アマチャ

(甘茶) 薬用部位:葉  使用量:3~5g
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効用:甘味料
一日遅れですが・・・
昨日4月8日は花祭り(灌仏会=かんぶつえ)で、お釈迦様の誕生日が
祝われました。
このとき使うのが甘茶(アマチャ)です。

■調整法
甘茶の原料となる葉を採取するときは、花を咲かせないように、
つぼみのうちにとって葉の生育をよくします。
8月中旬ごろに葉をつんで、天日で乾燥させて、容器に詰めて霧水を散布して
水分を葉にしみ込ませて一昼夜ぐらい放置すると、むれて熱をもってきます。
むろの上に広げて、ときどきもみながら天日で乾かし甘茶とします。

生のアマチャの葉は、噛むと苦くて甘味はありませんが、発酵させると甘味が
でます。
生葉には、グルコフィロズルチンが含まれていて、これには甘味がなくて発酵
すると酵素により加水分解をうけてフィロズルチンになります。
フィロズルチンは、砂糖の約1000倍の甘味をもっています。

■利用方法
甘茶は、甘味が強いので糖尿病患者の砂糖代わりの甘味料として甘茶3~6gを
煎じて用います。

そのほかに色々な家庭薬に配合されています。また、口中清涼剤や歯磨きの甘味、
醤油の味付けなどにももちいられます。

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釈迦牟尼の生誕時に降り注いだのが甘露水――神々の飲料で、
不死の霊薬とされる「アムリタ」であったという説にもとづいて、
甘い水をかけることになったようです。

中国宋代のには、灌仏会に香味料入りの糖水が使われたといわれます。

灌仏会で誕生仏の像にかけるのが甘茶になったのは、江戸時代のことだと
いいます。
これは日本独自の習慣で、世界的には極めて特殊なものだそうです。