岡山リビング記事: 236.重症化の基礎疾患対策は微小循環改善

感染者数は落ち着いてきましたが、”基礎疾患がある方””肥満傾向の方”の死亡報告を聞くと他人事ではありません。(50歳代・女性)

感染重症化の基礎疾患とは、高血圧・糖尿病・心臓病などの血液循環にかかわる疾患です。肥満傾向の方はこれらの疾患を持っているか、また悪化の後押しとなってしまいます。そしてこの感染後には、血栓症を引き起こすことも分かってきました。そこでお勧めの漢方は、丹参(タンジン)を主成分とする冠元顆粒(かんげんかりゅう)です。血管と血液に作用して、全身にめぐらされている毛細血管の流れを改善します。高血圧やめまい、動悸という症状の改善だけでなく、肩こりや冷えの改善も実感できるのがこの漢方の特徴です。
中国武漢での発症時、血栓症対策で使用した血必浄注射液の構成は、この冠元顆粒に類似するもので、初期の段階から血栓対策をしていた中医学のすごさには驚かされました。
微小循環障害はいずれ誰にでも訪れるものです。肩こりや冷えの段階で対応すること、漢方とともに運動と食事も気にかけることが大切です。
減塩を心掛け、大豆などのタンパク質、魚と野菜、海藻を摂取すること、そして体重管理に心掛けましょう。

岡山リビング記事: 235.解熱剤や抗生物質を使っても、微熱が下がりません

-37度ちょっとの微熱が下がりません。こんな時期なので、感染したのかと心配です。(65歳女性)

現代、熱は体温計で測っていますが、体温計のない時代の漢方は、実熱(じつねつ)と虚熱(きょねつ)の2パターンで熱を考えていました。
クルマのエンジンのオーバーヒートに例えると、高速で長時間走ってエンジンの温度が上昇したオーパヒートが『実熱』、普通に走っているのに冷却水が減ってのオーバーヒートが『虚熱』になります。実熱は冷やせばいいので、解熱剤や抗生物質で改善します。
ご相談の微熱はこの虚熱と思われます。つまり体に潤い(水分)が無くなってきた高齢の方やや大量の発汗があった病後の人などの微熱です。炎症がないので、解熱剤や抗生物質では効きにくく、潤いと体力を補ってあげる必要があります。
漢方ではどのような処方があるかですが・・・
体液を補う麦門冬(ばくもんとう)、消耗を防ぐ五味子(ごみし)、元気をつける人参を配合した「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」がお勧めです。弱った脈を呼び戻す力=生脈散(しょうみゃくさん)という中国名で、心臓の働きを強めるとともに充分な水分を補ってくれます。
毛沢東主席の危篤時に使われたことは漢方の世界では有名な話。飲みやすい顆粒タイプですから1日2包をお茶代りに飲むと良いでしょう。
免疫力も高めてくれるので、この時期には最適の漢方とも言えます。
さらに毛細血管の流れをよくする「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」との組み合わせがお勧めです。

岡山リビング記事: 234.夜のトイレの回数が多いです

涼しくなって、夜間にトイレに起きる回数がぐっと増えました。寝た気がしないので、どうにかなりませんか。(60歳・男性)

夜間頻尿とは 、就寝中に排尿のために1回以上起きなければならないという訴えで、就寝中の排尿回数が2回以上になると生活の質(QОL)が低下するため、治療の対象となることが多いようです。 日本排尿機能学会が報告した40歳以上の排尿症状に関する調査では,夜間頻尿(1回以上:3回以上)の頻度は各々63%:14%だったそうです。
男性は、前立腺肥大に伴う排尿障害も疑われるので、まず受診が必要かと思いますが、異常なく加齢による機能低下からのものも少なくありません。
中国漢方では、加齢に伴う排尿のトラブルを「腎虚」の一つと考えます。ホルモン分泌や泌尿器、生殖器機能をつかさどる「腎」の働きが低下したことによるものと考え、参馬補腎丸(じんばほじんがん)牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などの補腎薬でその機能を回復させていきます。さらに、漏れを止める固渋剤といわれる生薬、桑?蛸(そうひょうしょう)補骨脂(ほこつし)?実(けんじつ)などを配合した安固丹を併用すると改善が早まります。
 恥ずかしがらず早めに健診を受け、併せて自然の力を上手に利用することをお勧めします。

岡山リビング記事: 233.日焼け後にシミ・しわが心配!お勧めの漢方は?

