夢ばかり見て寝た気がしない・・・“夢を食べて”ぐっすりモードへチェンジ。

『悠・遊漢方』 Vol.27

 ああ、毎年のことながら新年度は仕事もプライベートも慌ただしい。せめて疲れを溜めないようにと、早めに寝ているのに夢ばかり見て、寝た気がしない・・・。明け方は特にねぇ。これっていわゆる不眠症ですか?緋田さん。
「重症ではないですが、睡眠障害の可能性はありますね。ここ数年、ぐっすり眠れない人は増え続けています。不規則な生活で体内時計がおかしくなったり、あと偏食やストレスも原因と考えられています」。
 言われてみれば最近新しい仕事でプレッシャーがかかりまくりだわ・・・。
「夢をひんぱんに見る、いわゆるぐっすり眠れないタイプの不眠は獏(バク)に悪夢を食べてもらいましょう」。
 は?バクに悪夢を食べてもらうって言われても・・・。
「まあまあ、イライラは禁物(笑)。日本や中国では古くから悪夢をバクが食べてくれるという言い伝えがあります。実際、漢方ではストレスで消化器系が弱っている時は、水分代謝が悪くなり、それが不眠や憂鬱感を誘因するとも考えられているんです。つまり獏伝説は体内の汚濁を取り除き、不快な夢を無くすという漢方の効能を言い表しているとも言えます。それに適した漢方が『温胆湯(うんたんとう)』です。この名前の意味、分かりますか?」
 胆を温める?あっ!「胆を冷やす=ストレスMAX」・・・なるほど納得。春からは夢をバクバク食べて(爆笑)、ぐっすり快眠モードへチェンジするぞ!