149.アスリートや登山者に合う漢方

-暑さが増すこれからの時季、子どもと高齢者がいるわが家では、室内での熱中症が心配です。知り合いから夏場に強い漢方があると聞きましたが、どんな漢方なのですか。(50歳・女性)

 環境省などでは今夏「熱中症予防声かけプロジェクト」をスタートし、熱中症予防のための5つの声掛けとして、①温度に気を配ろう②飲み物を持ち歩こう③休息をとろう④栄養をとろう⑤声をかけ合おう-の励行を呼び掛けています。
 質問にある夏場に強い漢方とは、アスリートや登山をする人、屋外で長時間仕事をする人にもうってつけの「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」のことだと思います。別名”飲む点滴”といわれ、体力や心臓機能を高める作用のある人参(にんじん)、体液を作り、漏れを防ぎ、疲労物質の乳酸を分解して疲労回復させる働きの麦門冬(ばくもんどう)、五味子(ごみし)の3種で構成された漢方薬。スポーツドリンクや麦茶に溶かして気軽に補給できます。
 汗のかき過ぎは、気=エネルギーも消耗し、心臓の機能も弱まります。血液が濃くなり血流が悪化、血の塊ができたりして狭心症や心筋梗塞(こうそく)を招く危険性も高まります。漢方を上手に取り入れて夏を元気に乗り切ってください。