(9) 脾胃(ひい)

脾って脾臓のこと?と思われるかもしれませんが、脾臓とは別で消化機能を
コントロールしているところです。
消化器系全般のことを指し、普投私たちが「胃腸」といっているものと
ほとんど同じと理解してください。
「すみません‥…・胃腸薬ください。」という「胃腸」です。

忘年会で食べ過ぎたり飲みすぎたりして傷めるのがこの脾胃(ひい)です。

前回の『腎』が親から受け継いだ生命エネルギーを貯えるところで、今回の
『脾胃』の力で飲食物からエネルギーを得て補充しています。
難しいことのようですが、実は簡単で「食べ(栄養をとら)なければ
生きられない」という基本的なことです。

『脾』と『胃』は、ひとかたまりに使われることが多いようですが、
実際はそれぞれの働きを持っています。

漢方の教科書を開いてみると、このように難しく書いてます。

脾(ひ)は、水穀(すいこく:飲食物)を運化(うんか:運搬・吸収)する
胃(い)は、水穀を受納(じゅのう)し、腐熟(ふじゅく:消化)する

こうしてみると、胃(い)は、解剖的な胃と同じではたらきも同じと
思っていいでしょう。
では脾(ひ)は、解剖的な小腸の機能と似ていますが、これは部位を指す
ものでなく、あくまでも機能的な表現と思っておいたほうがいいでしょうね。
こういう専門用語が並びだすと、漢方が嫌になってくるんですよね(^ ^;Δ

とりあえず 【脾胃 = 胃腸】 でいいでしょう!!