-今年の夏は猛暑だったので、日焼け後のシミ・シワが気になります。漢方での対処法を教えてください。(47歳・女性)

 日焼けは、皮膚のやけど。すなわち炎症です。今年の日差しはすごかったですね。年齢とともに肌の新陳代謝は低下し、日焼けが原因のシミやシワができやすくなります。また、日焼けにより体力が奪われ、免疫力も低下します。日焼け後にシミ・シワができにくい体質を作るためには、体の内側と外側からとのケアが必要となります。
 まずお勧めしたいのが「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」。薬草「当帰」をふんだんに含む婦宝当帰膠は、血を補い、月経不順、貧血、冷え、シミなどを緩和。肌や髪の毛の潤いを取り戻し、女性本来の美しさを引き出してくれます。
 次に中国の奥地に自生するグミ科の植物「沙棘(サージ)」も、肌を元気にする効果が期待できます。果実から取れる真っ赤な油は”美肌油”の別名を持ち、肌の再生を促進。強い抗酸化作用があり、肌の老化の原因となる体のサビを防いでくれます。紅沙棘(ホンサージ)は、この美肌油をのカプセルに詰めたもので、手軽に飲めるようになっています。
 また、日焼け後すぐは、ユーカリ、丁子(ちょうじ)、を主に、ヨモギ、キハダ、緑茶を副成分とした漢方消炎スプレーを使用するとよいでしょう。

岡山リビング記事: 232.今年の暑さは危険!熱中症予防にお勧め漢方

―今年の暑さは危険!。在宅ワークが続いていたの夫、部活が再開した子どもたちの熱中症が心配です。(35歳・女性)

 屋外で長時間仕事をする人だけでなく、高齢者や糖尿病など持病のある人は、室内にいても熱中症の危険があるだけに注意が必要です。今年の暑さには特に注意が必要です。炎天下での仕事だけでなく、庭仕事やゴルフのお父さん、野球、サッカー練習中の子どもたちが突然倒れたという話を聞きますが、外出前に「麦味参(ばくみさん)顆粒」を1包飲んでおくことで熱中症対策になります。スポーツドリンクに数包溶かして持ち歩いてもOK!ツイッターでも話題になっている飲みやすい漢方です。働き盛りの人は、微小循環改善作用のある「冠元(かんげん)顆粒」も併せて使います。熱中症に似た夏血栓は命に直結しています。
冠元顆粒は、全身の99%地球2周半もの長さのある毛細血管の血流を改善してくれるものです。全身へ酸素と栄養を運び、老廃物を回収することで”スッキリ漢方”とも言われています。血液と血管のケアをする冠元顆粒と心臓をケアする麦味参顆粒は、この時期の最も強力な組み合わせといえるでしょう。
この機会に、普段の生活に漢方を取り入れて家族みんな、今夏も元気に乗り切ってください。

岡山リビング記事: 231.コロナ明け、炎天下のスポーツには注意を!

 ―すでに猛暑日(最高気温35℃以上)地域も。
子どもたちの部活もそろそろ本格的に再開の様ですが、少し心配です。(45歳・女性)

 これから心配なのは巣ごもり生活から解放されてすぐに、過度の運動や直射日光にさらされることです。汗をかくことに慣れていない体は悲鳴を上げてしまいます。
 また熱中症は、日中の屋外の仕事やスポーツをしている時だけでなく、夜間や屋内でも発生します。高齢者だけでなく幅広い年代の人に発生しているだけに、異常な暑さの襲来には誰もが注意すべきです。

 大量の発汗は、気=エネルギーを消耗し、心臓機能も弱まります。血液が濃くなると血流が悪化し、血の塊ができたりして、脳卒中や心筋梗塞の危険性も高まります。

 夏に必携の麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)は、汗とともに失われたエネルギーを補い、体力や心臓機能を高める作用のある人参(にんじん)と、津液(しんえき)という体内で有用な水分を作り出す作用がある麦門冬(ばくもんどう)、止汗作用のある五味子(ごみし)の3種で構成され、疲労物質の乳酸も分解してくれるというもの。また、スポーツドリンクに溶かしておいしく飲めるとSNSでも広まっています。ぜひお試しを。

 ただ、ドーピング検査があるようなアスリートの方は、漢方薬の服用にも注意が必要です。風邪漢方で有名な葛根湯はエフェドリンが含まれていてダメ!南天のヒゲナミンもダメなので、のど飴にも注意が必要です。覚えておきましょう。

岡山リビング記事: 230.梅雨時期にお勧めの漢方!

-早い梅雨入りで、なんとなく体がだるく、胃腸の調子も優れず、神経痛が出たりと憂うつです。(60歳・女性)

 5月は真夏のように暑い日があったり、長雨で冷えたり、この時季体調が優れないのは、湿気や冷えが原因と考えられます。
 体内の水分が代謝されずに停滞し、汚く濁った湿気「湿濁(しつだく)」が体内にたまることで、胃腸の働きが鈍くなったりします。栄養も吸収できず新陳代謝が低下。夏バテや熱中症などを引き起こしやすくなります。この湿濁を取り除き、新陳代謝を活発にするのが「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」の名で知られる「かっ香正気散」。体の中を”ドライクリーニング”してくれる漢方で、中国では夏の常備薬としてポピュラーです。
 また梅雨の季節は、風(冷たい風)、寒(冷え)、湿(湿度)から神経痛や関節痛に悩む方も増えてきます。漢方ではこういった痛みを総じて「痺(ひ)症」といいます。痺とは気血の流れを阻害して痛みやしびれを生じ、”詰まって通じない”という意味。この痺症には「独歩顆粒(どっぽかりゅう)」がお勧めです。16種類の生薬からなり、リウマチ・慢性関節炎・五十肩・腰痛・坐(ざ)骨神経痛などの痛みやしびれ・だるさに効果的です。
 湿度コントロール、体温調整をしてコロナ禍の梅雨を上手に乗り越えてください。

