身近な薬草100選:
オオバコ
別名:車前草 シャゼンソウ
車前子 シャゼンシ
薬用部位:全草・種子
使用量:5~10g
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効用:消炎.利尿.鎮咳.健胃
しかし、舗装された道路のふちの土に、しっかりと根を張ったオオバコを
みると、茎で引っ張り合いの勝負をしたのを思い出します。
■調整法
花期に、花穂が出て葉が十分に成長した初夏から、全草を採取します。
風通しのよい日陰で乾燥させます。
これを生薬の車前草(しゃぜんそう)といいます。
また、秋に花穂を切り取って、新聞紙などに広げて置いて天日で乾燥し
種子のみを集めます。これを生薬の車前子(しゃぜんし)といいます。
■利用方法
◎下痢止め、咳止め、止血、強壮
車前草を1日量10gに500ccの水で煎じて3回に分けて食間に服用します。
◎咳止め
車前草10gい甘草(かんぞう)3gを加えて前記のように煎じ煮詰めます。
◎利尿
車前子を1日量5~10gに300ccの水で煎じ3回に分けて食間に服用します。
車前子(しゃぜんし)は、粘液質が多く鍋のそこにくっつくので
布か和紙の袋にいれて煎じるとよいでしょう。
◎塗布
腫れ物、排膿に生の葉を火で炙って柔らかくしたものを患部に貼ります。
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道端の雑草の中にオオバコを見かけます。
漢方での名前の由来は車前(しゃぜん)といい、人や車の踏み通る道端の
跡に好んで生える非常に生命力の強い薬草です。
身近な薬草100選:
ユキノシタ
別名:虎耳草 コジソウ
薬用部位:葉
使用量:しぼり汁 5~10g
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効用:ノドの痛み.ひきつけ.百日咳.心臓病.腎臓病による軽いむくみ
古く中国から渡来したといわれ、全体が粗い毛で覆われています。
ユキノシタの名前の由来は、その名のとおりに、寒い冬に雪の下になっても
枯れないから、ユキノシタと呼ばれるようになりました。
最近、ユキノシタを指名買いされる方の多くが、美白化粧水を作るんだって。
その作り方は不明。インターネットで調べたとか・・・
■調整法
5~7月の花期に、葉をとって陰干しにして乾燥させます。
生薬では虎耳草(こじそう)といいます。
■利用方法
◎小児のひきつけ
ユキノシタの新鮮な葉を水洗いし、1回に3~4枚を少量の塩でもみ
汁を口に含ませます。
◎うるしかぶれ
患部にしぼり汁をつければ効き目があります。
◎耳だれ
新鮮な葉からしぼった汁を1~2滴を耳の穴にたらすか、脱脂綿や綿棒に
しみこませてつけます。
◎やけど、はれもの、しもやけ、ひび
新鮮な生の葉を水洗いして火にかざし、柔らかくして直接患部に貼ると
自然に膿がでます。または、葉の黒焼きと、ゴマ油を混ぜて塗布します。
◎咳や心臓病、肝臓病などで、軽いむくみのあるときは
虎耳草(こじそう)10gを1日量として、500ccの水で半量まで
煎じたものを3回に分けて服用します。
この虎耳草(こじそう)の煎じ汁は、痔の痛みに効果があります。
煎じ汁を脱脂綿に浸して、患部を軽くなでるように洗うと痛みが
和らぎます。
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ユキノシタの葉は、一年中いつでも採れるので山菜には便利です。
摘み取った新鮮なユキノシタの葉は、塩でゆでて水にさらしてから、
酢味噌和え、辛し和え、ゴマ和え、汁の実、煮物などにします。
身近な薬草100選:
クワ
別名:桑白皮 ソウハクヒ
薬用部位:根皮
使用量:5~10g
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効用:消炎.利尿.鎮咳.去痰.緩下.脳出血.リウマチ
高血圧(葉).糖尿(枝).
