キキョウ

別名:桔梗根
                   薬用部位:根   
                   使用量:2~5g
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効用:去痰.排膿

「秋の野に咲きたる花を指折りてかき数ふれば七種(ななくさ)の花。萩が花、
尾花、くず花、なでしこの花、おみなへし、藤袴(ふじばかま)またあさごほ
の花」万葉集の山上憶良(やまのうえのおくら)が秋の七草を詠んだ歌です。
古くはキキョウを「あさがほ」と呼んでいました。

桔梗は秋の七草として、今も多くの方に観賞用や薬用に親しまれています。

■調整法
3~5年目のものの根を、秋に花が終わり、地上部が枯れる頃から翌春までに
掘り、細かな根を取り除いて乾燥させます。
乾燥しにくいので、皮をむいて乾燥させるか、細く刻んで風通しのよい所で
しっかり乾かします。
これを生薬で桔梗根(ききょうこん)といいます。

■利用方法
せきやたんが出るとき、のどの痛みの激しいとき、しわがれた声になったとき
にもちいます。

◎去痰、排膿
桔梗根を粉末にして、1日量3~6gを3回に分けて服用します。
刻んだものでは2~5gを水500ccで煎じて、3回に分けて食間に飲みます。
桔梗2gに甘草2gを加えて煎じると、いっそう効き目があります。

◎うがい
煎じ液でうがいをすると、扁桃炎によるのどの痛みを和らげます。

※キキョウの根には「キキョウサポニン」という成分が含まれて、そのサポ
ニンの液は泡をつくるので、煎じるときには煮こぼれに注意しましょう。