお腹・胃腸の働きを強めて元気をつけるという名前の漢方薬も、
   衛気を強める働きを持ちます。
   先程紹介した玉屏風散(ぎょくへいふうさん)が商品化されるまでは、私たちも補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を
   よく使っていました。
   あと、漢方は苦手という方や子供さんなどには、母乳由来のL.ロイテリ菌という乳酸菌をすすめて、腸内環境の改善から
   腸管免疫を整えていくようにします。これは1日1粒かじるように飲むだけなので、とても手軽で3ヶ月ぐらいを目安に
   まず続けてもらっています。

石田:漢方や乳酸菌以外で、衛気を強めることはできますか

緋田:そうですね
   皆さん乾布摩擦っていうのご存知かと思うんですけども、寒い所で乾いたタオルで皮膚を鍛えるとで、これが実はその昔から
   衛気を鍛えてる一つの形なんですね

石田:そうなんだ。

緋田:はい。
   皮膚を鍛えることイコール皮膚の防衛力を高めてるということなんです。
   といってもいっても今の時代に乾布摩擦をしろというのも中々、難しいかと思うんですが、例えば、お風呂入って出る時、
   冷たい水をかぶって出るとか、足に冷たいお水をかけて出るとそしたら湯冷めしませんよとよくいいますよね。
   冷たいって皮膚が感じることによって毛穴を閉めるわけです。
   閉めることで外へでても冷たい風があたっても風邪をひかないということなんですが、今はちょっと子ども達もそうなんですけども、
   冬だったら脱衣所にストーブをつけ、出る時に乾いたバスタオルでいきなり体を拭いています。
   そして外へ出る。そうするとどうでしょう。お風呂の中で汗を出してますから毛穴は開きっぱなしで、開いた状態で外へ出て
   冷たい風に当たると風邪を引いちゃう。
   風邪を引かない為に脱衣所を温めているのに実は風邪を引きやすくしちゃってるという現状があるんです。

石田:そうですか~
   逆のことをしてるわけですか

緋田:そしたらどうするかっていうと、ちょっと濡れたタオルで先に体を拭いて、あっ、冷たいって体が思えば毛穴をきゅって閉めて、
   それから乾いたタオルで拭く。ちょっと注意をしてくれるだけだも衛気はちゃんと日々鍛えられていくわけですね

   寒いからって風邪をひくわけじゃないんです。
   そうだと北海道は風邪だらけ。気温差があって、毛穴が開きっぱなしだったり、汗が冷えたときに風邪ひくわけですから、
   衛気を鍛えて敏感に開け閉めすることと、温度差を作らないことが大切なんです。冬の朝、お部屋を暖房で温め、
   コタツで温かくなった肌着に着替えて、しっかり着こんで外へ出たらどうでしょう。これで風邪ひかないようになるでしょうか。
   朝冷たい肌着をブルブルッっとしながら着ることが大切なんです。

石田:なるほど、日々の心がけが大切ですね。
   それと、先生が昨年冬にご紹介いただいた板藍茶なんですが、これも冬に向けてそろそろ出番となるんでしょうか?

緋田:そうですね。
   先週末には店の陳列換えをして、今日からお店に入った真正面のレジ横に板藍根のお茶とのど飴が山積みになってます。
   棚も広いスペースを板藍茶が占めています。今まで話してきたように衛気を強めて風邪やインフルエンザにかからないようにしても、
   周りで流行し出すと、うがい手洗いだけでは防ぎきれません。
   こんなとき抗菌・抗ウイルスの働きを持ち、のどのところでウイルスを防ぐ役割をしてくれるのが薬草板藍根のお茶とのど飴なんです。
   今日は詳しくお話しできませんが、ホームページには情報を満載にしていますし、サンプルも差し上げていますので、
   希望の方はお電話下さい。来月には板藍茶のお話もしましょう。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
   フリーダイヤル・0120-28-1128
   (ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
   また、ふたば漢方さんは、旧国道2号線野田交差点のすぐ近くでパンダの看板が目印です。
   是非みなさんにも、お店で漢方のあの香りも感じてほしいですね。
   先生、今日も、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。

   番組では、皆さんの漢方や体のことなどの質問も受け付けています。
   気になることがあれば、遠慮なくメッセージをお寄せください。
   そして、毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
   来月は、11月5日の放送になります。
   どうぞ、お楽しみに

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第15回放送 2012年9月3日(月)

