193.春は自律神経の整えを

4月からひとりでの生活が始まります。今から心配で食欲も落ちています。
 春は、引っ越しや入学、入社など環境の変化に心と体が追い付かず、ただでさえストレスがたまって体調を崩す人が増える季節。
 この時季になると、ストレスと関係の深い臓器「肝」の負担が大きくなり、自律神経の乱れや胃腸障害が現れやすくなります。対処法は、まず朝は早く起き、散歩やスポーツで全身の筋肉を緩め、気分をリラックスさせること。食べ物は酸味があるものの取り過ぎに注意し、甘い物を適量取って胃腸の元気を養うようにしましょう。
 また、香りの強い薬草を多く含み、アロマを凝縮したような漢方「開気丸」もよく用います。木香(もっこう)、枳穀(きこく)、厚朴(こうぼく)、陳皮などには、うっ滞した「気」をスムーズに流すことで胃腸の働きを整え、腸内のガスを取り除く作用が。また、延胡索(えんごさく)には、優れた鎮痛作用があります。
 さらに、目が疲れやすくなったり、血圧が急に上昇したりした人には「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」、イライラや不安から生理が乱れるようなときは「逍遥(しょうよう)丸」がお勧めです。