新習慣です 帰ったら手を洗って、板藍茶でうがい!
風邪にショウガ湯を飲んだ経験のある方は多いでしょう。でもこれは風邪を引いてしまってから・・・
最近、日本では緑茶の抗菌作用が注目され、うがいに用いれるようになりましたが、中国の家庭では昔から板藍根(ばんらんこん)の煎じ液でうがいするのは当たり前。水がめに貯めた水でお茶を出したり、料理をする家庭では、風邪の季節になるとこの板藍の根をかめの中に沈めてあったそうです。
板藍根とはアブラナ科の植物、菘藍(うすらん、ホ ソバタイセイ)の根のこと。中国の家庭には板藍根の根のエキスを顆粒状にしたお茶がいつもストックされており、非常にポピュラーな存在になっています。冬の寒さが厳しい頃、小中学校の校門では、登校してき た子供達の喉にスプレーで板藍根の煎じ液を吹きかけて健康管理に用いることもあるそうです。中国では風邪による学級閉鎖がないのも、こういう習慣からでしょう。来日する中国の人たちも、たいてい、お守りのように板藍根のお茶(他にも板藍根をチョコレートにしたものもあるというから驚きです)を持っています。聞 いてみると母親が持たせてくれるのだそうで、中国ではまさに家庭の守り神として様々な生活のシーンで愛飲されているのです。
日本では、エキスを飲みやすく一包ずつにパックした健康茶が「板藍茶」。そして純粋なそのエキスを練りこんだのど飴(1個にお茶1包の40%エキス)があります。出先でおかしいなと思ったらまずのど飴、そして家に帰って手洗いをして板藍茶うがい。
この方法で全国大変多くのご家族に喜んでいただいております。
この板藍根、抗ウイルス作用があるためで、これが肝炎やヘルペスなどのウイルスが関係した病気にも応用範囲があるのですから、天然植物の持つ力は計り知れないといえます。