石田アナウンサー:
   さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
   漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に合わせた話など、
   日常の話題を通して漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
   お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
   先生、よろしくおねがいいたします。(岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、
   岡山大学や就実大学で指導されています

緋田:よろしくおねがいします。

石田:さて先生、今日から新学期。
   夏休みは小学生以下の親子漢方びっくり教室だけでなく、薬学部の学生の漢方実習も行っていたそうですね。

緋田:はい、前半は子供たち、後半になると漢方に興味ある学生が、時間あるこの時期に
   漢方薬局体験のための実習を希望してきます。ホームページで広く受け入れを告知しているので、
   先々週は大阪の薬学部の学生2人が、ビジネスホテルに泊まりながら、研修に来ていました。
   先週は地元の就実大薬学部の子が2名です。自主的に希望してくるので、とても熱心で、私たちも指導の
   しがいがあります。

   漢方は伝承医学として次の世代に伝えていかないといけないものなので、その素晴らしさや
   楽しさを肌で感じてもらうことが、伝えていくには一番の方法です。小学生にはまず薬剤師に、
   薬学生には漢方の専門家になってもらいたいものです。

石田:しかし、今年も暑くて熱中症で倒れた、何て方が多かったようですね。

緋田:こう暑いと体調管理も難しいですね。熱中症は、以前と違って自宅でも起きる可能性が
   あるということで、番組でもいろいろと対策をご紹介してきました。甘い味と酸味の組み合わされた
   生脈散という漢方は、お茶やスポーツドリンクに入れてということでご紹介してきましたが、
   問い合わせも多かったですよ。中高年で登山される方などがご来店いただき、購入されました。

石田:さて、9月に入りました。まだまだ残暑は厳しいですが、朝晩が少し涼しくなって、
   県北だと夜は長袖って寝てますよ方も増えてきたようです。
   それと同時に夏の疲れっていうのも出てくるのでは、と心配もします。

緋田:今日から新学期で、子供たちだけでなく親御さんもやっと日常に戻るって感覚が
   あるかもしれませんね。暑い暑いといっていても、あっという間に秋がやってきます。
   さわやかで心地よい季節ですが、空気が乾燥するこの時期は、「肺」がトラブルを起こしやすくなります。

   漢方では「肺」は呼吸器系のはたらきだけでなく、免疫の機能や呼吸に関係している
   皮膚や鼻のはたらきも担っていると考えます。

   「肺」の呼吸機能とは、自然界の清い気(清気・せいき)を取り入れ、体内の汚れた気(濁気・だくき)を
   排出することです。現代医学で酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すということです。
   この清気は天の気ともいい、大地から地の気である水や食べものと合わさって血や元気を生み出すと考えています。
   昔の人は、天の気と地の気をいただき、生を得ていることを知っていたのです。

   水や食べものの質とともに、空気も健康にとって大切ということです。

石田:皮膚や鼻も肺に含まれるというのはおもしろいですね。

緋田:この「肺」は乾燥に弱く、とてもデリケートな臓器です。ちょっとした刺激にも影響を受け、
   咳や喘息などの症状が現れます。特に、空気が乾燥しやすい秋は注意が必要です。夏の疲れを引きずっていると、
   乾燥の影響を受けやすいので、今のこの時期から体調を整えながら潤いに心掛けましょう。

石田:肺がダメージを受けるとどうなりますか。

緋田:これから涼しくなってきて・・・

   「肺」の気が不足していると、病気以前に、まず肌や髪に現れます。肌は「乾燥する」「ハリがない」
   「弾力不足」「くすみが気になる」など。髪は「ツヤがない」「パサつきが気になる」など

石田:どんな食べものや漢方がお勧めですか。また、注意することがあったら教えてください。

緋田:秋の食養生は「肺を潤す食材」「気を補う食材」が基本となります。梨、レンコン、百合根など季節の食材や
   はちみつ、豆腐、豆乳などが肺を潤します。また甘い味と酸っぱい味の食材を組み合わせることで潤いを出す
   という漢方の考えがあります。そして、きのこ類やヤマイモ、サツマイモ、ジャガイモなどのイモ類、肉類は気を補います。

