(222) 散剤(さんざい)

漢方には葛根湯や小柴胡湯の様に、”湯”と付くもの以外に当帰芍薬散や五苓散のように、”散”と付くものがあります。
これは薬草(生薬)を煮出すのではなく、そのままを粉末にして混ぜ合わせたものです。すなわちそのものです。
したがって価格も安くなります。

ただ、現在の製剤化されたエキス漢方の中には、散剤をその構成のままに 煮出してエキス化したものもあり、その場合、本来は当帰芍薬湯や五苓湯と 呼ばないといけないものも混在しているので、注意が必要です。

散剤処方を湯剤とした場合には、”散料”と付けるのが正式です。
当帰芍薬散料や五苓散料となります。