オウレン

別名:黄連
                  薬用部位:根茎
                  使用量:1~5g
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効用:消炎.鎮静.健胃.整腸.止血

薬草の栽培は古くから行われ、地場産業として定着しているものもあります。
オウレンはその代表的な薬草として知られ、とくに丹波黄連は古くから有名で
品質もよく、輸出もされてきました。
黄連の名は、根茎が節で連なり、断面が鮮黄色のためです。
春早く、まだ雪のあるところに花茎を出して白色の小花をつけているのが観察
できます。

■調整法
栽培の場合は5年間、野生の場合は20年以上たったものをえらび、11月ごろに
細根を切り取った根茎をそのまま乾燥させますが、さらに残った細根を焼いて
根茎だけにしたものを生薬の黄連といいます。

■利用方法
健胃、整腸薬として消化不良や下痢止めに用います。

◎粉末は一回量0.3~0.5gを1日3回食前に服用し、煎じ薬とするには刻んだ
根茎3~5gに水500cc加えて煎じ、約半量まで煮詰めたものを3等分し、毎食前
に服用します。
普通に黄連を煎じ薬とするときは、根茎だけでなく細根をつけたまま乾燥した
ものを使うこともあります。

◎うがい薬
扁桃腺炎や口内のただれ、歯茎の痛みにはうがい薬として用います。

◎結膜炎に
結膜炎などにオウレンの有効成分の含まれた目薬も市販されています。

※苦味が強いのは黄色物質のベルビリンによるもので、粉末や煎じ薬として用
 います。黄連の性として寒であるため、病態が冷えているような場合には用
 いられません。