ホオズキ

酸漿(さんしょう)鬼灯 ※日本では果実を登呂実という
                薬用部位:根 果実 全草
                使用量:3~15g
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効用:せき・たん 黄疸 小便不利 むくみ(浮腫・水腫)

ほおずきの歴史的仮名遣いは「ほほづき」で、語源は以下の通り諸説あるようです。
1.実が人の頬の紅色に似ていることから、「顔つき」や「目つき」などと同じ用法で「頬つき」からとする説。
2.果実から種子だけを取り除き、皮だけにしたものを口に入れて膨らまして鳴らす遊びがあることから、「ほほつき(頬突き)」からとする説。
3.「ホホ」というカメムシ類の虫がこの植物に集まってくることから、ホホがつく意味とする説。
4.実が火のように赤いことから、「ほほつき(火火着)」からとする説。 など

■調整法
7~8月ころの開花中に、地下茎および根を掘り取り、よく水洗いして日干しにします。これを生薬の、酸漿根(さんしょうこん)といいます。
また、全草を乾燥したものを、酸漿(さんしょう)といいます。
熟した果実は、水洗いして日干しにして、1日量8~15グラムを煎じて飲用します。

■利用方法
酸漿根(さんしょうこん)、酸漿(さんしょう)は、せき止め、解熱、利尿薬として発熱、黄疸、水腫に用います。

酸漿を、3~10グラムを1日量として0.3リットルの水を加えて煎じて、約2分の1量になるまで煮詰めます。それを食前に3回に分けて服用します。

酸漿根は、1日量10~15グラムも同様に用いますが、子宮の蠕動運動を盛んにして、緊縮(きんしゅく)する作用もあり、堕胎作用が生じるので妊婦の場合は用いることはできません。