ナンテン
ナンテン
薬用部位:果実・葉
使用量:5~10g
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効用:鎮咳.強壮
赤飯の上にナンテンの葉をあしらう風習は昔からよく知られています。
これも生活の知恵で、ナンテンの葉には防腐作用があることを知っていたため
でしょう。
また、”難転”にかこつけて、これを鬼門に植えると難を転ずとか、ナンテン
の杖は老人によいとか、ナンテンの箸は病気にかからないとか、めでたい木と
して、日本人にはなじみがあります。
■調整法
12-1月ごろ果実を採集して天日乾燥したものが、南天実です。
果実はなかなか乾燥ないので、十分に乾燥させることが必要です。
※作用か強いため量をこすと、神経・呼吸などに麻痺を起こすので、用法容量
に気をつけてください。
■利用方法
薬用には白南天の方が効き目があると俗にいわれていますが、赤も白も効き目
には差はありません。
さらし南天といって色を脱色したものが出回っています。
通常1日量5~10gを500mlの水で半量になるまで煎じつめます。
南天実と黒豆とを同量、同じように煎じ、氷砂糖かハチミツで甘味をつけて
服用するといっそう効き目があります。
南天実は視力の回復にも良く効くとされ、咳止めの場合と同様に用います。
◎葉の民間療法
葉は南天葉(なんてんよう)といい、果実と同様の効き目があるとされ、
民間では解毒薬として用いられています。
とくに魚の中毒のときに新鮮な葉をよく噛んで飲み込むとよいといいます。
吐く場合があってもその方がよいといわれています。
ハチに刺されたとき、生の葉をよくもんで、その汁をつけると痛み止めになり、
また乗り物酔いには生の葉を噛むとよいといわれています。
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赤飯の上にナンテンの葉を置く習慣には、毒消しの意味があります。
解毒作用のあるチアン水素がごく微量に発生して、これが殺菌効果をあげて
腐敗させないからです。