オセラ記事: 太りたいけど、太れない・・・ コレ、贅沢な悩みじゃないんです、実は。

『悠・遊漢方』 Vol.29

 世の中、総じてダイエット指向だけど、私の姪っ子は食べても太りにくいタイプらしく、これはこれで悩みの種。確かにこの前会ったときも、何となく顔色が悪かったような・・・。何か対策ありませんか?緋田さん。
 「食べられると身につくは別で、姪っ子さんのように食べても身につかない人はたくさんいます」。
 身につかないってどういうこと?
「漢方でいうところの『脾(ひ)』が弱っている状態ですね。脾とは脾臓のことではなく、胃腸消化器系のこと。現代風にいうと胃腸の働き、消化吸収力が落ちている状態です。ちなみに昔から虚弱な人を『ひ弱』と言いますが、これは脾の弱い人=『脾弱』から来ていると言われています」。
 なるほど!ガリ勉君(古い!)の代名詞だった「ひ弱」とは「脾弱」だったんですね。知らなかったなぁ。メモメモ・・・。ところで脾弱な状態って、他に表われますか?
「表われます。姪っ子さんですが、爪の甘皮の逆むけや唇の荒れはありませんか?それは栄養が行き届いていないシグナルなんです。弱った胃腸をぜひ漢方でいたわってあげてください」。
 ええ!指先に唇って、よりによってよく目立つところじゃないですか。それにしても年頃の姪っ子がネイルや口元のオシャレが楽しめないなんて・・・。いかん、いかん。それじゃかわいそう過ぎる。ここは身につく漢方で、贅沢な・・・ではなく痩せの悩みを改善だ。早速、姪っ子にメッセージ送るぞ!オシャレ楽しめって。

オセラ記事: クルミのチカラで手軽に“脳活”!受験生や高齢者への贈り物にもオススメ。

『悠・遊漢方』 Vol.28

 実はここだけの話。「家内の夢は、ホノルルマラソン完走!それも笑顔で!」というわけで、ランの練習もそうだが「海外生活も愉しみたいのよ」と英会話スクールにもせっせと通っている。でもなかなか英単語が覚えられないようで・・・イライラ。何か私がしてやれることありますかね、緋田さん。
「ありますよ。ピッタリのものが!ずばりクルミ(胡桃)です。クルミは別名『益智果』とも呼ばれ、古くから親しまれてきました。形が似ているものはそこを補う『以形補形』といった漢方の考え方により、形が脳に似ていることから『クルミを食べると賢くなる』と言われています」。
 なんとクルミですか。偶然ですが、以前からお酒のおつまみとしてよく食べていますよ~私。
「それは、いい食習慣ですね。まずは血流をたっぷりにして頭へ酸素や栄養をしっかり届けることがベース。そこへクルミのチカラを加えてパワーアップ。物忘れを減退させるというよりも、物覚えを向上させるというポジティブシンキングです。受験を控えた子どもやお孫さん、さらにはおじいちゃん、おばあちゃんへの『脳活系な贈り物』としてきっと喜ばれますよ」。
 確かに健康な身体を司るのは脳だもんなぁ。おお!そういえば、めでたくも75歳をオーバーした義母の運転免許の認知機能検査がもうすぐだったはず。本人かなりビクビクしていたから「漢方」贈ってサポートしてあげようかな。思考力アップ。好奇心アップ。家内も義母もがんばれ!

