(25) 湿邪(しつじゃ)

風・寒・暑・湿・燥・火 の六淫が体に悪さをするとき、邪(じゃ)と
 なります。

 「湿」は、日本では梅雨があり、いちばん注意が必要なものです。

 湿邪は胃腸の機能を低下させ、お腹の張りや大便がすっきりしないという
 症状が出ます。食欲不振や下痢軟便などにも関係します。

 湿邪は粘ばるという性質があり、頭やからだが重い、四肢がだるいという
 「重い」という症状が出てきます。
 目やに、粘液便、小便混濁、おりものの異常、湿疹の分泌物などもふえます。

 湿邪は下に症状を現しやすく、浮腫、下痢、おりもの、膀胱炎などのように
 下半身に多く見られます。