34.風邪とインフルエンザ予防に「板藍茶」がお勧め
風邪がはやる季節になりました。この時期になると、お年寄りや小さなお子さん、そして受験生を抱えるお母さんは心配のことと思います。
中国では、風邪の予防に板藍根(ばんらんこん)というアブラナ科のホソバタイセイ根のお茶を飲み、これでうがいをするのが普通です。板藍茶は眠くならないので車の運転や勉強にも支障なく飲めますね。
病院や市販の風邪薬は風邪を引いてから服用するもの。中国漢方はもっと前から準備する、いわゆる危機管理の防衛対策なのです。”うがい、手洗い、板藍茶”は風邪予防に中国漢方の常識です。
板藍茶は顆粒タイプなのでお湯に溶かしてお茶として飲むほか、癖のない味なのでココアやジュースに入れても良いでしょう。エキスの入ったのどアメもあります。抗ウイルス作用もあるので、へんとう炎、耳下腺炎、ヘルペス、ウイルス性肝炎などにも用いられます。
万が一、風邪を引いてしまった場合には、寒気には「葛根湯(かっこんとう)」、のど痛・熱には「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」、そしておう吐や下痢には「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」を併用して風邪を追い出しましょう。