   漢方では夏に熱中症対策で紹介していた生脈散(しょうみゃくさん)が秋にも潤いを与えるものです。

   ここでもうひとつ紹介しておきたいものが、漢方薬というお薬というより漢方サプリという感覚で利用できるものに、
   沙棘(サージ)があります。沙棘(サージ)とは、モンゴルやチベットなどの高地・砂漠地帯の過酷な環境を
   ものともせず自生するグミ科の植物です。厳しい環境で生育できることから「生命の実」の別名があり、
   その果実1トンから2キロしか取れないオレンジ色のオイルは美肌油といわれ珍重されています。
   この漢方サプリの沙棘(サージ)オイルは、飲んでそして塗って、アンチエイジングには欠かせないものです。
   セサージというクリームも市販されていますが、沙棘(サージ)オイルを日頃お使いの化粧水やクリームと
   混ぜて使用しても構いません。紅沙棘(ホンサージ)という内服用のカプセルを針で破って、中のオイルを使うんです。
   ここにサージのカプセルとクリームを持ってきました。潤いと色素沈着にとお勧めしています。

   また、日々の生活では、お日様が昇り始めたときの天の気をしっかりととりこむとよいでしょう。
   朝に腹式呼吸で15回程度行うのがよいのですが、まずは気にせずしっかりと天の気を吸いこみ、
   ゆっくりと時間をかけて吐き出すことからやってみましょう。

石田:先生のおっしゃるように体調や時期に合わせてうまく漢方を取り入れる、それによってこの時期は何に注意が
   必要かって意識も高まっていいですよね。とにかく、いろんなケースで、体調をどう管理したらよいのかって
   言うことも含めて、わからないという方も多いと思います。その場合、先生の薬局では相談に乗っていただけるんですか?

緋田:はい、遠慮なくどうぞ。また、ふたば漢方がおすすめする漢方のサンプルをお渡ししております。
   希望の方はお電話下さい。
   また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。
   フリーダイヤル・0120-28-1128
   (ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
   また、ふたば漢方さんは、旧国道2号線野田交差点のすぐ近くでパンダの看板が目印です。是非みなさんにも、
   お店で漢方のあの香りも感じてほしいですね。
   先生、今日も、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。
   番組では、皆さんの漢方や体のことなどの質問も受け付けています。
   気になることがあれば、遠慮なくメッセージをお寄せください。
   そして、毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
   来月は、10月1日の放送になります。
   どうぞ、お楽しみに

RSKラジオ・漢方の知恵袋: 第14回放送 2012年8月6日(月)

石田アナウンサー:
    さて、毎月第一月曜日のこの時間にお送りしております「漢方の知恵袋」の時間です。
   漢方、とはいっても難しい話ではなく、食べ物の話や、季節に  合わせた話など、
   日常の話題を通して漢方をもっと身近に感じてもらえたらというコーナーです。
   お話は、岡山市北区野田にある「ふたば漢方薬局の薬剤師、緋田哲治(ひだてつじ)先生です。
   先生、よろしくおねがいいたします。
   岡山市内でふたば漢方薬局と柿の木薬局を営んでいらっしゃる傍ら、岡山大学や就実大学で指導されています
 

緋田:よろしくおねがいします。 

石田:さて先生、夏休みに入り、先日は恒例の親子漢方びっくり教室が開催されたんですね。
   ラジオカーからも教室の様子がレポートされていましたが子供たちがいろいろなことに新鮮に驚いていて、
   いい時間になりましたね。

 

緋田:様子を振り返るのと、この教室の意義などをご紹介下さい。 
    今回はオリンピックがはじまる27日までに、4回の開催で子供39名大人27名の合計66名の
   参加をいただきました。
  
    食べものとお薬はもとは同じ。お母さんが作るご飯を残さず食べていたら、お薬はいらないんだよ。
   とヤマイモやシソがお薬でもあることなどお話しします。

    そして、びっくり教室のびっくりとして、宝石の紫水晶や蝉のカラなどもお薬だよと紹介するとビックリ。 

石田:紫水晶や蝉のカラって何のお薬なんですか?
    あと、動物の骨の化石(漢方名は竜骨)、桃の種、柿のヘタも人気でした。
   あまりこのことばかり話すと時間無くなっちゃいますよね。どのくらいとり上げましょうか
 

緋田:紫水晶って重たいでしょう。
   重たいものは気持ちを鎮めるとして鎮静作用。蝉のカラはもともと蝉の幼虫の皮膚に当たる部分だから、
   皮膚のかゆみ止めに使います。
   昔の人は重たいからとかもと皮膚だからと考えて、薬効を探っていったと思われます。
 

石田:今回で8年目ということですが、先生は毎年新しいことを取り入れていると聞きましたが、
   今年は何か新しいことを行いましたか。

緋田:今年から子どもさんの参加費として300円をいただき、いろいろなお土産を準備しました。
   お店の看板でもあるパンダグッズのほか、お話しに出てきた漢方の中から3つだけ、
   選んで持って帰っていいことにしました。
   おうちに帰って家族の方ともう一度話題にしていただきたかったからです。
   また何が人気かを見させていただきたかったのです。

石田:何が一番人気でした?

