乾燥したのどに潤いをあたえ咳をとめる
むし暑い夏に別れを告げて、本当によい季節はこれからです。木々も果実を実らせます。夏は”湿”が身体に悪影響を及ぼしていることは、6月の項でお話しましたが、これからの秋の季節は”乾燥”が大敵となります。お肌にも、のどにも・・・。
自然界の乾燥だけでなく、現代は暖房が入ることでの空気の乾燥も様々な病気の原因となります。最初に影響を受けるのはやはりのどです。乾燥して咳が出たり、痰が少なかったり、粘ってからんだりする咳でお困りの経験はありませんか。このような場合は、いわゆる咳止めで咳だけを止めるのでなく、のどを潤すことで咳は止まってくるのです。潤肺糖漿はこのようにのどを潤して咳を止める代表的なシロップです。のどの乾燥も皮膚の乾燥も同じ原因と考えるのが、漢方の面白いところです。この 潤肺糖漿を飲んですると、カサカサしていたお肌もしっとりしてくるから不思議です。