漢方用語集: (179) 生肌(しょうき)
”なまはだ”と読むと少し意味深な感じがしますが、漢方では”しょうき”
と読み、「皮膚の再生を促す」ことをいいます。
皮膚の新陳代謝が活発であることは、美容の必須条件です。血を十分に補い、
潤すことがきれいの秘訣です。
今、CMで良く見る”しなやかな黒髪”にも通じるものです。
”なまはだ”と読むと少し意味深な感じがしますが、漢方では”しょうき”
と読み、「皮膚の再生を促す」ことをいいます。
皮膚の新陳代謝が活発であることは、美容の必須条件です。血を十分に補い、
潤すことがきれいの秘訣です。
今、CMで良く見る”しなやかな黒髪”にも通じるものです。
前回の「宿食」と同意のことばです。食べ物が胃腸に停滞し、消化できていな
いために現れる症状をいい、食積腹痛とか食積泄瀉などが起こります。
漢方の臨床の現場では、食積または食滞という言葉の方が宿食よりもよく使わ
れているようです。
「宿」ととは留まるの意味。宿食とは食べ物が胃腸に停滞し、消化できていな
いために現れる症状をいいます。
胸のあたりがつまってもんもんとする、飲食を嫌う、口の中にすっぱいものが
上がってくる、舌のコケが厚くなるなどがみられることとなります。
消食導滞のはたらきを持つ漢方(保和丸など)を用います。
長く患った病気や大病が治ったばかりのときに、不摂生な食生活をしたために
胃腸の消化吸収機能が低下し、病気が再発することを言います。
子供さんの熱性病などによくみられ、ちょっとよくなったと思ったときに、
脂っこいものや肉類を食べたりすると、再発しやすくなります。
飲食の不摂生、または不潔な食物の摂取により、脾胃(消化器系)が損傷されて
起こる病証をいいます。食傷ともいいます。
暴飲暴食・不衛生な飲食物の摂取、冷たいもの生もののとりすぎによる、消化不良
の症状です。みぞうちの不快感、げっぷ、便に酸腐臭、むかつき、嘔吐、下痢など
がみられます。
帯下には広い意味と狭い意味の2つがあります。
広義は婦人科疾患全般を指します。婦人病を帯下病と総称します。
狭義の帯下は、膣から流れ出る粘性の物質を意味しています。膣から流れ
出る様子が、粘性の帯が下方に落ちるように見えることからついたといい
ます。古代の医家は、色の違いにより白帯・黄帯・赤帯・青帯・黒帯など
五色に分類していました。
薬の原材料を中医薬理論にもとづいて一定の剤型に加工したもの。
その保管・服用は便利で、慢性病や軽証に用いられるだけでなく、ある種の
急性病や重症の病人にも応用されます。
丸型・顆粒・軟剤・片剤などがあります。
「窒」という字は、閉塞して通じないことを意味します。
鼻窒とは間歇的あるいは持続的な鼻づまりをいいます。鼻づまり、鼻水、頭帽
感、頭痛、咳、痰が多い、下鼻甲介の腫大、鼻粘膜の充血および浮腫が症状で
す。
現代医学で言う慢性鼻炎を指します。
鼻の穴から生臭い膿が出て、鼻づまりし、嗅覚が低下または消失し、同時に
額付近が張って痛む病気のことをいいます。
現代医学でいう急性・慢性副鼻腔炎の症状が似ています。
前回の「鼻きゅう」は寒であるのに対して、鼻淵は熱の症候となります。
「鼻へんに九」(漢字がないので)は鼻閉やくしゃみの事を指します。寒冷の
刺激を受けることによって鼻閉・くしゃみ・鼻水を生じる病症をいいます。
よくみられる症状は、鼻の穴が痒い・くしゃみを連発・鼻づまり・大量の水様
の鼻水・鼻粘膜の浮腫で、現在よく見かける花粉症の症状と重なります。