口のまわりを赤黒く染め、甘く果汁の多いクワの実を食べ歩いた思い出を
なつかしむ人も多く、学校で飼っている蚕のために葉っぱを集めて回った
人もいるでしょう。
■調整法
冬に根を掘取り、細根を除き、皮部を剥いで天日で乾燥したものが、生薬の
桑白皮(そうはくひ)。
11月頃の葉を乾燥したものを桑葉(そうよう)。
4~6月頃の果穂を蒸して乾燥したものが桑椹(そうたい)、若い枝を刈り取り
天日で乾燥したものを桑枝(そうし)またはくわ茶といいます。
桑に関係した生薬は、桑白皮(そうはくひ)桑葉(そうよう)桑椹(そうたい)
桑枝(そうし)と4種あります。
■利用方法
桑白皮には、利尿、鎮咳、去痰、血圧降下、血糖降下作用があり、漢方薬の
清肺湯(せいはいとう)、五虎湯(ごことう)に配合されています。
桑葉は、お茶としては便秘、高血圧、動脈硬化、強壮となります。
最近は糖尿病に対する効果が注目され、広くサプリメントとして利用されて
います。
また、桑枝は、リューマチ、神経痛、関節炎に、桑椹は、肝臓、腎臓の機能を
高める作用があります。
◎クワ酒
桑白皮200gをホワイトリカー1.8リットル漬け、約6ヶ月で飲めるように
なります高血圧の予防になるとされます。
熟した果実500gか桑椹200g適量のハチミツを漬けたものをクワの実酒と
いって、これは疲労回復、強壮、浄血、動脈硬化の予防になるとされます。
◎シップ
やけどに乾燥した葉を粉末にしてゴマ油で練って患部に塗ります。
※育毛剤
桑白皮エキスに育毛作用があることが解明されたことで、トニックに漬けて
自家製育毛剤作成する人が増えています。
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蚕の食う葉(くうは)から転訛(てんか)して、クワの名が生まれたと
いわれています。
身近な薬草100選:
ドクダミ
別名:十薬 ジュウヤク
薬用部位:全草
使用量:10~30g
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効用:消炎.利尿.解毒.緩下(便秘改善).高血圧.動脈硬化.(生)化膿.水虫
ドクダミというよりジュウヤクと呼んだほうが分かりやすいかもしれません。
薬としての呼び名がジュウヤク、植物としてや健康茶としての呼び名が
ドクダミで、同じものであることを覚えておいてください。
■調整法
5~6月の花期に根を含めた全草を採取し、一度軒先などで吊るして乾燥して
から刻んだ後、半日ぐらい日干しにして出来上がり。
また、生の葉が必要な時は、必要量を採取します。
ドクダミは、日干しの乾燥時間が、速いほどきれいな色にしあがります。
乾燥のときに雨に当てないのも、大切な注意です。
これを生薬で、十薬(じゅうやく)といいます。
■利用方法
生のドクダミには独特のにおいデカノイルアセトアルデヒドやラウリール
アルデヒドが含まれていて、これは、乾燥すると成分が変化をして無臭に
なります。
ドクダミには、イソクエルシトリンが血圧を下げ、デカノイルアセトアルデ
ヒドが殺菌作用で蓄膿症を改善、利尿作用で便秘が改善、フラボン成分は細胞
組織を保護、血液循環を良くして、お血を取り去り神経痛を改善、動脈硬化、
高血圧、アトピーなどに効果があるとされます。
◎はれもの
化膿性のはれものには、新鮮な葉を水洗いし、新聞紙等に包んで火に焙り、
柔らかくなったら、はれものの大きさに折って、絆創膏で止めておくと、
膿を吸い出し、はれがひきます。
◎健康茶として
利尿、便通及び高血圧予防には単独のドクダミ茶を用いますが、十薬20~30g
とハトムギ10gとを煎じ、お茶代わりに飲むと一層効き目があります。
※注意としては、単独での服用する時、体が冷えていたり体調の悪い場合には
大量を用いてはいけません。
◎水虫
ドクダミのにおいの成分には強い抗菌性や抗かび性がありますので、生の葉を
水虫の患部にすり込めば水虫菌の発育を阻止して、効き目があるとされます。
◎塗布
生の葉をよくもむか、火で炙って、化膿、擦り傷、靴擦れなどに利用します。
◎入浴剤
乾燥した葉を適量風呂に入れると、あせも、湿疹などに効果的です。
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独特な臭気があり、いかにも毒があるように感じられることから、毒溜めが
訛ったとか、毒矯(どくたみ)の意味で、毒下しなどに用いられるかとか、
毒痛みのことで、毒にも痛みにも効くからなどの諸説があります。
身近な薬草100選:
シソ
別名:紫蘇葉 紫蘇子 紫蘇梗
薬用部位:葉.種子
使用量:3~10g
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効用:殺菌.防腐.解熱.解毒.鎮静.胃神経症.健胃.発散.鎮咳.去痰
梅干、漬けものと日本人の食事には欠かせない紫蘇は食用とともに薬用として
広く使われています。
シソは紫蘇の音読み。蘇とはシソ全体に芳香があって気分を爽快にし、血の
めぐりをよくして食欲を促進し、人を蘇(よみが)らす働きがあることから、
