オオツヅラフジ

別名:漢防己 カンボウイ
         薬用部位:根・つる
         使用量:5~10g
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
効用:消炎.利尿.鎮痛.神経痛.リュウマチ.関節炎

『舌切り雀』の童話に出てくるツヅラといっても、近頃なじみが薄いかも
しれません。
ツヅラフジは葛籠藤の意味で、葛(くず)の字が当てられているように、
一般にはクズがよく使われますが、ツツラフジの茎が非常に丈夫で、
カゴを作るのに適しているために名づけられたといわれます。

■調整法
つるや根を秋に採取して、乾燥します。
根茎を乾燥したものを生薬で、漢防己(かんぼうい)といいます。

■利用方法

◎消炎.利尿.鎮痛.神経痛.リュウマチ.関節炎
1日量漢防己5~10グラムに、500CCで煎じながら
約半量まで煮詰めて3回に分けて食前か食間に服用します。

よくコマーシャルで出てくる再春館製薬の『痛散湯(つうさんとう)』は、
麻杏よく甘湯に漢防己を加えたものです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
漢名の防己は凶悪勇壮な人物のようなもので、災禍を楽しみ、
危険な謀反の首謀者ともなるが、巧みに善用すれば敵を防ぐのに
有効な働きをするという意味です。