漢方用語集: (149) 医案(いあん)
「病案」ともいって、病人に対する診療記録のことを言います。
その内容は、病名・症状・兆候・弁証・立法・用薬・経験などをまとめ
たもので、現代のカルテの内容になります。
「病案」ともいって、病人に対する診療記録のことを言います。
その内容は、病名・症状・兆候・弁証・立法・用薬・経験などをまとめ
たもので、現代のカルテの内容になります。
「狐」は疑いを抱くという意味で「惑」は、精神の乱れをいいます。
狐につかれたような精神の不安定な症状です。
のどや前陰後陰の潰瘍、不安感がある、食欲不振、精神不安定などあるとき
甘草瀉心湯を使います。
朝食べたものを晩になって吐き出し、晩食べたものを朝に吐き出すといった
状態をいいます。
飲食物が消化できず、胃の中に停留し、嘔吐を起こすというものです。
飲食の不摂生やストレスなどが原因となります。
経崩、または崩中漏下ともいって、生理時期で無いのに大量の性器出血が
みられたり、出血が持続するものをいいます。
出血量が多いものを崩証、少量ずつ持続する出血を漏証といいます。
膝関節の腫脹・疼痛、大腿・下腿部の筋萎縮を主症状とする病証を指します。
膝関節の形状が鶴の膝部に似ることからついた名前と言われています。
大防風湯が代表的な処方です。
「項」は後頸部のこと。「強」はこわばること。
後頸部の肌肉がこわばり、頸部を動かしにづらい症状をいう。
葛根湯が代表的な処方です。
人の中心と書き、これは鼻唇溝(鼻の下方で唇の上方にある皮膚の縦溝)を
指し、人中溝・水溝とも言います。
古人は、ここ人中の変化を観察して、膀胱と子宮の病気を診断する参考と
しました。
てんかんの発作や卒中で意識が昏迷した状態のとき、指でここを押圧するか
針で刺激すると蘇生を助けてくれます。
気の機能活動のことをいいます。
気の機能活動は、気の昇降出入(しょうこうしゅつにゅう:のぼるおりる・
出る入る)という運動の形であらわされます。
前回の大逆上気も、この気の昇の病的表れです。
「顔を赤くして咳き込む状態」をいいます。セキ込み出したら止まらないと
いうことありますよね。
麦門冬湯の適応として、漢方の古典に「大逆上気、咽喉不利、逆を止どめ、
気を下す者は、麦門冬湯これを主る」とあります。
高齢者や妊婦のセキによく使います。
常用漢字にない[口ヘンに愛]という外字を使って、「あいき」と読み、げっぷ
のことです。漢方では気の停滞から引き起こされるものとして、その気を巡らせ
たり、上に昇っている気を降ろしたりすることで治療します。
ストレスで胃腸障害を起こしたとき、げっぷがよく出るのも、この気の停滞に
よるものです。