漢方用語集: (250) 煩躁(はんそう)
”煩””は”わずらわす”、火+頁(あたま)で、火がもえるように頭がイライラするということ。
”躁”は”さわがす”、足をばたつかせ、落ち着きなくからだ動かすこと。
身体に煩わしい不快な熱感やイライラ感があり、動作として手足が震えや手足をバタバタ動かしている状態です。
”煩””は”わずらわす”、火+頁(あたま)で、火がもえるように頭がイライラするということ。
”躁”は”さわがす”、足をばたつかせ、落ち着きなくからだ動かすこと。
身体に煩わしい不快な熱感やイライラ感があり、動作として手足が震えや手足をバタバタ動かしている状態です。
”頑固・頑丈”の”頑”は、古臭いやがんじょうの意味を持ちます。
慢性で粘稠・排出困難な痰そのももを指したり、難治性の痰疾病全体を指していいます。
遺とは、遺言や遺書でも使われるように”のこす・あとにのこる”という意味。
遺尿(いにょう)とは、尿が残りモレ出る尿失禁やおねしょのことをいいます。
自分で気づかないうちに排尿している場合と、尿意はあるが我慢できずに失禁する場合とがあります。
漢方では、心(しん)と腎(じん)は常に影響しあい交流していると考えています。
心は火、腎は水の役割を持つため、燃えすぎず冷えすぎず、水浸しにならず乾きすぎずの状態を保っています。
この均衡が乱れた状態が、心腎不交で、火が盛んな状態と乾いた状態を同時に現します。寝つきが悪い、よく目がさめる、夢が多い、早く目ざめたり、物忘れが多い、動悸がするなどの心火旺の症状と、頭がふらつく、耳鳴りがする、のどが渇く、腰や膝がだるくて痛く力が入らない、夢精する、手足がほてる、のぼせ、寝汗などの腎陰虚の症状がでやすくなります。
病気の原因は、内因・外因と不内外因があり、その不内外因には飲食・労倦・房事過多・創傷・虫獣傷害・虫積・中毒があります。
房事過多とはセックスのやりすぎということです。房事は精気を消耗させる行為なので、むやみやたらにするものではなく、節制しなければなりません。
房事過多は腎を弱らせて、病気の原因となります。
「房」とは寝室を意味する言葉で、房室は性生活(房中・房事)を行う寝室のことを意味するとともに、広く性生活をさすこともあります。
房中とは寝室で行われる男女交合、房事も同じ性生活の意味となります。
また、房中術なるものがあり、男女の精気を循環させることによって不老不死の仙人となるための道教の煉丹術のうち内丹術の養生法です。
”虐”の文字は、虎が人を引っかくというイメージで、「ひどい、むごい」の意味をもち、それに病だれの付いた”瘧”は、ひどいダメージの病気ということになります。
往来寒熱(寒気と熱感が交互)の反復発作を特徴とする、現代医学のマラリアなどに相当する病気です。
”斂”は”収斂”の”斂”。「多くのものを一箇所に集める」という意味がもとで、「たるんだものを引き締める。縮んで小さくなる。」などの意味で使われます。
”斂汗”とは、体表の皮膚を引き締めて汗を止めるということで、止汗と同じ意味を持ちます。
”拒否の拒”。疼痛部位に触れたり按(おさ)えると、疼痛が増悪し嫌がることをいいます。
裏実証の場合にみられます。
”更”とは、日没から明け方までを五等分した時間の事を指します。
”五更とはその五番目の最後の時刻を指し、夜明けの2-3時間前後の時間をいいます。
五更瀉とは夜明け前の一番冷え込んだ時間に起こる下痢のことをいいます。
鶏が鳴くころで、鶏鳴下痢(けいめいげり)ともいいっています。
正常な人の排便は、朝起きて朝食をとった後に、腸が刺激を受けて便意を感じてからです。
朝食前やまだ寝ているときに便意を催して、排便するのは異常で、たとえ便が水様性でなくても、下痢ととらえます。