血の汚れ(瘀血)・・・走り続けた車のオイル 身体も点検とメンテナンスが重要。

『悠・遊漢方』 Vol.02

 漢方では、気・血・水・精と五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスの崩れや弱りが、「病気」であり「老い」を招くと考えられている。
 人が歳を重ねると、体はどう変化していくのか・・・。「歳とともに血が汚れ(瘀血)、腎が弱り(腎虚)、やがて精も尽きてきます。特に漢方でいう血の汚れ(瘀血)は頭痛、肩こりなどに始まって、高血圧、狭心症、脳梗塞や肝障害など、さまざまな病気を引き起こす要因と考えられ、この瘀血を改善する漢方を『活血薬』と呼んでいます」と語るのは、『ふたば漢方薬局』薬剤師の緋田哲治氏。
 「どんな高級車も、スポーツカーもエンジンオイルが汚れていては、十分なパワーを出せないばかりか、そのうち走らなくなってしまいます。人も同じ。活血薬は瘀血からくるさまざまな症状を改善する働きがあります」。
 すでにいろいろな薬やサプリをお飲みの方も多いことだろう。とはいえ、さらにパワーを望むなら、漢方の可能性は試すだけの価値と経験がある。適切な定期点検(予防)とメンテナンス(漢方)を行なえば、最高のパフォーマンスを維持できるのはクルマも人も同じ。漢方で自分の体を新車並みに!そう思うと気持ちも明るくなる。次号は『腎・精』について(続く)。