オセラ記事: 夢ばかり見て寝た気がしない・・・“夢を食べて”ぐっすりモードへチェンジ。

『悠・遊漢方』 Vol.27

 ああ、毎年のことながら新年度は仕事もプライベートも慌ただしい。せめて疲れを溜めないようにと、早めに寝ているのに夢ばかり見て、寝た気がしない・・・。明け方は特にねぇ。これっていわゆる不眠症ですか?緋田さん。
「重症ではないですが、睡眠障害の可能性はありますね。ここ数年、ぐっすり眠れない人は増え続けています。不規則な生活で体内時計がおかしくなったり、あと偏食やストレスも原因と考えられています」。
 言われてみれば最近新しい仕事でプレッシャーがかかりまくりだわ・・・。
「夢をひんぱんに見る、いわゆるぐっすり眠れないタイプの不眠は獏(バク)に悪夢を食べてもらいましょう」。
 は?バクに悪夢を食べてもらうって言われても・・・。
「まあまあ、イライラは禁物(笑)。日本や中国では古くから悪夢をバクが食べてくれるという言い伝えがあります。実際、漢方ではストレスで消化器系が弱っている時は、水分代謝が悪くなり、それが不眠や憂鬱感を誘因するとも考えられているんです。つまり獏伝説は体内の汚濁を取り除き、不快な夢を無くすという漢方の効能を言い表しているとも言えます。それに適した漢方が『温胆湯(うんたんとう)』です。この名前の意味、分かりますか?」
 胆を温める?あっ!「胆を冷やす=ストレスMAX」・・・なるほど納得。春からは夢をバクバク食べて(爆笑)、ぐっすり快眠モードへチェンジするぞ! 

オセラ記事: いまやコラーゲンは当たり前・・・高級食材でめざすはツヤ肌・ツヤ脚!

『悠・遊漢方』 Vol.26

 風呂上りがり・・・家内がしげしげと脚を撫でつつ・・・。「なんだか膝が前よりたるんだような気がする・・・」と。それも加齢のせいだろ・・・と言いそうになったが自重した。家内はアラフォーですが対処法とかありますか?緋田さん。
「だったらハシマ油でしょう。日本ではあまり馴染みのない名前ですが、ハシマ油は蛙の輸卵管のことです。油脂類をほとんど含まず、特殊なムコ多糖体が主成分で、かつては清朝宮廷に献上されていたエイジングケアの高級美容食材として重用されてきました。今でもデザートの素材としてフルーツカクテルなどで珍重されています」。
 ムコ多糖体って・・・?
「ムコ(粘液)多糖とは細胞の周りで水分を蓄えている物質です。コラーゲンとムコ多糖体の違いをソファに例えると・・・コラーゲンがバネやスプリングなどの骨組みなら、ムコ多糖体はスポンジのクッションの役割を果たしています。ハシマ油は双方を含んでいますから、ある意味、艶成分の『完成形』かもしれません」。
 完成形とは・・・他にもメリットが?
「ハシマ油は、肌だけでなく髪のパサつきや膣乾燥、性や気力の改善など、女性特有の悩みにもおすすめです」。
 表面だけでなく、身体のなかからじわぁ~と改善していく感じかな。内面からにじみ出る「気」・・・ああ!それって女優さんや歌舞伎役者がそんな感じ。あの艶っぽさと麗しさ(うるわしさ)がオーラの源泉かな。高級食材ハシマ油で艶カムバック!夫婦で試してみようか。

オセラ記事: STOP!!あなたの風邪 ホントに葛根湯だけで大丈夫??

『悠・遊漢方』 Vol.25

 風邪ひいた!すかさず葛根湯!とにもかくにも風邪には葛根湯!これで万全大丈夫!なはずだったんだがどうもイマイチしっくりしない。なんか治りが遅い?歳のせい?なんで?教えて緋田さん!
「いきなりですが、実は風邪漢方のなかでも最も有名な葛根湯は、『体が熱くて寒気がなく、喉の痛みから始まった風邪』や『ムカムカ、下痢などの胃腸症状を伴う風邪』には、本当のところ効果が出にくいんです」。
 えっ、びっくり!風邪にもいろんなタイプがあるんですね。
「そうなんです。熱っぽい、喉が痛い、口が渇く→赤いカゼ。悪寒がする、頭痛・肩こり→青いカゼ。ムカムカする、下痢、体がダルい→黄色いカゼ。赤青黄、信号機みたいでしょう(笑)」。
 まあ確かに子どもでも分かりやすいですが、じゃあ、それぞれ飲む漢方が違うんですか?
「はい。赤いカゼは銀翹散(ぎんぎょうさん)。青いカゼ、これが有名な葛根湯。黄色いカゼは藿香正気散(かっこうしょうきさん)。風邪の対処も適材適所。会社の人事と一緒です。長所をきっちり見極めてポイントを外さないのがコツですね」。
 なるほど、赤・青・黄それぞれの風邪に応じて風邪漢方もいろいろか。赤・青・黄(信号機)だけに「風邪のシグナル見逃すな!」って感じかな。どちらにしてもタイプ別の防御体制ならさらに安心できる!漢方できっちりセキュリティ。今年こそ風邪と無縁な冬にするぞ!

