クチナシ

別名:山梔子(サンシシ)
            薬用部位:果実 
            使用量:5~10g
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効用:消炎.鎮静.止血.利胆.打撲

そろそろおせち料理の準備が気になってきていることと思います。
子供たちが大好きな栗きんとんの色付けに、年末が近づくと
買って帰られるのがクチナシの実です。

本州(静岡以西)、四国、九州の暖地の南斜面に自生し、暖かい地では
観賞用としても庭で栽培している人もいるかもしれませんね。
このクチナシの名前は、クチナシの果実が開裂しないので、
クチナシ(口なし)から名付けられたといいます。

■調整法
完熟した果実を、11月ころに霜が下りた後で採取し、
風通しのよいところで陰干しします。クチナシの果実の乾燥したものを、
生薬で山梔子(サンシシ)といいます。
未熟の果実は色素含量が少なく、薬用には適しません。

クチナシの実は、古くから消炎、鎮静、止血薬として黄疸、肝炎、血便
血尿、不安、不眠、吐血に用いられていました。

■煎剤として使用する場合
1回2~3gを200ccの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものを
こして、食前に飲みます。

※胃の弱い人が多量に用いると胃の働きを弱めるので
用量には注意が必要です。

■シップ
クチナシの実5~6個を粉末にして少量のうどん粉、卵白、おろし生姜と
よく練り合わせたり、黄柏末(キハダの木の皮)と酢でよく練り合わせた
ものを和紙にのばして、打ち身やくじいた患部に貼り、乾いたら
取り替えます。
消炎効果があり痛みが和らぎます。昔のシップ薬です。