花梨(カリン)
薬用部位:果実
使用量:5~10g
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※カリンとボケは同じ効能で使います。
効用:鎮咳.鎮痙.利尿
中国原産の落葉性高木で日本全国で広く植栽されています。
カリンの実は、いかにもおいしそうに見えますが、堅い上に酸味と渋味が強く
生食はできません。
薄切りにして砂糖漬にしたり、煮てジャムやゼリーにして利用します。
カリンの果肉には咳止めの効果があり、乾果を煎じたものやハチミツ漬、
カリン酒は、咳止めの妙薬として知られています。
のどが少し変だ風邪気味かな、と思った時など、早目にカリン酒を飲むと
不思議に治ってしまった記憶のある方も多いと思います。
美味と薬効を兼ね備えたカリン酒は、ぜひ作っておきたいものです。
子供さんにはハチミツ漬けをどうぞ。
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【カリン酒】
冬期に採取した果実5~6個を、縦横6~8個くらいに刻んで、
ホワイトリカー1.8リットルに漬け込み氷砂糖またはグラニュー糖約300g
を入れます。
使用するカリンは匂いが出て、表面がベトついていればOK。
そうでない場合は、しばらく室温で放置。1週間ほど置けば大丈夫です。
完全に熟成するまでには半年以上かかりますが、漬けてから2ヶ月程度で
美しい淡黄色になり、芳香が出てくるので飲むことができます。
カリン酒の味は苦味(にがみ)がありますが、咳止めとして役立ちます。
※注意:薬効成分は種にあります。くれぐれも種を捨てないように。
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【カリンのハチミツ漬け】
ハチミツはカリンの量の倍量ぐらいを用います。
漬け込み、密封して冷暗所に置き、2週間くらいは1日おきに攪拌します。
1ヶ月ほどの熟成期間でおいしくできあがります。
できあがったカリン漬けを冷水やお湯で3倍にわってお飲み下さい。
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カリンは、落葉後の10~11月に、樹上に残って暗黄色に熟したものを
採取して、10分程度湯通しして縦割りにして乾燥させます。
これを生薬(しょうやく)で、【木瓜(もっか)】といいます。
咳止めとして、木瓜(もっか)をさらに細かく刻んで、
1日量5~10グラムを適量の水で煎じて服用します。