衛気で守る!うがい・手洗いで防ぐ!漢方でウイルスと戦う!

『悠・遊漢方』 Vol.07

 これからの時期は、空気も乾燥して一年で最も風邪をひきやすくなる時。「保育園で風邪をもらって来た孫にうつされた!」なんてことにならぬよう、しっかり備えたいところだが、今からでも対策はあるのだろうか?
 「漢方では、風邪は自然界の邪気『風邪(ふうじゃ)』が身体に入り込むことが原因と考えています。こうした邪気の侵入を体表で防いでいるのが衛気(えいき)。これで、ウイルスや細菌から身体を『守る』。現代医学でいう免疫力です。日ごろ食事や睡眠でしっかり衛気を高め、風邪のシーズンは、うがい、手洗い、マスクなどでがっちり『防ぐ』。それでも風邪をひいた場合は、漢方で『戦う』。ゾクゾクッと寒気がしたら葛根湯、カーッと熱が出てのどがイガイガ痛むインフルエンザのような場合は、銀翹散(ぎんぎょうさん)が頼もしい武器になります。ちなみに、早く飲むのが戦いに勝つコツです。」と教えてくれたのは、『ふたば漢方薬局』の薬剤師・緋田哲治氏。
 なるほど守って、防いで、戦うか・・・。これはまるで囲碁や将棋の対局と同じではないか。そうなると風邪には絶対負けられない。あらためてそう思う。孫も子ももちろん私も、家族みんなで風邪に勝つ!次回は春のお悩み度ナンバーワンの「花粉症」に関する話。