漢方用語集: (128) 未病(みびょう)

未病とは『未だ病にならざる』状態のこと。
これはまだ病気にはなっていない状態であるけれども、何らかの継続した自覚
症状がある状態のことを示すものです。現代人はよく「半健康人」と言われます
が、まさにこれが「未病」状態に相当すると言えるでしょう。

「未病」とは、病気の状態に近づいているひとつの過程で、体が発している
警告です。血液やレントゲン等の検査では異常が表れにくいものです。
これを整えるのが、食事やお茶、さらに漢方です。

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漢方用語集: (127) 四性(しせい)

食べ物を食べた時もしくは食後に熱く感じたり、冷えた感じがする、という
ことで分けられ、これを「性」といいます。
【性】は「寒」「涼」「温」「熱」の4つに分類され、これを【四性】といい
ます。

西瓜やトマトなどのように冷やす方に働く場合を「寒性」「涼性」と言い、
唐辛子やねぎ、生姜など温める性質に働く場合を「温性」「熱性」と言います。
また、分類の中では寒性が小さい方を涼性と言い、熱性が小さい方を温性と言
います。
このほかに、寒涼か温熱があまり顕著でないものを「平性」といいます。

漢方用語集: (126) 疏肝(そかん)

肝気郁結(かんきうっけつ)の治療が疏肝(そかん)となります。

肝気が停滞して起こる、ストレス、緊張、抑うつなどによりイライラ
憂鬱、怒り、ヒステリーなどの精神症状や胸脇部に脹りや重苦しさを、
渋滞を取り除くようにめぐらすことが疏肝(そかん)です。

漢方用語集: (125) 肝火(かんか)

肝火とは肝気亢進の状態をいいます。
肝陽上亢(かんようじょうこう)と意味を同じくして、頭痛、イライラ、
メマイなどの症状が見られます。

“肝腎かなめ”という言葉があるように肝と腎は母子関係にあり、お互いに
影響し合っています。多くの場合、肝火があれば腎火も起きます。

漢方用語集: (124) 肝脾不和(かんぴふわ)

肝の機能が失調したことにより、脾胃に影響し消化機能も失調します。

◎げっぷ曖気 ◎酸水が上がる ◎食欲不振 4嘔吐◎はきけ ◎むねやけ
◎腸が鳴る ◎つわり妊娠悪阻などの症状が現れます。

似た状態で肝気横逆、肝胃不和というのもある。

漢方用語集: (123) 肝陽上亢(かんようじょうこう)

春は肝の季節です。肝の用語が続いていますね。

栄養や水分の不足により、肝・ストレス系が機能障害を起こし、肝の気が亢進
して異常興奮した状態です。
頭痛、イライラ、メマイなどの症状が見られます。

漢方用語集: (122) 肝気郁結(かんきうっけつ)

肝気(かんき)というのは、自律神経系の機能を意味しています。
その気が伸びやかでなく停滞するということは、ストレス、緊張、
抑うつなどによりイライラ憂鬱、怒り、ヒステリーなどの精神症状や
胸脇部に脹りや重苦しさが起ります。

漢方用語集: (121) 腎気(じんき)

回春が若返ることをも意味するとお話しましたが、その中心は腎気です。
先天の気(せんてんのき)ともいわれ、大切な命の元であるとともに、子孫繁栄の
ための生殖機能をつかさどっています。
最近、男性不妊や精力剤として紹介され、ちょっと注目浴びている「八味地黄丸」の
別名は腎気丸です。

漢方用語集: (120) 回春(かいしゅん)

前回、弦脈が春の脈と説明しますしたが、

回春とは年が改まって、また春が巡ってくることであるが、また人が青春に
たちかえり、若返ることをも意味します。
回春剤というと、いわゆる精力剤のことです。

漢方用語集: (119) 弦脈(げんみゃく)

漢方の診断法のひとつの脈診で、 

弓の弦に触れるような感じの脈で上下動の少ない突っ張った脈の形状ことです。
春の脈で、肝の気の流れが滞り、イライラするときに多く見られます。