(274) 格陽(かくよう)
陰盛格陽、裏寒格陽のことを略して”格陽”といいます。
”格”とは、つっかえとして止めている硬い棒や引っかかる木のことがもとの意味で、それより”さまたげる”という意味を持ちます。
体内の冷えが盛んで、陽気が外に押しやられるため、体内は冷え(真寒)であっても体表には熱(仮熱)の症候が現れること。
皮膚の赤み(触れても熱くない)・口渇・手足を絶えず動かす・脈が洪大など熱の症状を呈していても、布団を多く掛けたがる・温かいものを欲しがる・尿は薄く透明・四肢が冷るなどの真寒の症状を現します。