名づけられたといいます。
■調整法
6~7月の開花前に採取し始めて、半日程度日干しにした後に、風通しのよい
場所で陰干しにします。これを生薬で紫蘇葉(しそよう)または蘇葉(そよう)
といいます。
10月ころに種子を採取して陰干しにしたものを、生薬で紫蘇子(しそし)、
茎だけを天日で乾燥したものを紫蘇梗(しそこう)といいます。
■利用方法
シソの葉には殺菌、防腐、解熱、解毒作用があり、昔から梅干の着色、着香料
や刺身のつまに用いられています。
ノイローゼ、ストレスなど気分がすぐれない場合や芳香性健胃、整腸、神経症、
鎮静、せきなどに1日量5~10gに水500ccで煎じて2~3回に分けて食前に服用。
紫蘇子(しそし)は鎮咳去痰、便秘によく効くとされて、茎の紫蘇梗(しそこう)
は気分のもやもやを取り去り食欲不振、消化不良に有効とされています。
いずれも、1日量5~10gに水500ccで煎じて2~3回に分けて食前に服用。
◎慢性気管支炎の治療には、シソ葉と生姜を10:1で、煎じて朝夕服用をします。
◎サバなどの青みの魚の蕁麻疹には、シソ葉の粉末を小さじ1杯と熱湯を入れて
飲用します。
◎浴湯料
神経痛、腰痛、リューマチ、痔、打ち身、精神安定に葉や果実を採り、残った茎
を浴槽に入れて入浴します。
◎薬用酒
整腸、鎮痛、健脳、利尿に葉や種子を使用してホワイトリカーに漬けて薬用酒
にします。
身近な薬草100選:
イカリソウ
別名:淫羊霍 インヨウカク
薬用部位:地上部
使用量:8~20g
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効用:強壮.強精.神経衰弱.健忘症(胃弱.心臓弱い人はさけること)
春の山野は白か黄色の花が多いですが、イカリソウは赤紫色で目立つために
案外知っている人も以外と多いかもしれません。
イカリソウの名前の由来は、船の錨(いかり)に似た淡紫色をした花をつける
ことから名がついたといいます。
■調整法
開花時期に地上部を刈り取って、天日で乾燥し刻みます。
これが生薬で淫羊霍(いんようかく)です。
■利用方法
イカリソウの地上部には、イカリインという成分が含まれています。
このイカリインを用いての動物実験では、精液の分泌を促進する働きのある
ことが確認されています。
◎強壮、強精の目的で、イカリソウ1日量8~20グラムに水500ccを加えて、
煎じながら約半量になるまで煮詰めたものをこして食間に服用します。
◎粉末にした場合には、1日量3~5gを3回に分けて服用します。
※神経衰弱、健忘症や強壮強精にもよいとされますが、胃腸や心臓の悪い人は
避けてください。
◎イカリソウ酒
薬酒としての利用がポピュラーです。イカリソウの乾燥した地上部を刻んだ
もの200gにグラニュー糖を約半量加えて、ホワイトリカー1.8Lに漬けます。
2~3ヶ月後に1回10ccぐらいずつを飲みます。
このイカリソウ酒は仙霊脾(せんれいひ)酒とも呼ばれ強壮酒の代表です。
身近な薬草100選:
ヨモギ
別名:艾葉 ガイヨウ
薬用部位:葉
使用量:5~20g
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効用:止血.保温(冷えによる腹痛.しもやけ).高血圧.神経痛.止痒
ヨモギは善燃草(ヨモギ)で、モグサの原料とし、よく燃えるとする説と
善萌草(ヨモギ)であって、繁殖力が旺盛なため、いったん畑地に侵入すると
その駆除に苦労するぐらいによく萌え出るためとする説があります。
■調整法
花のつかない6~7月頃によく成長した茎葉を採り、日陰でよく乾燥したものを
生薬の艾葉(がいよう)といいます。
■利用方法
艾葉は体を温め、胆汁分泌促進、食欲増進、止血、冷えによる腹痛、胸焼け、
下痢、便秘、鼻血の止まらないとき、血尿、痔などには、1日量5~10gに、
水500ccを加えて、煎じ約半量まで煮詰めたものを食間に服用します。
◎ヨモギ風呂
腰痛には、艾葉30~50gを木綿袋に入れて煮出し、風呂に入れてヨモギ風呂。
◎塗布
切り傷、虫さされ、かゆむ止めに生の葉を絞り塗布。
◎ヨモギローション
ヨモギで作ったローションに痒み止め効果があることから,長期透析者,黄疸,
寝たきり老人の皮膚掻痒症に対し好評を得ています。
ヨモギ液 乾燥ヨモギ 15g
蒸留水 600mL
l-メントール 15g
無水エタノール 300mL
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蒸留水を加え 全量900mL
1.乾燥ヨモギ15gを蒸留水600mLの入った浸煎剤器で20分間煎じた後,熱時
ガーゼで ろ過し,放冷し,ヨモギ液(約450mL)を製する。
2.無水エタノール300mLにl-メントール15gを溶解し,撹拌しながらヨモギ液
を加える。
3.蒸留水を加え,全量900mLとする。
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お灸:灸に使う「もぐさ」は、5月ころの若葉を採り、天日で良く干して、
