漢方用語集: (240) 中風(ちゅうふう)

”中”は”あたる”という意味で、卒中ともいいます。突然に半身麻痺・顔面麻痺・言語障害・重篤になれば意識障害などを引き起こすことをいいます。
昔は風の邪が正気の弱りにつけ込んで侵入し、引き起こされると考えていたので、風邪に中(あ)たることで出現した”中風”と呼ばれていました。

現代医学的には、脳血管障害や顔面神経麻痺などに相当します。

漢方用語集: (239) 中暑(ちゅうしょ)

”中”は”あたる”という意味で、夏期の灼熱の暑邪に襲われてて発症した急性の病症のことをいいます。
いわゆる「熱中症」のこと。これは、”熱にあたる”と表現しています。

熱感煩躁・大汗あるいは無汗・四肢硬直して痙攣・意識障害・呼吸困難を現すもの。
中[日+曷](ちゅうえつ)ともいいます。

漢方用語集: (238) 汗疹(かんしん)

現代医学でも”あせも”のことをいう。

我々にとっては、”あせも”の方がポピュラーだが
「あせも」は「あせぼ」とも呼ばれ「汗疣(あせいぼ)」が変化したものだそうです。
「あせも」の方の語源は、「汗物(あせもの)」や「汗生(あせぶ)」から来たものでないかという諸説があるようだ。

漢方用語集: (237) 目赤(もくせき)

現代医学的には眼球結膜の充血のこと。

少し難しいですが、外感風熱(がいかんふうねつ)・肝火(かんか)・肝腎陰虚(かんじんいんきょ)などでみられます。

漢方用語集: (236) 調経(ちょうけい)

”経”とは”月経”のこと。
調経は月経を調整するということで、生理不順を治療するときに使う用語です。

漢方用語集: (235) 明目(めいもく)

”明”とは”明るい、明らかになる、はっきりする”などの意味。
明目とは、光がさしてものがはっきり見えるさまを意味して、目が良く見えることをいいます。

漢方用語集: (234) 舟楫之剤(しゅうしゅうのざい)

”楫”とは舟のかじのこと、舟に乗せて目的地に物を運ぶように、漢方方剤の作用を治療目的部位へ運ぶ役割をもつ薬物のこと

桔梗は上に 牛膝は下に のように。

漢方用語集: (233) 不育(ふいく)

男性の生殖不能の状態をいいます。
男子の不育の多くは、少し難しいですが、腎気虧(き)虚や精気虧虚・虚寒
内生によって起こるとしています。

不妊の原因の半数近くは、男性にも原因があるといわれます。

漢方用語集: (232) 縮尿(しゅくにょう)

 ”縮”とは、糸をしめてちぢめるがもとの意味で、縮尿とは膀胱を引き締めて、尿のモレを防ぐこと、すなわち頻尿や尿失禁を改善することです。

逆に尿が漏れることを遺尿といい、遺尿症とはおねしょのことです。

漢方用語集: (231) 命門(めいもん)

 ”命”とは、天より授けられた寿命や運命。
”門”は囲われた塀の狭い出入り口、またはさまざまなものが取り出される口のこと。
すなわち、天より授けられた命が囲われている場所のことを指します。

 命の根源・根本といえます。少し専門的になりますが、腎陽(じんよう)を指します。