処理能力オーバーで頭がフリーズ?もの忘れ、うっかりミスも再起動で快適に。

『悠・遊漢方』 Vol.14

 今年のお正月の話。小学校時代の同窓会に足を運んだ。会場に入るや懐かしい顔があちらこちらに。お互い「ああ~久しぶり!」と声を掛け合うのだが・・・ちっとも名前が出てこない(汗)。これも、もの忘れのひとつ?どうなんでしょう?緋田さん。
 「もの忘れやうっかりミスは、脳に血が巡らず働きがダウン・・・。この原因は使いすぎやストレス。そして加齢です」と語るのは、『ふたば漢方薬局』薬剤師・緋田哲治さん。
「実はこうした『健忘』は高齢者だけでなく、働き盛りの世代にも起こりやすいんですよ。特に現代人は、パソコンやテレビ、スマートフォンなど、目や脳を酷使することが多くなっています。それによって血を消耗し、酸素(気)や栄養が十分に脳へ届かなくなるんです。肝心なのは『心脾』の状態です」と続ける。
 なるほどパソコンに例えるなら処理能力オーバーでフリーズといった状態か。ところで『心脾』って何ですか?
 「心は精神活動中枢、パソコンではCPU、脾は消化吸収と造血、同じくパソコンではメモリー増設といったところでしょうか。さらに、サクサク作動させるためには不要ファイルを消去することが不可欠ですが、体も瘀血(おけつ)(汚れた血の滞り)を活血化瘀薬で取り除くことで、頭もスッキリ、うっかりミスも少なくなります」。
 そうか、フリーズした脳は、心脾を補って再起動→正常化!大切な思い出もファイルを壊さないようにしっかり保存!何と言っても脳内健康が人生謳歌の基本だから、ね。