ゴボウ

別名:種子-牛蒡子(ゴボウシ) 
                     薬用部位:種子 根 葉
                     使用量:5~10g
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効用:利尿.緩下.解毒(かぜ.へんとう腺炎).発汗.胆汁分泌促進

前回、乳汁分泌の働きを紹介したのがタンポポですが、店頭にはもうひとつ
お乳を出したいと求めてこられるのが多いのが、日本各地で野菜として栽培され
ているゴボウの種です。

■調整法
牛蒡根(ごぼうこん)は、2年以上の株を掘り取り、水洗いして天日でよく
乾燥させます。
生薬の牛蒡子(ごぼうし)は、夏から秋に成熟した果実を天日でよく乾燥して
種子を取り出して、さらにその種子を乾燥したものです。

■利用方法
牛蒡根(ごぼうこん)は、食欲増進、胆汁分泌促進、発汗利尿(りにょう)に
効き目があるとされていて、適量を煎じて服用します。

牛蒡の種は、抗菌作用、血糖降下作用、血管拡張作用、弱い利尿、
瀉下(しゃげ)作用などがあって、かぜの熱、せき、へんとう腺炎などに
1日5~10グラムを煎じるか、少し炒って粉末にして3回に分けて服用します。

生の葉には胆汁分泌促進する成分が含まれていて、肝臓の病気に良いとされて
います。また、煎剤は湿疹、ただれに外用として用います。

■■ゴボウの種の使い方■■(店頭で配布している内容)

ゴボウの種は、昔からはれもの、のどの痛みなどに用いられていました。
また、乳腺炎などの炎症のため詰まってお乳が出にくいときに、よく使われます。
ただこれは炎症があるときに効果的で、お乳自体が張っていないときには
あまり効き目はありません。

【飲み方】
いろいろな方法がいわれているようですが
「炒ってから毎日10粒ぐらいかじって食べる」「粉にしたのを飲む」とか
さまざまな方法がいわれますが、実際私たちがせんじ薬の中にゴボウの種を
入れるときの方法に準じると

1日約5g(ティスプーン2杯ぐらい)を200ccぐらいの水で約20-30分煎じて、
カスを去り、2~3回に分けて飲んでもらいます。

100gあれば半月から20日ぐらい飲めると思います。

※これで効果が見られないときは、タンポポの根やヤマイモなどを組み合わせた
本格的な催乳の漢方薬もありますので、ご相談ください。