漢方用語集: (189) 百合病(びゃくごうびょう)

百合病は”ゆり”とは読まず、”びゃくごう”と読みます。

金匱要略という漢方の古い書物の中で、「百合病狐惑病」としてでてくる、
一見、何かに取り付かれたような精神病的病状のひとつです。

漢方用語集: (188) 痞満(ひまん)

痞とは”つかえ”で、胸部がつまって通じないことで、痞満(ひまん)とい
う言い方もします。
気の上り下りの流通が崩れると、胸の部分で詰まって通じない感覚が生まれま
す。
押しても痛みなく、腫れ物に触れることもありません。

漢方用語集: (187) 心煩(しんぱん)

前回の五心煩熱(ごしんはんねつ)で使われていた”煩”とは、”わずらしい”
という漢字で、心煩とは胸の部分が、なんだかもやもして不快で、落ち着かな
い状態をいいます。

”心”はみぞうちの部分であったり胸部全体をさしています。

漢方用語集: (186) 五心煩熱(ごしんはんねつ)

五心とは、両手のひら・両足の裏、そして心胸の部分をさします。
五心煩熱(ごしんはんねつ)とは、手掌・足底がほてり、同時に胸の部分で
そわそわして落ち着かない状態をいいます。

体の体液不足による、虚性の熱症状の現れです。

漢方用語集: (185) 逆証(ぎゃくしょう)

疾患は、各症状が理論に基づく規則性に準じた形で現れても、そして消失、
治癒に向かうものです。
体の正気(体力)が十分あり、病気に対する抵抗力で早期に治癒していくもの
を正しい方向で順(じゅん)。
それに反して、不摂生や治療方法の間違いで起こすものを、逆証といいます。

漢方用語集: (184) 順証(じゅんしょう)

疾患の過程で、各症状が理論に基づく規則性に準じた形で現れても、そして
消失、治癒に向かうものをいいます。
すなわち、体の正気(体力)が十分あり、病気に対する抵抗力で早期に治癒
していくものをいいます。

それに反して、不摂生や治療方法の間違いで起こすものを、逆証といいます。

漢方用語集: (183) 透疹(とうしん)

疹毒をすみやかに発疹させて治す治療法のことをいいます。
一般に、発疹を伴う病気で、発疹すべきところが発疹しなかったり
また発疹が不十分であるときに、辛涼透表の薬を用いてすみやかに
発疹させれば、こじらせることはありません。

はしか(麻疹)の初期などに用いられる方法です。
升麻葛根湯なでです。民間療法では伊勢エビの殻を煎じて飲みます。

漢方用語集: (182) 胎元(たいげん)

母体で胎児を育てるために必要な元気(エネルギー)のこと。気とともに血・
水などの栄養物質をさします。
この胎元が足らないと、早産や未熟児出産となります。

また、胎元とは胎盤のことを意味する場合もあります。

漢方用語集: (181) 外治(がいち)

患者さんの体表部あるいは患部に治療を施す方法のことをいいます。
薬物療法・手術療法などに分かれます。

※余談
五行草の液でシップしたり、洗浄したりして、アトピーのジュクジュクや痒み
を軽減させるのも、外治法のひとつです。

漢方用語集: (180) 血余(けつよ)

血余とは、髪の毛のことです。
漢方では、十分な血があってはじめて、黒々とした艶のある黒髪になるとして
います。

今、CMで良く見る”しなやかな黒髪”も維持するためには、血の不足がない
ようにしなければいけません。検査で貧血がないから大丈夫というわけには
いきません。

※余談
血を作る婦宝当帰膠という漢方で、トリートメントやパックする方法もありま
す。