(26) 燥邪(そうじゃ)

風・寒・暑・湿・燥・火 の六淫が体に悪さをするとき、邪(じゃ)と
 なります。

 「燥」は、エアコンのきいた冬のオフィス内の環境を思い浮かべてみて
 ください。

 燥邪は乾燥性があり、体液を最も消耗させやすく、口鼻の乾き、空咳、
 皮膚の乾燥などの症状が見られます。
 
 燥邪は肺(呼吸器系)を傷めやすく、多くは口鼻から入ります。
 咳、粘っこい痰などがよく見られ、ひどくなると血痰、喘息などが見られます。

 昔、ストーブの上に必ずヤカンが置かれて加湿されていたのは、この燥邪を
 避ける最善の方法だったといえるでしょう。