漢方用語集: (138) 吃逆(きつぎゃく)
吃逆(きつぎゃく)とは、しゃっくりのこと。別名「横隔膜けいれん」と呼び、
その名のとおり横隔膜のけいれんによって起こる症状です。
漢方には、この特効薬といわれるものがあります。柿のヘタ(柿蔕)を煎じて
飲みます。また、柿蔕湯といい、柿のヘタ・生姜・チョウジの漢方処方が劇的
な効果を表した事実に、私たちも何度も遭遇しています。
吃逆(きつぎゃく)とは、しゃっくりのこと。別名「横隔膜けいれん」と呼び、
その名のとおり横隔膜のけいれんによって起こる症状です。
漢方には、この特効薬といわれるものがあります。柿のヘタ(柿蔕)を煎じて
飲みます。また、柿蔕湯といい、柿のヘタ・生姜・チョウジの漢方処方が劇的
な効果を表した事実に、私たちも何度も遭遇しています。
中医学の診断で重要な舌診(ぜっしん)を行う際の、舌の状態の表現です。
前回は、コケがある状態でしたが、体の体液が不足して乾きがひどくなると
コケは無くなり舌に裂紋が生じてきます。
これは、日照りが続いて乾ききった川底がひび割れているのと同じ状態を
示します。
中医学の診断で重要な舌診(ぜっしん)を行う際の、コケの状態の表現です。
膩(じ)というのは、コケが厚く、ねっとりして汚い状態を指します。
厚苔よりさらに、湿や痰が強いことを示しています。
白い白膩苔は寒湿、黄色い黄膩苔は湿熱を判断できます。
中医学の診断で重要な舌診(ぜっしん)を行う際の、正常舌の表現です。
薄いピンク色で、コケが白く薄くある状態です。イラストの間違い探しと同様
に、正しいものをしっかり知っていないと、異常を見つけられません。
これよりも下の色が赤いと熱、白いと冷え、コケも厚いと水の停滞、コケがなく
ツルツルだと乾燥と判断できます。
漢方診断、望診 (ぼうしん)の中で中医学がもっとも重要視するのが舌診です。
日本の漢方は、腹診(ふくしん)を重要としますが、中医学(中国漢方)は舌
の色とコケの状態を診ることで、全身状態を把握していきます。
漢方(日本漢方)と中医学(中国漢方)の違いを説明するときの大切な点です。
夏の炎暑がもたらす強い熱性の発病因子である暑邪(しょじゃ)と、
熱せられた地面から立ち昇る湿邪(しつじゃ)や水分の取りすぎなどで引き起
こされた体内の内湿(ないしつ)が結びついたもの。
簡単に言えば、ムンムン・ジトジトの状態をさします。
沖縄は梅雨に入ったそうですね。
湿温(しつうん)とは雨湿が比較的多い季節に多発する温熱病(前回説明)
です。夏かぜをイメージしていただいたらいいかと思います。
熱はそれほどでもなく、体が重だるいく、舌苔が白い、食欲低下などの症状が
現れてきます。体をドライにしていく必要があります。
温かいというより、暑くなりましたね。
でも、温病(うんびょう)というのは、この時期の病気という意味ではありま
せん。
温病とは急性熱病の総称で、熱感や炎症性の症状が主に現れます。
ぞくぞくとした寒気からはじまる『傷寒(しょうかん)』とは、病因が熱と寒
の違いがあります。
「病気の治療も普段の食事も、ともに人間の生命を養い健康を維持するための
もので、その源は同じであるとする考えかた。中国で古くから言われる
(大辞林)」
薬食同源がもとで、近年、薬は科学的なものをイメージすると”薬を医に置き
換えた”ほうがわかりやすいと、このようになったともいわれています。
薬膳とは食事で、体質改善を図り、自然治癒力を高めるのが、基本理念です。
薬膳の三本柱は、「一物全体食」「身土不二」「旬の物」です。
「一物全体食」
何でも、食材になった一部を食べるのではなく、できるだけ、全体を食べる。
白米より玄米。刺身より小魚全体を、好しと。
「身土不二」
身体と、土地は一体であると言う、思想。寒い所に住む人が、トロピカル・
フルーツを食することは、極めて不自然です。
「旬の物」
旬に関しては、「ハウス栽培」などに依存する、我々には、深く考えさせる
物があります。