アンズ

別名:杏仁 キョウニン
                  薬用部位:種子
                  使用量:3~5g
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効用:喘息.咳.呼吸困難.疼痛.浮腫.便秘

杏仁豆腐でなじみのあるアンズは、中国原産で古くにわが国に渡来しました。
ウメによく似た樹で、花は四月ごろウメよりおくれて咲き、淡紅色です。

■調整法
薬として用いるのは、果実の核をかなづちなどで割って得られる種子で、
これを乾燥したものを生薬で杏仁(キョウニン)といいます。
薬用として使用するときは、仁の突端部を除き、皮はつけたままのほうが
いいでしょう。

■利用方法
アミグリンを含んでいるので、鎮咳薬として、ぜんそく、せき、呼吸困難など
に効き目があります。
また、含有する脂肪油は、腸内に入って潤滑の作用があるために通便もよく
なります。

主に漢方処方(麻黄湯・麻杏甘石湯・清肺湯など)や家庭薬などに配合され
ています。

※杏仁は、多量に服用すると、含まれているアミグリンの分解により生ずる
青酸の吸収が多くなり、頭がふらつき、嘔吐などを起こす場合があります。
重症の場合はけいれん、意識障害、呼吸困難などの中毒症状が起こる場合が
ありますから、量的な注意が必要です。