ヒガンバナ
別名:曼珠沙華 マンジュシャゲ
薬用部位:鱗茎(外用)
使用量:3~10g
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
効用:利尿.乳腺炎.
”赤い花ならマンジュシャゲ、オランダ屋敷に雨が降る・・・”歌に出てくる
曼珠沙華はヒガンバナのことで、秋の彼岸が近づくと、正確に花が咲くので
ヒガンバナと呼ばれています。
■調整法
地下にある鱗茎を生のままで使用します。
使用するその都度掘り取って水洗いして、鱗茎の外皮と下に出ている根を取り
除きます。
このヒガンバナの鱗茎の乾燥したものは生薬の石蒜(せきさん)といいます。
石蒜は、有毒な成分を含むので、絶対に食用に用いてはいけません。
■利用方法
かつて石蒜(せきさん)は、去痰、解毒、催吐薬に用いられたことがありますが
毒性が強いために、現在は外用だけにもちいられています。
◎シップ
ヒガンバナの生の鱗茎はむくみ・腹水などに、金属以外のおろし器で1個を
すりおろして、ひとさし指大の分量を、就寝前、両足の土踏まずに貼って
軽く包帯をしておきます。
唐胡麻をあわせることもあり、すりおろしたとき水分量が多いときは
小麦粉を少量加えて、硬さを調節します。
また、乳腺炎、いんきん、たむし、ゼニタムシなどにも、すりおろした鱗茎を
患部に塗布することがあります。