オセラ記事: シワ、くすみは毛細血管に問題あり?内から外からダブル吸収で美肌に。

『悠・遊漢方』 Vol.24

 夏の猛暑、それにともなう紫外線、そして加齢が原因なのか、秋が深まるとシワやくすみが季節の移り変わりと同じく深まっているような気がする・・・。男の私でも気になる昨今、ましてや家内の心境たるや・・・ああ恐い。もう手遅れなんですかね?緋田さん。
「年々強くなる紫外線や不規則な生活や食事、ストレス、もちろん加齢など、肌環境は悪化するばかりです。実際、お肌の悩みは女性だけでなく、男性も気にする人が増えています」と緋田さん。
 実際のところ、漢方でオススメのものはありませんか?
「沙棘(サージ)というグミ科の植物があります。その果実から抽出されるオイルはビタミンEやベータカロテン、不飽和脂肪酸などを豊富に含む、漢方サプリと言えるもので、『美肌油』として珍重されてきました」。
 具体的には・・・お肌にヌリヌリですか。
「カプセルとクリームがあります。実は最近の研究で、肌の衰えは加齢とともに老化していく毛細血管に原因があることが証明されました。そうなるとカプセル(飲む)で内から、クリーム(塗る)で外からという両方向からのケアがより万全です」。
 聞けば沙棘油は、1トンの果実から約2キロしか採れない貴重なものらしい。飲んで内から、塗って外から美肌を引き出すダブルケア。ダブルと言えば、この夏、日本中を熱狂させた卓球・バドミントンのダブルスを思い出すなあ~。目指すは、あの人たちみたいな輝く笑顔。夫婦で試してみるか!

オセラ記事: どうした!?若者たち・・・??アリのパワーで男らしさ~復活へ!

『悠・遊漢方』 Vol.23

 今年の夏も暑かった。それでも私は日々スイムにランに自転車に。50代パワー全開!今時のオジさんは元気、バリバリ愉しいんだよお~それなのに・・・どうもこの頃の20代、30代の後輩たちは元気ない。なんだか中高年以上にいつもお疲れ気味な感じ。これってどうなの?緋田さん!
「若い人に元気がないというご意見ですが、それもごもっとも。過度なストレス、環境ホルモン、ファストフードやジャンクフードなどの食生活の乱れが精力減退とともに男性の女性化というか中性化につながっているという説もあります」と緋田さん。
 中性化と言えば、妊活夫婦でも男性側に原因があることも多いとテレビで話題になっていました。対処方法とかあるんですか?
「アリです」。え?「はい、だからあの蟻(アリ)さんです」。え!アリってあのアリですか!庭をモゾモゾみんなで歩いている。
「と言っても食用のアリです。アリには、不足すると精子の数や活動率に影響すると言われている亜鉛やアミノ酸などの栄養素をたっぷり含んでいます。そのためかアリ自体も自分の体重の400倍の物を持ち上げるパワーの持ち主。人間にたとえれば1歳の子どもが大きな象を持ち上げるのと同じなんですよ」。
 アリに含まれた栄養素が精子を元気にする源とは・・・。これで少しは男らしさも復活するかな。そういえばアリと言えば伝説の世界ヘビー級チャンピオン(爆)。私もアリさんパワーでめざすぞ!現役世代!

オセラ記事: 赤、緑、黄、白、黒・・・ゆえに五行。雑草が・・・実はスペシャルな薬草!?

