又度(マタタビ)
又度(マタタビ)・木天蓼 薬用部位:虫こぶ
使用量:3~15g
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効用:補温.強心.利尿.神経痛.リュウマチ.腰痛
マタタビは、山地の山沿いなどに多く自生していて、若枝は蔓状に長くのびて
ゆるく周囲のものにからみつき、色は褐色をしています。
マタタビのつぼみの頃か、花の開く直前に「マタタビアブラムシ」という
小さな昆虫が、産卵すると、正常の形をした果実とはならず
いわゆる虫こぶのようになります。
これを、生薬の木天蓼(もくてんりょう)と呼んで薬用として用います。
この虫こぶは秋に採取して、熱湯又は短期間蒸してから
天日で充分乾燥させて保存します。
マタタビの蔓(つる)を乾燥したものは、天木蔓(てんもくつる)といい
虫こぶでない実を乾燥したものは天木実(てんもくじつ)といいます。
木天蓼(もくてんりょう)は、体を温めて血行をよくして
強心、利尿の効き目があり、冷え性、神経痛、リューマチ、腰痛などに、
木天蓼10~15グラムを、600?の水で煎じながら約半量まで煮詰めたものを
こして、1日3回に分けて食間に服用します。
また、マタタビの乾燥した茎葉根・天木蔓(てんもくつる)も同じ効き目が
あるとされてるので、これも木天蓼(もくてんりょう)と同様に
1日量を10~15グラムとして煎じて用います。
猫の病気には、木天蓼(もくてんりょう)の粉末を餌に混ぜて与えると
良いとされます。
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【マタタビ酒】
木天蓼(もくてんりょう)200グラムとホワイトリカー1.8リットルに
ハチミツを適量加えて約3ヶ月冷暗所に漬け込みます。
布でこしてから1回さかずき1杯を毎日朝夕2回に分けて服用すると、
冷え性、神経痛、リューマチなどに効き目があり、利尿、強心の
はたらきも表します。
【塩漬け】
若い果実を塩で漬け込んで食べると、滋養強壮・冷え性に役立ちます。
【浴湯料】
乾燥した茎葉を袋にいれ、入浴剤とすると、保温、疲労回復、腰痛
熟睡安眠に役立ちます。
若葉、花をつみ、多めに塩をいれて熱湯でゆででから、水にさらして
おひたし、あえものなどに調理します。
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古くから、猫にマタタビと言いますが、実際に猫がマタタビに
じゃれる様子は異常なほどすごく、名前の由来は、長旅に疲れた旅人が
マタタビの果実を食べたら元気が出て、「また旅」をしたということから
名づけられたというマタタビ語源説があります。