(37) 望診 (ぼうしん)
四診 (ししん)のひとつ、望診 (ぼうしん)とは、
病人の神(覇気があるかないか)、色、形、態、舌および分泌物、排泄物の
の色や質の病的な変化を視覚的に観察し、内臓の病変等を推測し、疾病の
状況を知ろうとする診察法です。
望診の中で中医学がもっとも重要視するのが舌診です。また、爪の診断も
簡単にできるものです。
舌診と爪診については、またあらためて説明しますね。
舌診以外で重要なのは、顔色の診断です。
顔色全体が赤黒い時は湿熱やお血。
青白い場合は、肝寒。
黄色い場合は脾に問題がある。
鼻が赤い時は、肺または脾に熱がある。
黒い場合は、腎に問題がある。 などです。
子供の場合は、指の色で診断する方法もあります。
また、病人の全体の雰囲気をつかむことが大切です。
目の力がしっかりしている人(神が有る)は、病気が重くても治りやすく、
これに反して、目の焦点があっていないような場合は、状態が悪い事を意味
しています。