ダイオウ
別名:大黄
薬用部位:根茎
使用量:1~10g
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
効用:便秘.抗菌.利胆.止血.
中国などに分布するタデ科の多年草で、日本産の大黄には、シベリア原産で
江戸時代に日本に渡来した唐大黄というのがあり、奈良県では古くから栽培
していました。
■調整法
ダイオウは、秋に掘り起こし、太い根茎を10~15センチの長さに切って
皮をはぎとり、天日で乾燥します。
これを、生薬で、大黄(だいおう)といいます。
■利用方法
大黄のもっとも重要な薬効は下剤としてで、とくに熱がある場合の便秘を治療
します。便通と同時に抗菌、利胆、止血、抗腫瘍などの働きも考えられます。
特に、熱性の病気の場合には体液が極度に消耗されてくるので、腹がはり、
40度の高熱を出すと意識がもうろうとなり、うわごとを言うようになりますが、
このような場合には、熱で乾燥した便を早急に下す必要がありますが、大黄を
多めに用います。
◎常習性便秘
中年以上の人に多い常習性便秘にも用います。1日は量3~10グラム
他の生薬の枳実、厚朴、山梔子などとあわせて用います。
※大黄は、子宮収縮を促進する作用があるために妊娠中は禁忌です。
また、骨盤の充血も増長される作用があるので産後や月経期間中も避ける必要が
あります。
授乳中でも多量に服用している場合には乳汁が黄変します。