漢方用語集: (220) 透発(とうはつ)

”透”は突き抜けて出てくること、”発”はふさがったところから外に広がる意味を持っています。

「透疹」と同様に、はしかの初期に用いられる治療法もこれに当たります。

漢方用語集: (219) 頓咳(とんがい)

”頓”は”急に、苦しめる、とどまる”などの意味を持ち、繰り返す難治性の咳、いわゆる百日咳のことをいいます。

百日咳に不可欠の薬草は、道端の雑草”スベリヒユ(五行草)”で、抗菌作用をもちます。

漢方用語集: (218) 呑酸(どんさん)

呑は飲み下す意味。胃からすっぱい液が上がってくるが、吐くまでいかず飲み込む症状のことをいいます。
飲み込まず吐き出すことを”吐酸”といいます。

漢方用語集: (217) 驚風(きょうふう)

小児のひきつけやけいれんのことをいいます。
このけいれんなどを鎮めることを”定驚”といいます。

漢方用語集: (216) 開竅(かいきょう)

”竅”とは、アナを意味しています。詰まった穴を開くということで、脳の働きや心臓の働きを回復させるものです。

牛黄(ゴオウ)や麝香(ジャコウ)が代表で、脳卒中や心筋梗塞の救急治療に使うとともに、頭をスッキリさせて記憶力アップという、現代的な応用もあります。

漢方用語集: (215) 承気(じょうき)

”承”は”うけたまわる”。人がひざまづいて、両手でささげうけるさまを文字としたものだそうで、”引き受ける”というような意味を持ちます。

漢方では、「胃腸に入った邪気を通利すること。」とされています。

大承気湯・小承気湯・調胃承気湯・桃核承気湯など、大黄で下して、邪を除く処方に付いています。

漢方用語集: (214) 厥冷(けつれい)

厥(けつ)とは、詰まって流れない意味を持っています。
冬に手足が冷たいことを四肢厥冷または厥逆といいます。上下肢の末端部に冷感を感じる状態です。

多くはエネルギー(陽気)不足やうっ滞によって引き起こされます。

漢方用語集: (213) 醒脾(せいひ)

”醒”とは、酔いや眠り、迷いなどから解き放たれてすっきりする様子で、「覚醒」の”醒”です。

湿の邪などに犯されて、働きが低下した脾(胃腸消化機能)をすっきりとさせて、本来の動きに戻すことをいいます。

漢方用語集: (212) 留邪(りゅうじゃ)

前回の恋邪と同じ意味。こちらの方が分かりやすいですね。

 ”恋”とは素敵な用語ですが、”恋”の原義は”糸がもつれ乱れる”の意でさらに”いつまでも断ち切れない心”などの意味もあります。
すなわち、邪がいつまでも残り断ち切れないという意味で、文字からは連想しにくいものです。

本来、去邪薬(邪を去るくすり)を用いるべきなのに、補うくすりを使い、邪の力を助長させてしまい、結果、邪を留めてしまうことをいいます。

漢方用語集: (211) 恋邪(れんじゃ)

 ”恋”とは素敵な用語ですが、”恋”の原義は”糸がもつれ乱れる”の意でさらに”いつまでも断ち切れない心”などの意味もあります。
すなわち、邪がいつまでも残り断ち切れないという意味で、文字からは連想しくいものです。

本来、去邪薬(邪を去るくすり)を用いるべきなのに、補うくすりを使い、邪
力を助長させてしまい、結果、邪を留めてしまうことをいいます。
留邪ともいいます。