からからに乾燥したものをよくもんで腺毛(せんもう)を集めたものです。
身近な薬草100選:
ジャノヒゲ
別名:麦門冬 バクモントウ
薬用部位:根(肥大部)
使用量:5~10g
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効用:滋養強壮.鎮咳.去痰.止渇.利尿.催乳
「蛇ノヒゲ」、「竜ノヒゲ」と言われ、公園や庭や垣根ぞいに植えられていて、
緑の少ない冬でも目立っている薬草です。
■調整法
ジャノヒゲの、根の肥大したところを5~6月頃に採取します。
塊根(かいこん)部分をよく水洗いして、一度天日で半乾燥してから、半日水に
つけて柔らかくなったところで、中心部の芯を抜き、さらに天日で乾燥させます。
これが生薬の麦門冬(バクモントウ)です。
■利用方法
◎鎮咳.去痰.止渇.利尿.催乳
麦門冬1日量5~10gを水500mlで煎じて、3回に分けて食間に服用します。
とくに、大病後で非常に体力が衰弱した場合や、老人などで、せきが出てたん
の切れが悪い場合に用いると効きめがあります。
◎滋養強壮
麦門冬に同量のハチミツを加えて、水500?で煎じながら約半量まで煮詰めた
ものを、3回に分けて食間に服用します。
身近な薬草100選:
ナンテン
ナンテン
薬用部位:果実・葉
使用量:5~10g
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効用:鎮咳.強壮
赤飯の上にナンテンの葉をあしらう風習は昔からよく知られています。
これも生活の知恵で、ナンテンの葉には防腐作用があることを知っていたため
でしょう。
また、”難転”にかこつけて、これを鬼門に植えると難を転ずとか、ナンテン
の杖は老人によいとか、ナンテンの箸は病気にかからないとか、めでたい木と
して、日本人にはなじみがあります。
■調整法
12-1月ごろ果実を採集して天日乾燥したものが、南天実です。
果実はなかなか乾燥ないので、十分に乾燥させることが必要です。
※作用か強いため量をこすと、神経・呼吸などに麻痺を起こすので、用法容量
に気をつけてください。
■利用方法
薬用には白南天の方が効き目があると俗にいわれていますが、赤も白も効き目
には差はありません。
さらし南天といって色を脱色したものが出回っています。
通常1日量5~10gを500mlの水で半量になるまで煎じつめます。
南天実と黒豆とを同量、同じように煎じ、氷砂糖かハチミツで甘味をつけて
服用するといっそう効き目があります。
南天実は視力の回復にも良く効くとされ、咳止めの場合と同様に用います。
◎葉の民間療法
葉は南天葉(なんてんよう)といい、果実と同様の効き目があるとされ、
民間では解毒薬として用いられています。
とくに魚の中毒のときに新鮮な葉をよく噛んで飲み込むとよいといいます。
吐く場合があってもその方がよいといわれています。
ハチに刺されたとき、生の葉をよくもんで、その汁をつけると痛み止めになり、
また乗り物酔いには生の葉を噛むとよいといわれています。
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赤飯の上にナンテンの葉を置く習慣には、毒消しの意味があります。
解毒作用のあるチアン水素がごく微量に発生して、これが殺菌効果をあげて
腐敗させないからです。
身近な薬草100選:
ショウブ
ショウブ
薬用部位:根茎
使用量:3~6g
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効用:食欲促進.慢性の消化不良.胃炎.腹痛
端午の節句に使われるショウブは葉の形がハナショウブに似ているため
よく混同されています。
ショウブはサトイモの仲間、ハナショウブはアヤメの仲間です。
その葉の形が剣に似ているため、男子の節句にふさわしいものとされています。
■調整法
ショウブは、冬に根茎を掘り取り、ひげ根を除いて水洗いしてから日干で
乾燥します。
これが生薬の菖蒲根(しょうぶこん)です・
■利用方法
根茎には、精油が多く含まれていて、健胃薬として昔はよく使われていましたが
嘔吐を催すことがあるので、今はあまり使われていません。
※煎じて服用すると吐き気を促すことがあるので、粉末にして1日3~6gを3回に
分けてオブラートやカプセルにして服用します。
※採取して1年以上経過した生薬(しょうやく)は吐き気が減ってきますので
煎じる場合には1年以上経過したものを用います。
※ショウブの根茎を生で内用することは避けるべきです。
◎浴湯料
葉や根茎そのままお風呂にいれて入浴します。
香りが神経の緊張をほぐして、血行を良くして、体を暖めるので、神経痛、
リューマチに効果があるといいます。
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漢方の石菖蒲の根(石菖根セキショウコン)は違う植物です。
セキショウの名前の由来は、岩に着生して生長し、形態がショウブに似て
いることから、石の菖蒲で石菖(せきしょう)の名前がつきました。