チガヤ
別名:茅根
薬用部位:根茎
使用量:8~20g
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効用:消炎.利尿.腎炎.鎮咳.止血
甘いものが少なかった昔の子供たちは、山野に自生する植物を採ってきて、
おやつ代わりに食べていました。チガヤもそんな植物のひとつで、ツバナとも
呼ばれました。江戸時代には、これを売り歩いたといわれます。
■調整法
晩秋に根茎を掘り取り、水洗いしてから、ひげ根を除いて日陰で乾燥したもの
が、生薬の茅根(ぼうこん)です。
■利用方法
◎利尿消炎
顕著な利尿消炎作用があります。1日15gを煎じて飲みます。
◎止血
ハイキングのときなどの切り傷に、この穂の毛をつけると止血効果があります。
※虚弱者の利尿作用に適していて、茯苓、猪苓、木通などの利尿生薬より
効果がよいとされています。
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チガヤのチは、千の意味で、多く群生するからという説と、若い葉をちぎると
切り口から少し赤みのある汁が出て、これを血に見立てて、血のカヤがチガヤ
になったともいいます。
また、俗にススキをオトコガヤ、チガヤをオナゴガヤというのは、チガヤには
ススキのように手を切る荒さがないためといいます。