緋田:女の子は小さくても宝石にはテンションあがりますね。
   ラジオカーのアナウンサーの方にもお話ししたのですが、気持ちを鎮めるものなのに逆に高ぶってましたよ。

石田:お話聞いていたら楽しそうで、いつまでも聞きたくなってしまいますが、さて、先生。梅雨があけ、
   暑さも厳しい日が続いていますが、番組にはリスナーから、体調が優れないというメッセージが増えてきました。

 緋田:夏の調子の悪い原因もいろいろあります。いわゆる「夏の感染症」という方も多いようです。
   プール熱、ヘルパンギーナなど高熱の出るもの、そして水イボの相談も多いんです。
   それらは、すべてウイルス感染ですから、冬のインフルエンザ対策と同じで板藍茶で防御を勧めています。
 

石田:ウイルスを防御するからというのは、冬のインフルエンザ対策と一緒ですね。

緋田:ポイントだけ簡単に説明しておきますね。のどの炎症と発熱がある場合は、銀翹散(ぎんぎょうさん)と
   いうのど痛の風邪に使う漢方と板藍茶を併用下さい。水イボにはハトムギと板藍茶です。
   兄弟がいて移るのが心配な時は、うがい・手洗は当然ですが、板藍根ののど飴や帰宅後の板藍茶も役立ちます。
   水イボにはハトムギをむか昔から使いますが、板藍茶を併用すると違いますし、広がりを防ぐというような
   予防的な役割も果たしてくれます。病院でもヨクイニンというものが水イボの時に使われますが、
   これはハトムギのお薬としての名前で、ハトムギと同じと思っていただいて構いません。
   ハトムギは相当量摂取してもらいますので、市販のハトムギ茶を飲むだけでは効果はうすいと思われます。
   ハトムギのエキスと板藍茶の組合せが効果的です。
 

石田:また、高熱は出ていませんが、熱中症も心配ですね。実際、リスナーの方からは夏に水分を取るといっても、
   どれくらい取るのがいいのか、どう取ったらいいのか、良く分かず悩んでいる人も多いみたいで、
   夏をどう乗り切ったらいいのかという質問も寄せられています。確かに、良く分からないからと
   冷たいものをがぶ飲み・・・さすがにこれはだめですよね。
 

緋田:毎日、救急車を何台も見かけます。多分熱中症で搬送されているのでしょうね。
   確かに水分摂取は大切ですが、水や麦茶だけでなく、塩分のほか甘味や酸味を組み合わせます。
   我々漢方を扱うものは、甘い味と酸味の組み合わされた生脈散という漢方を、毎朝
1包飲むことや
   スポーツドリンクや麦茶にこの漢方を溶かすことをすすめています。服用頂くと
   「疲れにくい、汗の消耗が少ない」と、効果を体感されます。ぜひお試しください。身近なものでは、
   塩分と酸味を含む梅干や蜂蜜などの甘味を上手に取り入れながら、水分摂取するとよいでしょう。

 石田:今年は、私の周りでも体調が優れないという声を良く聞くような気がします。
   とにかく、いろんなケースで、体調をどう管理したらよいのかって言うことも含めて、わからないという方も
   多いと思います。その場合、先生の薬局では相談に乗っていただけるんですか?

緋田:はい、遠慮なくどうぞ。また、ふたば漢方がおすすめする漢方のサンプルをお渡ししております。
   希望の方はお電話下さい。
また、ホームページでは、ここでお話しした内容をまとめて掲載しています。 

石田:また、漢方のご相談などあわせてご相談ください。 
     フリーダイヤル・0120-28-1128 (ふたば、いいふたば)までご連絡ください。
    また、ふたば漢方さんは、旧国道2号線野田交差点のすぐ近くでパンダの看板が目印です。
   是非みなさんにも、お店で漢方のあの香りも感じてほしいですね。

   先生、今日も、ありがとうございました。今日もすごく勉強になりました。 

    番組では、皆さんの漢方や体のことなどの質問も受け付けています。
    気になることがあれば、遠慮なくメッセージをお寄せください。 

    そして、毎月第一月曜日にお送りしている「漢方の知恵袋」。
   来月は、9月3日の放送になります。どうぞ、お楽しみに