16.お金に換えられない田七ニンジン

中国の雲南省に不換金(お金に換えられない)と言う別名で呼ばれる、限られた地域でしかとれない貴重な人参があります。田七(でんしち)人参という名は付くこの植物は、私たちがよく知っている朝鮮人参とはまったく違い、その根は黒褐色の紡錘形でゴツゴツして硬いものです。他にも「三七」「田三七」などいくつかの別名があり、その由来は根の収穫までに三年から七年もかかるからとか、葉が三つの葉柄にそれぞれ七つの葉をつけるからだという説があります。

この田七人参、昔は戦争で傷ついた兵士の治療に多用された記録があります。それは出血した際にすみやかに止血することで、現代は打ち身や潰瘍や痔の出血に使われています。また、お血(おけつ:ドロドロした粘性の高い、病気の原因となる悪い血)を改善し、血液の流れをサラサラにする作用を同時に持っています。止血と血液サラサラという一見相反する作用がこの田七人参の最大の特徴なのです。西洋医学の血の流れをよくするお薬だと、量をチョッと間違うと出血しやすくなる心配もありますが、田七人参はその心配なく安心して使えます。血がスムーズに流れることで痛みを止めたり、腫れを引かせたりという働きもあるため、出血の心配をせず血の流れをよくしたいということで、生理痛・子宮筋腫による出血・痔・肝障害などさまざまな方面に利用されることが多くあります。

現代は、日頃から生活習慣病を気にしながらも酒のみで肝臓に負担がかかっている方や体内の脂肪代謝を活発てダイエットしたい方の漢方サプリメントとしての面も大きく取り上げられるようになりました。https://www.futabakanpo.co.jp/posts/やhttps://www.futabakanpo.co.jp/posts/の名で多くの商品が出ていますが、採取が三年から七年ということで、原料の品質、そして効果に大きな差があるので、しっかりとした商品を選ぶ目が重要となります。