岡山リビング記事: 229.疲れは取るものです

肩が凝り、最近は頭もスッキリしないのですが、検査をしても異常はありません。色々な栄養剤を試したのですが、元気も出ません。どうしたらよいのでしょうか。(45歳・男性)

 命にかかわる太い血管の循環を保つことは現代医学が非常に得意としていますが、全身の細胞へ延びている毛細血管の流れに対しては、現代医学よりも漢方の方が得意とします。微小循環の障害は、なかなか検査には現れないのです。毛細血管は全身の細胞に酸素と栄養を送るだけでなく、二酸化炭素と老廃物を回収しています。栄養剤をいくら飲んでも元気が出ない方は、循環を改善して疲れを”取る”とよいのです。
漢方には、?血(おけつ=血の滞り)という考えがあります。?血かどうかは、くすみ、しこり、痛みといった3大症状で総合判断します。身近な急性の循環障害を例にあげれば、打撲による青あざと腫れ、痛みがあります。青あざに対して現代医学ではこれといった治療法はありませんが、活血化お(血流改善)の漢方なら驚くほどよく解消されます。
 活血化お(血流改善)薬の中で、特に研究が進んでいるのがシソ科の丹参(たんじん)を主成分とする冠元顆粒(かんげんかりゅう)です。薬理学的には血流量を増加し、血液粘度を下げ血管を拡張させます。血液と血管の両方に働くのです。
まるでエンジンオイル交換の後のクルマのように、肩もスッキリ、頭もスッキリと疲れも取れて爽快になるでしょう。

岡山リビング記事: 228.春は発散!

―春はウキウキと楽しい季節なはずなのに、毎年体調がすぐれません。今年は特にステイホームで外出を控えていたので心配です。(40歳代・女性)

春は環境変化が多く情緒不安定になりやすい時季です。何となく気分が落ち込む、やる気が出ない、イライラする・・・を放っておくとうつ病や、不眠症、心身症につながることもあります。
春芽吹く季節は、体も冬の間に蓄えていた気を発散させる時期で、うまく発散できないと体調を崩します。コロナ禍で外出を控えないといけないことは、大きな発症のきっかけとなります。
日常生活では、早起きをして太陽の光を浴びましょう。シソ、春菊、ミツバ、セロリなど香りのある食材で気を巡らせましょう。また、ワラビ、タケノコなど旬の野菜や、シジミ、アサリなどの貝類は、春の臓・肝の働きを整えてくれます。
中国漢方では、肝の働きを高めストレスに対する抵抗力を強くして気分をスッキリさせる漢方を症状別で処方します。
ストレスからくるイライラが強い人には、「逍遥散(しょうようさん)」、ストレスがあるとおなかにガスがたまるという人には、胃腸の具合を整える「開気丸(かいきがん)」を。ストレスが上手く発散できず、胸や脇、腹に張ったような痛みがある人には、「柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)」がお薦めです

お薬はできるだけ飲みたくないという方におすすめはシベリア人参茶。”リラックスできてぐっすり眠れる”お茶。寝不足で肌の調子を気にするモデルさんの間にも流行しているようです。

岡山リビング記事: 227.感染症対策も花粉症対策も実はいっしょ!

感染症対策で免疫力アップはよく聞きますが、今年は花粉症も心配です。どうしたらよいでしょうか。(30歳代・女性)

まだまだ感染対策には、密を避けた十分な予防がまだまだ必要です。

 質問は、感染症と花粉症と2つの対策―とのことですが、実はこの2つは一度に対策が可能です。花粉症などのアレルギーは、外敵から身を守る免疫力の過剰反応。逆に免疫力が低下するとひきやすくなるのが風邪。2つの予防には、免疫力を正常に機能させることが大切です。

 そこでお薦めは、玉(ぎょく)でできた貴重な屏風で大切な住人を外敵から守るという意味を持つ「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」。風が運んでくる花粉・ウイルスなどの「風邪(ふうじゃ)」から身を防ぐ効能によりその名が付いた、セリ科の「防風(ぼうふう)」と粘膜のバリア機能を高める「黄耆(おうぎ)」が入った漢方。日本では「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の名前で販売されています。

 また漢方が苦手な方は、乳酸菌(L・ロイテリ菌など)で腸内菌質改善をして免疫力を正常に!
 感染症対策をしっかりしていたら、春の花粉シーズンも楽に過ごせるでしょう。またインフルエンザや風邪対策には、抗菌抗ウイルスの板藍(ばんらん)根のお茶とのど飴(あめ)もお忘れなく。