女性が元気だと、わが家も職場も明るい。冷えをケアして、より美しく!

『悠・遊漢方』 Vol.11

 暦の上では秋なのだが、相変わらず残暑が続く毎日。当然のことながらオフィスや通勤電車、デパートなどは冷房全開。冷え症で悩む女性はこの時期もかなりツラそう。何かいい手はありませんか、緋田さん。
 「慢性的な『冷え』は、体の末端まで血液がめぐっていないのが原因のひとつです。川で例えれば支流まで水が届いていないんですね。特に女性は生理があるから血の量が不足しがちです。根本的に改善するなら、体のすみずみまで栄養が行きわたるよう『血の量を増やす』ことが大切です」と教えてくれたのは、漢方コンシェルジュの『ふたば漢方薬局』薬剤師・緋田哲治さん。
  なるほど、『冷え』と『血』にはそんな因果関係が・・・。では今からでも手軽に始められる漢方はあるのだろうか?
 「女性の健康で美しい体づくりに欠かせない生薬のひとつに『当帰』があります。セリ科の植物で古来より血を補い、体を温め、血のめぐりをよくするとされ、中国では『女性の宝』として珍重されてきました。冷え症はもちろん、肩こりや生理不順など女性特有の症状におすすめです」。
 聞くところによると最近はモデルやタレントさんも美しい肌や髪のために漢方の知恵を活用しているらしい。特に漢方のコラーゲンと呼ばれる『阿膠(あきょう)』は、美を維持する彼女たちには大人気とか。となると、わが愛妻にも教えてやるべきか否か(笑)。次回は「藍のパワーで風邪対策」。