旬の食べもの:
中国からの 水虫のくすり

急に湿度が上がると、いままで潜んでいた水虫がムクムクと。購入者が急増しだします。
中国のお土産でもらって、”とてもよく効いたので”と探し廻られて当店にたどりつかれるのが、軟膏タイプの華陀膏と液体タイプの土槿皮チンキ(どきんぴ)です。それぞれにファンが多い商品です。お悩みの方は、そっとお試しください。
華陀膏[かだこう]
ジクジクタイプを中心に、温水などで患部をきれいに洗い乾燥させた後、起床時と就寝時の1日2回よくすりこんで下さい。べとつきがどうしても気になるという人は、すりこんだ後軽くティシュでふき取るかシッカロールを撒布するといいでしょう。
土槿皮チンキ[どきんぴちんき]
カサカサタイプを中心に、温水などで患部をきれいに洗い乾燥させた後、1日1~2回塗布してください。たむしなどで手足以外のところは、脱脂綿にしみこませてから、患部に軽くたたきつけるように塗布します。皮膚がむけたら軟膏の華陀膏に切替えるといいでしょう。
勝湿顆粒で中から体をカラッとさせると、治療効果をさらにあげます。
旬の食べもの:
2.ナス(茄子)

和風・洋風さらには中華風・・・どのように調理してもおいしいのが茄子(ナス)・・・奈良時代に中国から伝えられ、夏期における重要な野菜としてまたたく間に全国に拡がりました。
しかし栄養価は意外に低く、中ぐらいのもので20キロカロリー程度といい、内容的にも見るべきものはありません。
漢方では昔から、のぼせや高血圧の人が食べるとよいといわれています。身体を冷やす作用があるので、酒の肴にして悪酔いを予防するともいいます。「秋なすは嫁に食わすな」という諺は、秋なすは身体を冷やしたり、髪の毛が抜けたり、また、なすには種が少ないので子宝に恵まれないことを案じて、嫁への思いやりで食べさせないというのが正しい意味のようです。いずれにしても、冷え症の人、身体を冷やしてはいけない妊婦、ぜんそくの人などはあまり大量に食べない方がよさそうです。
民間療法では、ヘタを直接塗ってイボ取りにしたり、ヘタの黒焼きを歯槽膿漏や口の中のただれの治療に用いて効果をあげています。
旬の食べもの:
カラッと爽快、避暑いらず

「日本の夏は耐えられません」40度を越す砂漠の国からやってきた人が、こんなため息をもらしています。梅雨から初夏にかけてのジメジメ、盛夏のムシムシ・・・慣れているはずの日本人だって嫌なものです。特に最近では、冷房の排熱などのせいで、不快指数が増しているようです。
梅雨時期に体調が悪くなることが多いのは、体内に「湿濁」が溜まるからです。湿濁とは、体内の水分が代謝されずに停滞し、汚く濁った湿気になるものをいいます。日本の梅雨や夏は、外気の湿度が高く汗がサッパリ出ないため、湿濁が起こりやすいのです。
体内に湿濁が溜まると、胃腸の働きが鈍くなり、栄養素が吸収できず新陳代謝が悪くなります。勝湿顆粒は、この湿濁を取り除き、新陳代謝を活発にします。いわば『身体のドライクリーニング』をしてくれます。
勝湿顆粒(かっ香正気散)といえば、中国の家庭の常備薬として知らない人がいないくらいポピュラーな薬です。とくに蒸し暑い季節になると、薬屋の店頭に一斉に並び、夏の風物詩の趣さえあります。
ジュースやビールをがぶがぶ飲んでいる日本人にこそ必要な常備薬です。
どうも最近、梅雨から夏場にかけて食欲がない、若いころほど夏が待ち遠しくなくなった・・・そんな人にはもちろん、蒸し暑さなんか負けずに今年もガンガン働き、遊ぶぞ!という積極派にも強い見方です。夏風邪には板藍茶と一緒に、食中毒には五行草茶と一緒に飲めるように自宅の救急箱に、旅先の旅行かばんの中に入れてほしい漢方薬のひとつといえるでしょう。
旬の食べもの:
1.トマト(蕃茄)

今日では私たちの食生活に欠かせないトマトですが、文献を見ると、その歴史は浅く、日本では江戸時代に初めて蕃茄(ばんか)という名で登場しています。しかし、当時は食用にはされず、もっぱら観賞用になっていたようです。
トマトは夏の野菜であり、身体の熱をとる作用があり、中国医学では清熱解毒・涼血平肝の効があるとしています。低カロリーで、肥満の人、糖尿病の人などは、まずトマトを食べて腹ごしらえして、あとで少し食べるとよいでしょう。生のトマトは、脂肪の消化を助けるとされ、肉や魚の付け合せとしては最適です。
トマトの作用で最近脚光を浴びているのが、血圧を下げる働きです。中国では高血圧患者の補助療法として、トマトを食べるように勧めています。やはり同じ目的で、ドイツでも高血圧患者にトマトジュースを勧めていますが、市販のジュースは塩分が多いので、自家製で・・・
またトマトには、内臓や血管をコントロールしている自律神経の働きを調節するアトロピンという物質に似た成分が含まれています。こり成分には緩下作用(緩やかに便通をつける)もあるので、便秘も解消してくれます。
ただし、トマトは身体を冷やす作用があるので、冷え症や虚弱な人、お年寄りなどは、生食は控えてください。