暑い夏を思い切り楽しむために。 『潤い』と『パワー』を漢方で補給。

『悠・遊漢方』 Vol.04

 スポーツやレジャーのみならず炎天下での作業、夏は体力維持に苦心する季節。暑さが招く食欲不振、睡眠不足、倦怠感、そして大量の発汗・・・。私のようなランナーはもちろん、普段運動をしない人にも熱中症のリスクは否応なく襲う。では、そんな夏を元気に楽しく乗り切る方法はあるのだろうか、聞いてみた。
 「漢方では、大量の汗をかく夏場は体液だけでなく、身体の中の『気(エネルギー)』も漏れ出ると考えます。また、発汗によって血が濃く、粘くなると心臓に大きな負担がかかり、ゴルフ場などでの突然死を引き起こしたりします。ならば、対処すべきか?それは漏れ出る水(潤い)と気(パワー)を定期的に補ってやればいいんです。もちろん運動の前後にも。漢方が与えてくれる『潤い』と『パワー』は、熱中症予防にも役立つので、夏がもっと楽しくなりますよ」と語るのは、『ふたば漢方薬局』薬剤師・緋田哲治氏。
 身体に『潤い』と『パワー』をプラスしてくれる漢方は「生脈散(しょうみゃくさん)」と呼ばれる。そのままでも飲めるが、スポーツドリンクや麦茶等に溶かせば、運動や作業中の補給ドリンクとしても使える。疲労物質である乳酸の分解、持久力アップも期待できるとのこと。今年の夏は早い。ぜひ試してみたい!次号は『強筋骨・止痛』について(続く)。