『悠・遊漢方』 Vol.22
 梅雨のジメジメ、その後の猛暑、体調管理が難しい季節。日本はいい国なんだけど高温多湿の夏はツライ。爽やかなハワイで暮らしたい!でも無理・・・緋田さん!
「確かに近年は猛暑に大雨、日本の夏が過ごし難くなっています。そのせいかこの時期、体調不良を訴える人が増えている気がします。身体の変調で言うなら、これからの時期、食あたりなどの他、皮膚トラブルにも注意が必要です」と緋田さん。
 サマーバケーションも中高年には厳しい季節ですか(汗)。皮膚トラブルというとアトピー体質の娘のことも心配です・・・。漢方コンシェルジュ緋田さんからの妙案は?
「実は皆さんが田舎道などでよく見かける道端の雑草が役立つのです。これはスベリヒユという草で、茎が赤、葉が緑、花が黄、根が白、実が黒いのが特徴。そのため五行草とも呼ばれ、食用でもあり、民間療法では重用されています」。
 赤、緑、黄、白、黒とは・・・まるで戦隊モノですね。いかにも強そうだ。
「大腸菌や黄色ブドウ球菌などへの抗菌作用、膀胱炎、胃腸炎や下痢などの他、なかなか止まらない咳にもお奨めです。また、ジクジクタイプの湿疹ならお風呂に入れたり、煮出した液を直接患部に塗ってもOKです」。
 道端の雑草だと思っていたら実はスペシャルな薬草だった・・・。普通の老人だと思っていたら実は水戸の黄門様だった・・・みたいな!お腹のトラブルが多い私も、早速お茶代わりに飲んだみよう。

オセラ記事: 春の不定愁訴には“逍遥”。たまにはフラリ、出かけてみません?

『悠・遊漢方』 Vol.21

四月から子どもがひとり暮らしを始めてわが家もホッとひと息。それで気が抜けたのか、どうも家内の気分が優れない。五月病?更年期?それともホルモン系?ちょっと心配なんですけど、緋田さん。
「それは気がかりですね。実際、春は草木も芽吹き、上へ伸びる。人間の気も上へと昇りやすい季節。そこで関連深い臓器が『肝(かん)』。肝の気は上へ昇る習性がありますが、上手に発散させてあげないと精神活動が不安定になりますよ」と緋田さん。
 なるほど・・・もしかして訳もなくイライラしたり、ちょっとしたことでかんしゃくを起こしたり、周囲に八つ当たりしたり・・・みたいな感じですか?
「不定愁訴といって、訴える症状がコロコロ変わるのも特徴です。キーワードは春、女性、ホルモン。要は乱れがちな体全体の気の流れを正常にコントロールすることが大切。体全体というのがポイントです」。
 手軽にできる対処法はありますか?
「『逍遥散』という漢方があります。難しい漢字ですが、『逍遥』とは気ままに歩く、ブラブラ歩くという意味があり、病においては、いろいろな症状が現れたり、消えたりして取り留めのない状態を表しています。『逍遥散』は、自律神経の乱れに伴う不定愁訴改善とともに、胃腸の機能を整えながら、血液も補う働きを持っています」。
 気ままにブラブラか。たまにはカーナビ消して、のんびりはぐれ雲もいいか。次の週末は家内連れて、漢方飲んで、ふらっと出かけてみるか春の小径へ・・・。

オセラ記事: 口の乾き、体の乾きは、心の乾き!脱ドライシンドロームでしっとり人生に。

『悠・遊漢方』 Vol.20

 春の訪れはうれしいが・・・乾燥が苦手な家内のご機嫌が斜め。最近、口が乾き気味でガムや水が手放せないよう。何かいい手はありませんか?緋田さん。
 「口の乾きですか・・・。ひとつのお奨めは茶碗蒸しの具でもあるユリ根。実はユリ根には、潤いの効果があって古くから漢方で重用されているんです」。
 ユリ根?ですか。そうは言っても毎日は食べられないし。とはいえ家内の乾きを楽にしてあげたい・・・。
「口の乾きに加えて目や肌、膣など粘膜の乾きもあるなら、奥さまはドライシンドロームかもしれませんね。その原因を漢方では、温暖化やストレス、夜型生活とも考えていて、こうしたドライ体質の人が最近急増しています。そこで注目したいのがこの百合の根をはじめとする潤い生薬が入った漢方。これが口の乾きなど、手軽にドライシンドロームの改善に役立ちます」。
 なるほどユリ根効果か・・・。確かに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」って言うくらいだから、百合は美の象徴。しっとりと美しくか。
「さらに百合の根は潤いだけでなく、精神安定作用もあり、良質な眠りをサポートしてくれます。眠りは美の基本です。とにかく『乾き』が気になる人は『寝る前に一包』がお奨めですよ」。
 口の乾き、体の乾きは、心の乾き!人間枯れたらおしまいだわ。ユリの漢方で脱ドライシンドローム!夫婦ともども、しっとり艶っぽく暮らすよ~。